Victoria
★ 1837年にイギリスで産出され、ビクトリア女王に献上を記念してこの名が付けられたそうです。
その後、世界各地に伝播し、栽培されている最もポプラ―な品種です。
日本で多く栽培されているのはこのヴィクトリアと思われます。
★ 基本の色合いは茎元が赤、上部が緑色をしています。
最近、茎の上部まで赤色のタイプの品種が産出され、ほたる農園ではドイツから2株を輸入しましたが、
環境適応力が弱いようで2株とも絶えてしまいました。
ほたる農園では改めて、イギリスから種を輸入し育成中ですが、
種からの常として、色々な色合いの個体が出現していますので選抜中です。
★ 種子が多く採れる品種で、種を蒔いて1年後に収穫可能になる。
★ 種から育てると、緑色の茎のもの、緑がかった赤色の茎のものなど色々な色の組み合わせの個体が出現するが、
ジャム加工後の色合いの見ばえを考慮してほたる農園では、緑色の茎のもの、遮光栽培で赤色の茎を得られるもの、
赤一色の茎のものの3種を選抜栽培中です。
★ 収穫期間は5月~8月とされています。
★ 甘さと酸味のバランスが取れていてジュシーな味がし、ジャム、タルト、コンポート、スープ、ソース、
ルバーブワインなどに向いているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/0e/cc66ea957480a7a0088de1ca497c4e7c.png)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/73/fe2e608ee2d278c070b814cac3f2d7dc.png)
Glaskins Perpetual
★ 1920年にイギリス・ブライトンで産出された品種だそうです。
グラスキンズの語源は不明ですが、産出当時のルバーブ収穫可能期間が8月頃までであったのに対し、
グラスキンズの場合秋まで収穫できることから、
パーペテュアル(=永久、永く ) が付けられたのが命名の由来だそうです。
パーペチュアルと名がついていますが少なくとも晩秋にはスイリの茎が多くなりますので、
8月までの収穫が無難です。(昨年の経験から・・)
★ 非常に急速に成長する品種で、
2~3月に種まきすると、秋には大株に成長し、収穫可能になります。
当ブログの2015年1月28日「ルバーブの成長は物凄く早い」の記事をご参照ください。
正に驚異的です!
★ 種を蒔いて育成すると、茎が赤色または部分的に赤色と緑色の混色、
遮光(軟化)すると赤一色の茎にならものならないもの、綺麗な緑一色の茎になるものなど、
様々な色合いのものが出現するのがグラスキンの特徴です。
ほたる農園では、緑一色になる個体、遮光すると赤茎になる個体を残して他は、
抜き取る選抜作業を実施中です。
★ 味はジューシーで甘酸っぱく、
ジャム、タルト、パイ、クランブル、ベーキング、ワインなどに向いているそうです。
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