復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

北アルプス白馬岳

2007年08月18日 15時39分47秒 | 登山
北アルプス・白馬岳(しろうまだけ)2,932m

久しぶりの北アルプスと3,000m級の山々、そして営業小屋泊まりにライチョウの姿
と堪能して来ました。

白馬村(はくばむら)は長野オリンピックでジャンプ競技会場になった場所。
オリンピックロードと呼ばれる道路が長野市内から延びていて
原田選手が泣いたジャンプ台が村内から眺めることができます。

日程は車で15日夕方6時に自宅出発。
R113で新潟に出て北陸道をひた走り糸魚川ICからR148を1時間ほどで白馬村。
休息入れて合計5時間程の11時頃に白馬村内の八方にある第5駐車場に車を停め車中泊です。
この第5駐車場はトイレがあり、猿倉登山口への臨時バス停がありタクシーも待機していて
おまけにそばにコンビニもあって便利がいい駐車場です。
その上、帰りの下山口(登山口)となる小谷村の栂池高原からのバスも通ります
から言うことなしです。

16日に猿倉から大雪渓を登って白馬山頂小屋泊。
17日は白馬大池経由で栂池自然園に下山、ロープウエイで栂池高原まで下り、バスで
八方まで戻ってきました。
その後、日帰り温泉に入り白馬駅前でお土産買って、その日の夜9時には自宅に
着いて布団でゆっくり寝ました。


登山1日目
朝起きて、八方の駐車場から見上げる白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳の白馬三山。
天気も快晴で期待感が高まります。
この辺でも標高が500m以上あり、車中泊でも暑さは気にならない。
というより夜は涼しい。


1日目のコースは駐車場から2人組のお嬢さん誘ってタクシー相乗りで(料金節約の為)
猿倉まで移動。ここで登山届け提出して登山開始。
猿倉~白馬尻小屋~大雪渓~葱平~小雪渓~村営頂上宿舎~白馬山荘泊。
白馬山頂は2日目のコースにします。



白馬三山は登山口が複数あり、色んなコースや日程を組めます。
3年前に3泊して白馬三山と鑓温泉小屋の露天風呂を楽しみました。


1日目はひたすら登るのみ。
猿倉の標高1,250mからいっきに標高差1,600m登ります。


登山口となる猿倉荘、宿泊もできここで登山届けを提出します。
スタート時間は丁度6時。
受付係りから落石注意を指導されます。


樹林帯の中、林道のような登山道を1時間程で白馬尻に着きます。
ここにも宿泊できる山小屋があり、大雪渓のスタート地点。


白馬尻からみる大雪渓の様子
7月なら目の前まで雪渓が迫ってるんでしょうが、だいぶ融けたようです。
ここまでの樹林帯は風もなく気温も高めで汗をかきましたが、雪渓に出たとたん
涼しい風が上から吹きつけ、登りはきついですが汗も直ぐ乾いて快適です。
 

雪渓に入ると4本爪の軽アイゼンを装着。      麦藁帽子が抜いていきます。


ロケーションがすばらしい。
ただし、落石があちこちに散らばっています。落石注意!
        

正面の岩山が数年前に大崩落。
大量の土石流が発生し大雪渓を埋めたそうです。


振り返って見ました。
落石ごろごろ。ここから雪渓は終り、上部の小雪渓も融けて小さく
雪渓歩きはありません。


天上の花畑です。

      



小雪渓付近にいた山岳パトロール員の青年。
長靴姿がカッコいい!
ここまで黙々と登ってきて、退屈だったので話しかけてみました。
彼、出身地は神奈川県だそうで白馬の山に魅せられて(獲りつかれたとも言う)
白馬村に今年移住したそうです。
当然生活しなければならないので、山岳パトロールのアルバイト1年生といった感じ。
7月のシーズン開始から居たそうですが、お盆休みが終わると登山客が激減するため
2日後には山を下りるそうです。
毎日毎日小屋との往復で足が太くなったと自慢してました。
学生時代は山岳関係とは一切関係なかったそうですから意外でしたがガイドの
資格が取れるまで実力付けたいそうです。(青年には夢がある)
アルプスの麓の町にはこんな感じで獲りつかれて移住した人が結構います。


村営白馬頂上宿舎が見えてきました。
目的の小屋はこの先ですが、ずーと登りでほっとします。


長くなりすぎ
つづきの1日目後半は次回投稿します。


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