復活!やまがたの四季と暮らし

東北地方を転勤し現在は仙台勤務の週末山形県人。
前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

あけび

2006年09月27日 21時17分28秒 | 四季(秋)



自宅の庭にあるあけび棚のあけびの実が割れてきました。
秋の彼岸とともに熟し始めるあけび、今年もしっかり実りました。

熟すと口をパカッと開いたように割れる、「開け実」がなまって
あけびと呼ぶようになったそうです。
我が家のあけびは、スーパーなどで売ってる鮮やかな薄紫色のあけび
と比べると色が濃くて見た目が悪いですが、皮は十分な厚みがあるよ
うに思います。

食卓に上ると秋の季節を実感できる食べ物の一つがあけびです。
中に入っているゼリー状の半透明の甘い果肉は、子供の頃種を
吐き飛ばしながら食べてました。
やまがたでは、中身より果皮を料理して食べる習慣が古くからあります。
今は全国的になりましたが、県外の方に話して驚かれたことがあります。
肉詰めや味噌油炒め、天ぷらなどが我が家でも食卓に上りますが、この
ほろ苦い味は年齢とともに美味しく感じるようになってきました。

なんとここやまがた県は、あけびの全国生産量のほぼ大半を占めているそうで
ここでも日本一がでてきます。
鮮やかな紫色は秋の季節を感じさせ、皮のほろ苦い味は哀愁のある大人の味の
代表といえますか。


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