冬の蔵王苅田岳に登る

１月は天気が悪すぎました。

２月になってやっと晴れてくれた。

そんな訳なのか、朝から登山者も集中したように大勢詰掛けた感じです。

今年の樹氷は見ごたえあります。

雪も多く荒れまくったためか、巨大で逞しい樹氷が多い。

樹氷が出来るのは世界でも日本だけ。
その中でも蔵王を含めて限られた山域にしかできませんから、山形の自然の造形を
しっかり味わいたいものです。


コースは下の通り。
いつものコースです。
今年は苅田岳までの往復。
道具は山スキーです。






リフトから見る蔵王の主峰「熊野岳」
今日は登りませんが。





リフト周囲も巨大に樹氷が成長（中間部から上で）





リフト降り場からすぐの広場
ライザスキー場の最上部。
夏場はここから登山道入口になっている。





もこもこの樹氷の集団がさっそく目の前に現れます。
今年は上まで登らなくても、直ぐ樹氷が見れる状態になっている。





登り始めから天気は快晴。
期待できる鑑賞日和。





手前に広がる樹氷現の先に熊野岳もよく見えています。





樹氷原が取り囲みます。





よく成長している。






天気がいいと思っていたら、一瞬にガスに包まれ視界は数メートルほど。
仕方ないんで樹氷のアップ。
一時的なガスと思いどんどん登ります。





まさしくエビのシッポ。





口を広げたモンスター状態。





しばらくてガスが晴れてきました。
全体的に大きく逞しい樹氷が多い。
見ごたえあります。












雪もよく締まって歩きやすい。
樹氷に近づきながら登っていく。






緩やかな地形も終わって旧リフト沿いの斜面を登っていきます。
またガスってきましたが直ぐ晴れる。






飲み込まれそうな巨大に成長した樹氷。
これもなかなか迫力あります。






巨大なゾウアザラシといった感じでしょうか。





猛烈な季節風が吹きつける馬の背手前の斜面。
普段は見る事のない自然の造形に圧倒されます。






リフトの支柱もアオモリトドマツに負けないほど樹氷状態。
このくらい成長した姿はここ数年見た事がありません。
ほんとにモンスター状態。





リフト終点付近。
この先はなだらかな馬の背エリア
天気は晴れに安定してきました。






馬の背にでて見る苅田岳山頂方向。
登山者は熊野岳に登る人と半々といった感じでしょうか。
風が多少あるようです。






お釜展望広場
取り囲む柵も樹氷になっている。






よくまー延びたね。






お釜が見えてきた。






お釜の向こうに雁戸山
きれいです。






苅田岳山頂神社の鳥居





裏から見てもしっかりエビのしっぽがびっしり出来ている。
鳥居には見えません。






山頂からのお釜






山頂からの景色です。

西側方向





南蔵王方向





飯豊連峰方向
下界は霧状態、周辺の山は雲が多い天気になっていて視界良好とはならなかった。






苅田神社






ここの山頂付近も荒々しい造形になっている。






これもなんかの標柱だと思いますがモンスター状態です。






樹氷越しにふたたび雁戸山




下山します。
朝日連峰がかすかに確認できます。



長くなりすぎ、つづく。
登りにガスで写真に撮れなかった景色を下山時に撮りながら滑り降りてきました。