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女性議員のスカーフ問題からスラックス問題も解決へ

2013年11月05日 | 国内
11月6日 「国会憲法委員会」はまもなく会合を開き、女性議員のスラックス禁止令に関する論議に終止符を打つでしょう。現在、国会関連の内部規制には「女性はスカート着用」とのみ記述されています。

 Hurriyet
現在の議会規制は、CHPのシャファク・パヴェルさんのような女性議員のスラックス着用も禁じています。


憲法委員会はこの記述を「女性はスカートまたはジャケットとスラックス着用」に修正する計画です。今週か来週には、この問題に関する討論が始まるでしょう。

10月31日、公正発展党(AKP)の議員がスカーフを着用して国会の総会に出席した後、長い間、女性議員の不満のタネだったスラックス禁止令がふたたび議論の的になってきました。

ジェミル・チェリキ国会議長は、スラックス問題もスカーフ問題同様、全員一致で決議されるだろうと言っています。
しかし、義足であるにもかかわらず、内部規制によってスラックスでの登院を許されなかった、最大野党・共和人民党(CHP)のシャファク・パヴェル議員は、内部規制が書きかえられるまでは、スカートで登院すると主張しています。

チェリキ議長は、憲法調停委員会で突破口がなく、多くの問題に関して内規の修正に合意が得られなかったことを遺憾に思うと述べました。
「われわれはまだ憲法上では合意に達していません。合意にはしばらくかかるでしょう。少なくとも、われわれは有効で生産的な内規を起草するチャンスをつくらなければならない」と議長は言っています。

・・・女性議員のパンツルックを禁じるなんて、時代錯誤も甚だしいですね。


「味の素」がトルコの大手食品会社「キュクレ」の株50%取得

このニュースはNHKでも大きく取り上げていましたね。

11月5日、日本の食品会社「味の素」が約3000万ドルで、トルコの食品会社キュクレ(Kukre)」の株50%を取得することで合意したと、味の素が発表しました。

味の素はトルコにビジネスを拡大し、将来は中東や中央アジアにも拡大できる取引に期待していると言っています。


味の素はキュクレの子会社化によって、トルコでの売り上げを2018年には12年の約2.5倍の50億円(5090万ドル)にアップさせることを目標にしているそうです。

味の素は2011年に、レストランで使用する調味料ビジネスを始めましたが、国内の調味料需要の将来の売れ行きを期待し、調味料やピクルス、その他のメーカー「キュクレ」を子会社にしました。

キュクレによると、味の素は現在の製品の売れ行きを上げ、同社の生産技術を使って、オリジナル製品の新分野を拡大するということです。


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