東京タワーの下の事業所を訪れたので、途中江戸名所図会に掲載されている青松寺を散策してみました.
古地図です。メトロの神谷町駅で降りて向かいました。山門です。山門に飾られています。本堂です。
江戸名所図会より
万年山上青松を荷ふ/盤結高く分けて坐して竜に似たり/知りんぬこれ珠を抱きて眠りさらに穏やかなるを/ 彩雲飛び送る下堂の鐘 南郭
★ランドマーク青松寺:宗派 曹洞宗 宗祖道元禅師 本山 永平寺(福井県) 総持寺(神奈川県)
山号 萬年山(ばんねんざん)寺号 青松寺(せいしょうじ) ご本尊 釈迦牟尼如来(しゃかむににょらい)
青松寺は、太田道灌公の命により、雲岡が文明8年(1476)麹町貝塚(今の国立劇場・最高裁判所の辺り)に開創したといいます。当時は「江戸貝塚青松寺」と呼ばれていたようです。その後、慶長五年(1600年)、徳川家康公が江戸城の外堀をつくる際に、愛宕山南に続く丘陵「含海山」と呼ばれる現在の地へと移っています。
江戸時代には、曹洞宗江戸三ヶ寺(青松寺、泉岳寺、総泉寺)の一つとして触頭を勤めていたとのことです。大正十二年(1923年)の関東大震災では堂塔は烏有に帰してしましました。歴代住職と檀信徒の青松寺復興に寄せる思いはあつく、今日の時節到来を迎えて再開発を行い、往時の伽藍を再建し、願いが叶えられたとのことです。(青松寺HP等より)
中雀門
観音聖堂
禅堂
鐘楼堂
建物は関東大震災ですべて失われたそうなので、この燈籠は昔からのもののようです。地蔵尊も古そうですが
お寺とビルが一緒になって、もともとの地盤はもうないようですが、こんなものもありました。
裏口から入ったのでビルに面しているところに庭や稲荷が祀ってあります。
禅堂の横には
山の上には法輪大観音があるようです。
山の登り口には
消災地蔵尊
墓の中には入りませんでしたが、奴地蔵(槍持勘助墓)(港区登録文化財)があるようです。山門の右下に観音像がありました。
東京タワーに行く坂道の道端にアジサイが咲いていました。
ガクアジサイ
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