菖蒲まつりに出かけた帰りがけに、念願だった牛田薬師の西光院を散策してきました。山門です。
牛田薬師は江戸名所図会に載っています。牛田薬師堂 関屋里
『夫木抄』 庵崎のすみだ河原に日はくれぬ関屋の里に宿やからまし 光俊
本堂
牛田薬師の石碑がありました。
★ランドマーク西光院:源頼朝の在世より起立し、本道に安置する薬師如来は、千葉家代々の守り本尊です。『遊歴雑記』には、「・・・是より西の方堤通り千住掃部宿土物店へ12町、又東南の方綾瀬をわたり南堤通り隅田村木母寺へ13町ありとぞ、此の双方の堤の眺望風色いはん方なく、なかんづく遥かに何面すれば綾瀬川のうねりて、右に関屋の里を見わたす勝景天然にして更に論なし、・・・」と記されています。
明暦3年(1657年)の振袖火事と呼ばれた大火の折、小伝馬町の牢屋奉行を務めており、120〜130人の囚人を一次放免し、焼死を免れさせたことや『源氏物語』の注釈書70巻を著したことなどが刻まれた、石出常軒の碑があります。その他青面金剛庚申塔 、西光院手水鉢が見所です。
石出常軒の碑はこれでしょうか。
青面金剛庚申塔 、西光院手水鉢は山門を入った右手にあります。
庚申塔・柱状型 「庚申青面金剛」三猿(文花8年)ということだそうです。
西光院手水鉢は庚申塔の手洗鉢 「奉庚待供養石鉢造立者」三猿(天和3年)ということだそうです。
こちらは稲荷神社
水子地蔵尊がありました。
荒綾八十八ヶ所霊場82番札所の碑のようです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます