11月25日 トルコのラズ人コミュニティが、その文化と言語を守るために、イスタンブルでラズ研究所を設立しました。
研究所は政治家で学者のメフメット・ベカルオール教授の指導の下に、11月23日、イスタンブールのカドキョイにオープンしました。
研究所は政治家で学者のメフメット・ベカルオール教授の指導の下に、11月23日、イスタンブールのカドキョイにオープンしました。
Hurriyet
2010年、ユネスコの「危機にある世界の言語地図」で、ラズ語は一言語と宣言されました。
「私はラズ人協会の設立者で会長になっていますが、実の設立者は2005年に肺ガンで35歳でなくなった歌手のカズル・コユンジュです」とベカルオール教授は言いました。「トルコ最初のラズのロック・バンド“ズーアシュ・ベレペ”のリーダーだったコユンジュが“最初の一歩”を踏み出したのです」
彼らの目標はナショナリズムではなく、言語と文化を守りたいだけだと、ベカルオール教授は力説しました。
「世間ではラズの文化について知識が乏しく、ラズ人といえば、“ひどいアクセントのトルコ語を話す”黒海地方の住民と思われています」
いま、トルコでは母語教育が論議されているのに、政府はラズ語の教師はいないと、あっさり言ったそうです。
「トルコは多くの民族言語を持った、豊かな文化の国です」とベカルオール教授。
研究所の今後の活動について、「ラズ語の教科書をつくること。ラズ語の教師養成のために大学と折衝すること。ラズ人大会も組織したい。ラテン・アルファベットだけでは足りません。2つのアルファベットが必要です。私たちはラズ・テレビ局設立のために、政府とも折衝したいと思っています」と教授は言いました。
・・・ラズ人は黒海地方に多く住む民族ですが、もちろんイスタンブールにも大勢います。昔、コーカサス南部から来た人々といわれますが、これまで自らのアイデンティティを主張することがあまりありませんでした。
「私はラズ人協会の設立者で会長になっていますが、実の設立者は2005年に肺ガンで35歳でなくなった歌手のカズル・コユンジュです」とベカルオール教授は言いました。「トルコ最初のラズのロック・バンド“ズーアシュ・ベレペ”のリーダーだったコユンジュが“最初の一歩”を踏み出したのです」
彼らの目標はナショナリズムではなく、言語と文化を守りたいだけだと、ベカルオール教授は力説しました。
「世間ではラズの文化について知識が乏しく、ラズ人といえば、“ひどいアクセントのトルコ語を話す”黒海地方の住民と思われています」
いま、トルコでは母語教育が論議されているのに、政府はラズ語の教師はいないと、あっさり言ったそうです。
「トルコは多くの民族言語を持った、豊かな文化の国です」とベカルオール教授。
研究所の今後の活動について、「ラズ語の教科書をつくること。ラズ語の教師養成のために大学と折衝すること。ラズ人大会も組織したい。ラテン・アルファベットだけでは足りません。2つのアルファベットが必要です。私たちはラズ・テレビ局設立のために、政府とも折衝したいと思っています」と教授は言いました。
・・・ラズ人は黒海地方に多く住む民族ですが、もちろんイスタンブールにも大勢います。昔、コーカサス南部から来た人々といわれますが、これまで自らのアイデンティティを主張することがあまりありませんでした。
イラン核問題解決への合意にトルコも歓迎の意を表明
米英独仏中ロ6か国とイランの間で行なわれていた、イランの核問題解決への協議が合意に達したことを、トルコも歓迎し、このプロセスを支持すると、ギュル大統領がツイッターで言いました。
Hurriyet
左からイギリスのウイリアム・ヘイグ外相、ドイツのギド・ウエスターウエレ外相、EUのキャサリン・アシュトン外務政策上級代表、イランのモハムマド・ジャヴァド・ザリフ外相、中国の王毅外相、アメリカのジョン・ケリー国務長官、ロシアのセルゲイ・ラヴロフ外相、フランスのローラン・ファビウス外相が声明に出席
「私はイランの核開発に関する今日の合意を歓迎します。私は外交による解決を提唱してきました。この問題を解決に導くために、トルコは多くの外交的努力をしてきました。
これは大きな前進です。まもなく最終的解決がなされると思います。建設的な解決の第一歩に祝辞を贈ります」
ダウトオール外相もこの合意を歓迎し、祝辞を述べ、2010年、トルコとブラジルの仲介で行なわれたテヘラン宣言以来の、最初の具体的発展だと語りました。
ダウトオール外相は明日、テヘランに飛び、11月26,27日に行なわれる「経済協力機構」に出席します。外相はまた、会合とはべつに、イランのザリフ外相にも会うでしょう。
これは大きな前進です。まもなく最終的解決がなされると思います。建設的な解決の第一歩に祝辞を贈ります」
ダウトオール外相もこの合意を歓迎し、祝辞を述べ、2010年、トルコとブラジルの仲介で行なわれたテヘラン宣言以来の、最初の具体的発展だと語りました。
ダウトオール外相は明日、テヘランに飛び、11月26,27日に行なわれる「経済協力機構」に出席します。外相はまた、会合とはべつに、イランのザリフ外相にも会うでしょう。
「ときどきダイアリー」ヘ