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大学にいる親友が腹を決めた。
彼の紹介をしておくと同じ昭和53年生まれの26歳、同じ様に2年浪人して大学に入り ある縁で知り合った。彼とは様々な点で意見が異なる。たまに殴ったろかと思うこともあるが、妙な友情がバランスを保っている。
そんな彼は医学部への編入を考えていた。26は働かなければならない年齢。夢よりも現実を見なければならないと思う。たいていの人は彼の夢に対して冷やかしを入れるらしい。私も正直(いい加減、就活しろ)って思うが、応援することにした。考えてみれば、私は彼の人生に口出しできる立場でないし、彼を私の枠に当てはめるのも変だ。第一、やるってことを黙って応援するのが友情ってもんだろう。
医学部への編入試験は全敗のようだった。私の知る限り4~5つの大学を受験していた。倍率は50倍強の難関、大学によって傾向が違う。実験をしながらの勉強はやはり難しかったのだろう。 彼は博士課程後期(ドクター)という道を意識しだした。私とは対照的に彼は研究が大好きな奴で、論文もきっちり書いていて理想的な院生といえる。進路として間違いないと思う。ドクターに進んでも受験勉強はするとは言っていたが、昨日、話をするとドクターを取れば海外に行くとか教員になるとか医者とはかけ離れた話題ばかりだった。心のどこかで夢に見切りをつけているように感じた。彼の進路選択は現実味を帯び、私の理想通りとなった。理想通りになったのだけど、彼が夢でなく現実を見始めたのが何か悲しい。
だが彼はドクターへ進んでからも野望があるという。大学の教授になることか?ネイチャー、サイエンスに論文を載せることか?はたまたどこかの研究所に勤めたり、ノーベル賞??夢はなくならない。夢が1つ消えても、また次の夢を持てばよい。友人の一言がこんな単純なことを思い出させてくれた。こうして私は心に決めたことがある。それは「再び新しい夢を持った親友を私はまた応援していこう」ということだ。
彼の紹介をしておくと同じ昭和53年生まれの26歳、同じ様に2年浪人して大学に入り ある縁で知り合った。彼とは様々な点で意見が異なる。たまに殴ったろかと思うこともあるが、妙な友情がバランスを保っている。
そんな彼は医学部への編入を考えていた。26は働かなければならない年齢。夢よりも現実を見なければならないと思う。たいていの人は彼の夢に対して冷やかしを入れるらしい。私も正直(いい加減、就活しろ)って思うが、応援することにした。考えてみれば、私は彼の人生に口出しできる立場でないし、彼を私の枠に当てはめるのも変だ。第一、やるってことを黙って応援するのが友情ってもんだろう。
医学部への編入試験は全敗のようだった。私の知る限り4~5つの大学を受験していた。倍率は50倍強の難関、大学によって傾向が違う。実験をしながらの勉強はやはり難しかったのだろう。 彼は博士課程後期(ドクター)という道を意識しだした。私とは対照的に彼は研究が大好きな奴で、論文もきっちり書いていて理想的な院生といえる。進路として間違いないと思う。ドクターに進んでも受験勉強はするとは言っていたが、昨日、話をするとドクターを取れば海外に行くとか教員になるとか医者とはかけ離れた話題ばかりだった。心のどこかで夢に見切りをつけているように感じた。彼の進路選択は現実味を帯び、私の理想通りとなった。理想通りになったのだけど、彼が夢でなく現実を見始めたのが何か悲しい。
だが彼はドクターへ進んでからも野望があるという。大学の教授になることか?ネイチャー、サイエンスに論文を載せることか?はたまたどこかの研究所に勤めたり、ノーベル賞??夢はなくならない。夢が1つ消えても、また次の夢を持てばよい。友人の一言がこんな単純なことを思い出させてくれた。こうして私は心に決めたことがある。それは「再び新しい夢を持った親友を私はまた応援していこう」ということだ。
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