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観光シーズンが終わって20万人が失職する

2013年11月11日 | 観光
11月12日 観光シーズンが終ると、地中海地方のアンタリヤ県では、観光用の施設、ホテルやレストラン、カフェの70%が閉店しますが、その結果、約20万人の人々が失職すると、「トルコ・ホテル業者連合(TUROFED)」のオスマン・アユク会長が言いました。

 Hurriyet
外国から来る大型観光船の数もふえました


「大きな観光ホテルなどに30万人が雇われていますが、その70%が今月末には閉めます。ということは、20万人が職を失い、次シーズンまで待つということです」と彼は言いました。
ツーリストの数は減るどころか、前年にくらべて今年は8%も増えていると、アユク会長は言っています。

トルコの観光収入は、今年の第3・4半期で115億ドルに達し、昨年同期より4.7%増加していると、トルコ統計局(TUIK)は11月1日に発表しました。
「世界観光機構」の2013年の世界観光レポートによると、トルコは、2013年の1月~8月で、前年同期に比して22%増加し、観光収入の増加では3位にランクされたそうです。


「イスタンブールには社会民主主義者の知事がふさわしい」CHP

「世界で最も美しい大都市のひとつイスタンブールは社会民主主義者の知事が治め、“グローバルな都市”になる価値がある」と野党・共和人民党(CHP)党首が発言しました。

 Hurriyet
CHPに復党したサルギュル・シシリ区長


「イスタンブールはこの20年間、名声とアイデンティティを失っていました。われわれはイスタンブールをふたたび立ち上がらせなければなりません。社会民主主義の市政がイスタンブールの外見を変え、美しいグローバルな都市にすると、われわれは信じています」と、共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール党首は、9日、Hurriyet 紙のインタビューに応えて語りました。

サルギュル区長の復党
ムスタファ・サルギュル・シシリ区長がCHPに復帰してまもなく、クルチュダルオール党首は上記の発言をしました。
サルギュル区長は2014年3月の地方選挙で、CHPのイスタンブール市長候補になると思われます。

しかし、クルチュダルオール党首は、そのまえに党内の調整を行なう必要があるでしょう。
サルギュル区長が復党したその日、CHPの有力者であるギュルセル・テキン副党首が、イスタンブール市長に立候補する意志があると発表したのです。
クルチュダルオール党首はテキン副党首の動きを尊重しないわけにはいきません。

「これは内紛ではありません」とクルチュダルオール党首は言いました。「われわれが目標としていることは、ただひとつ“わが国はよりよい、近代的な政府を必要としている”ということです」

・・・サルギュル氏を復党するよう口説いたのはクルチュダルオール党首自身ですから(11月3日の頁参照)、テキン副党首の立候補の意志発表は、はっきり言って困ったことです。副党首におりてもらうしかないですね、どうしましょう。


メルシンのオレンジ祭

トルコ南部のメルシンで第4回オレンジ祭の準備中ですって。すごいですね、このオレンジ列車。

 Hurriyet

世界30か国のアマチュア・アーティストが、オレンジでいろんなものをデザインするるんですって。こういうことやっていれば、世界は平和だと思います。


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コメント
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