復活!やまがたの四季と暮らし

東北を転勤し13年間続いた仙台勤務が終了し現在は毎日が山形県人。前タイトル名「山形弁で青森暮らし」から継続のブログです。

ライザから登る刈田岳への樹氷原

2014年02月12日 07時00分41秒 | 四季(冬)

11日の建国記念日

村山地方の天気予報では、午前中は降水確率10%の晴れマーク。

迷わずいつものライザからのコースを登ってみました(刈田岳まで)

しかし、蔵王の山は青空が現れたのは朝一から山に入った人だけにほんの一瞬だけ。

昼前からはほとんどガスの中でしたな。


ライザの最上部リフトを降りた所の1,450m地点
ここが登り始めのスタート。
ここで高度計を合わせコンパスを確認しときます。
それにしても、スノーシューで登る人が多くなったな。
ほとんどがスノーシューといった感じ。
10年ほど前なら山スキーかカンジキがほとんどでしたから。
たしかにホームセンターでも売ってるくらい普及しましたかね。




道具はロシニョールのフリーベンチャー
強風が吹きつける馬の背から下の雪原は、ガリガリに凍った雪ですから
粉雪を吹き飛ばすような山スキーは出来ません。
スノーシューの様な感覚で登れる事と、帰りが早くスキーの滑りを楽しめる利点がある。




登り始めて100m程、
後ろを振り返ってライザスキー場を見たところ。
わずか離れても、スキー場の様相はなくなってきます。
一昨日まで荒れ模様の天気でしたから樹氷の出来栄えに期待しながら登ります。





最初のエコーラインとの交差部
標識の頭が見えてますが、例年より雪は少なめ。





御田神湿原付近に出ると、とたんに視界が開けてくる。
遠くに刈田駐車場のレルトハウス。
この辺まではまだ雲の切れ間に青空が現れる。




この辺の海老の尻尾はまだはっきりしてない。
周辺のアオモリトドマツも枝葉が見えていて、いつもより樹氷の出来が小さい。
一月下旬は降雪も無く一度落ちたんでしょうか。





上のほうは樹氷原が広がっていますが
細くとんがっている樹氷が多い感じ。





御田神避難小屋に到着
夏場は高山植物が咲き誇るエリア。





荒々しい雪原に成長してきた樹氷と言いたいが、
出来栄えは今一かな。





この辺までは時々青空が流れるように現れるが、全体的に雲が多い。





刈田岳の麓と御田神湿原の間あたりの樹氷原





登るに従い、少しずつ樹氷も大きく荒々しくなってきた。





樹氷原の中に入ってみます。















それなりに迫力有る樹氷です。





これはモンスターというよりはゾンビに見える?





中には全体がエビのしっぽに覆われた樹氷もあった。





馬の背手前に出ました、1,735m付近。
ここに出るとやっぱり風が強い。
風は山形側からで登るぶんには背中に吹き付けているんで支障はないが、
天候は完全にガスの中となってきてます。
ここで小休止。





ガスが濃くなったり見通しが良くなったりの繰り返し。
馬の背を刈田岳方向に向かう途中の雪原が荒々しい。





一瞬ガスが晴れ、正面奥に刈田岳レストハウスが現れる。
この後はガスが取れなかったな。





普段は平坦な登山道がある馬の背は、横に並べた石垣に沿って付着した樹氷が続く。





エビのしっぽ





しっぽのアップ
きれいに出来ている。





強い季節風が吹きつける雪原に自然の造形美がすばらしい。
なんか、周囲もガスで真っ白だし平衡感覚がくずれてめまいがしそうな位の景色が続く。





しっぽもここまで来るとガリガリ。





刈田岳山頂到着
鳥居に付着した樹氷は、今年は小さい。




山頂に1,759mの標識
5m単位の高度計は1,760m。





神社はしっかり埋まっていた。





後は休憩も取らず、サッサと下山します。
御田神湿原手前ですれ違ったカップル。
昼頃でしたがほとんど視界なし。
直ぐ横には樹氷原が広がり、もう少し早いと景色を楽しめるんでしたが。




20m程離れるともう視界が悪くなります。




エコーラインと交差して、山形県との境界地点。
下りはほとんど見通し無かったけど、何とか樹氷と刈田岳への登りを楽しめた。
スキー場まで来るとガスも無く普通にスキーを楽しんでますから、
ちょっと標高が違うとだいぶ天候が違っていた、この日の蔵王でした。


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