11月11日 トルコの文化観光省は、アンタリヤから持ち去られた20トンの石棺の返還を求めて、スイスのある美術画廊に対して訴訟を起こしていましたが、近く法的決着がつきそうだと当局は希望を持っています。
Hurriyet
石棺は2001年、アンタリヤ県の古代都市ペルゲから盗まれ密輸されたと思われますが、スイス税関あたりからの匿名の内報によって、ジュネーヴの「フェニクス美術画廊」にあることがわかりました。
石棺の表面には、古代ギリシアの戦いの神ヘラクレスの像が描かれています。
スイス当局は、トルコ当局から派遣された弁護士とともに、このケースを検察に委任しました。
石棺の表面には、古代ギリシアの戦いの神ヘラクレスの像が描かれています。
スイス当局は、トルコ当局から派遣された弁護士とともに、このケースを検察に委任しました。
盗みの容疑者は刑務所にいた
ペルゲで発掘を行なっているインジ・デレマン教授とハルク・アブバスオール教授は、アンタリヤのオスマン・シャナル検事とともに調査に立ち会ったと発表しました。
盗みと密輸の容疑者A.C.は、べつの密輸事件の容疑でエルマル刑務所にいました。スイスの検事は調査後、A.C.にも会い、彼は石棺を密輸したことを認めたそうです。
その結果、石棺をアンタリヤに返還する国際上の法手続きが始まりました。
このケースはアンタリヤの検察とトルコの文化観光省も、しっかりとフォローしています。トルコ当局によると、「フェニクス美術画廊」に対する法的処置は年内に終わり、つぎは石棺の実際の返還になるだろうということです。
盗みと密輸の容疑者A.C.は、べつの密輸事件の容疑でエルマル刑務所にいました。スイスの検事は調査後、A.C.にも会い、彼は石棺を密輸したことを認めたそうです。
その結果、石棺をアンタリヤに返還する国際上の法手続きが始まりました。
このケースはアンタリヤの検察とトルコの文化観光省も、しっかりとフォローしています。トルコ当局によると、「フェニクス美術画廊」に対する法的処置は年内に終わり、つぎは石棺の実際の返還になるだろうということです。
マニサで学生のアパートが騒音による罰金を科せられた
ラディカル紙によると、エーゲ海地方マニサ県で、11月9日夜、学生のアパートが警察の手入れを受け、学生たちは騒音をたてたとして罰金を科され、生活状況について尋ねられました。
3人の女子学生はアパートをシェアして住み、男子学生2人はゲストとして来ていたそうですが、深夜近く警察の手入れを受けました。
3人の女子学生はアパートをシェアして住み、男子学生2人はゲストとして来ていたそうですが、深夜近く警察の手入れを受けました。
Hurriyet
学生たちは、男女が同居しているのか、男子はゲストなのかという質問を受けました。
警察は学生たちが騒音をたて、苦情があったと言い、軽犯罪として5人の学生それぞれに88リラの罰金を科しました。
学生たちは騒音はたてていなかったと主張し、入口の警官を見て心配していたと言いました。
ゲスト学生の1人、ラシム・エキメキチオール君は、「入口に6人の警官がいて、ぼくらにIDカードの提示を求めました。警官たちは、この家にだれが住んでいるのか、男女がいっしょに住んでいるのか質問しました・・・ぼくらは騒音をたてていなかった。騒音をたてていたとしても、なぜ男女が同居しているかどうか尋ねるのですか」と言っています。
しかし、マニサ警察署はHurriyet 紙の取材に対し、「罰金は騒音に対してで、男女同居に対してではありません。周囲から苦情があったのです。警察はだれがだれと住んでいようが関心はありません。警察は理由なく罰金は科しません」と応えたそうですが、このマニサ署のオマワリさん、なぜか匿名を希望したそうです。
・・・近所のおせっかいが、「あのアパートには女の子たちが住んでいて、男の子たちがしじゅう出入りしている」とか、たれこんだのでしょうね。なんだかイヤな世の中になっちゃいそう・・・。
警察は学生たちが騒音をたて、苦情があったと言い、軽犯罪として5人の学生それぞれに88リラの罰金を科しました。
学生たちは騒音はたてていなかったと主張し、入口の警官を見て心配していたと言いました。
ゲスト学生の1人、ラシム・エキメキチオール君は、「入口に6人の警官がいて、ぼくらにIDカードの提示を求めました。警官たちは、この家にだれが住んでいるのか、男女がいっしょに住んでいるのか質問しました・・・ぼくらは騒音をたてていなかった。騒音をたてていたとしても、なぜ男女が同居しているかどうか尋ねるのですか」と言っています。
しかし、マニサ警察署はHurriyet 紙の取材に対し、「罰金は騒音に対してで、男女同居に対してではありません。周囲から苦情があったのです。警察はだれがだれと住んでいようが関心はありません。警察は理由なく罰金は科しません」と応えたそうですが、このマニサ署のオマワリさん、なぜか匿名を希望したそうです。
・・・近所のおせっかいが、「あのアパートには女の子たちが住んでいて、男の子たちがしじゅう出入りしている」とか、たれこんだのでしょうね。なんだかイヤな世の中になっちゃいそう・・・。
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