ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

彦根城

2013年03月06日 22時29分55秒 | 訪問地周辺散策

今週は大津と福井への出張でした。早めに家を出て、途中彦根城に寄ってみました。彦根城は国宝4城(他は姫路城、松本城、犬山城)のひとつで、これで4城をすべて見ることになるからです。JR彦根駅から向かいました。キャッスルロード?から見た城です。
天秤櫓(重要文化財)ふたつの櫓が天秤でつながっているようにみえることからいわれています。
天守(国宝)の正面
彦根城は、江戸時代、現在の滋賀県彦根市金亀町にある彦根山に、鎮西を担う井伊氏の拠点として置かれた平山城です。山は「金亀山」との異名を持つため、城は金亀城(こんきじょう)ともいわれています。多くの大老を輩出した譜代大名である井伊氏14代の居城でもありました。
明治時代初期の廃城令に伴う破却を免れ国宝の天守、安土桃山時代から江戸時代の櫓・門など5棟が現存し、国の重要文化財に指定されています。中でも城に行く橋を渡る手前にある馬屋は重要文化財指定物件として全国的に稀少だそうです。一説では、大隈重信の上奏により1878年(明治11年)に建物が保存されることとなったと言われています。
天守は国宝指定された四城の一つです。姫路城とともに遺構をよく遺している城郭で、1992年(平成4年)に日本の世界遺産暫定リストに掲載されましたが、20年以上世界遺産登録は見送られおり、城内には世界遺産登録をのポスターが貼ってありました。
斜めから見ると
奥に歩いていくと重要文化財の西の丸三重櫓があります。
ここから琵琶湖を見ると
ちょうど12時になり時報鐘が打ち鳴らされていました。この鐘は、12代藩主井伊直亮の弘化元年(1844年)に鋳造したもので、当初鐘の丸にあった鐘の音が城下の北の隅にとどかなかったので現在地に移したもので、現在は午前6時、9時、正午、3時、6時と1日5回ついています。日本の音風景百選」に選ばれているそうです。

大津では、旧東海道を歩いて訪問地に向かいました。途中、車の上でネコが暖かそうに寝そべっていました。
これは何でしょうか。JR大津駅にあったモニュメントです。大津駅は北緯35度になるそうで、赤い線で示してあります。

コメント
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