1月22日 ロシアが、トルコの町ヌサイビンと国境を隔てて対峙するシリアの町カミシリの国際空港に、兵士と技術者を送ったと、シリア人権監視団(SOHR)が報じました。
Hurriyet
SOHRは、ロシアの戦闘ジェット機と貨物機の着陸を容易にするために、ロシア兵と技術者がカミシリ国際空港に配備されたと言っています。同空港によって、ロシアの防備は強化されるだろうと、SOHRは報じました。
また、地方調整委員会(LCC)は、さまざまな階級のロシア兵100人が、1月18日、シリア軍機でカミシリ空港に到着したと報じました。LCCの発表によると、ロシア兵は、カミシリの南の154連隊基地に配備されたそうです。アナドルニュースは、ロシア兵は、シリア体制派の支配下にあるカミシリ地域に配置されたと報じました。
トルコの情報源は、Hurriyet 紙の取材に応えて、ロシア軍がカミシリに到着したことを確認し、トルコのレーダーがロシア兵を乗せた飛行機を探知したと言いました。
また、地方調整委員会(LCC)は、さまざまな階級のロシア兵100人が、1月18日、シリア軍機でカミシリ空港に到着したと報じました。LCCの発表によると、ロシア兵は、カミシリの南の154連隊基地に配備されたそうです。アナドルニュースは、ロシア兵は、シリア体制派の支配下にあるカミシリ地域に配置されたと報じました。
トルコの情報源は、Hurriyet 紙の取材に応えて、ロシア軍がカミシリに到着したことを確認し、トルコのレーダーがロシア兵を乗せた飛行機を探知したと言いました。
2015年12月以来、トルコ軍はPKK戦闘員610人を殺害した
トルコ軍の新たな発表によると、トルコ南東部の作戦が始まってから、非合法組織クルド労働者党(PKK)の戦闘員610人が殺害されたということです。
Hurriyet
1月21日の参謀本部の発表によると、治安部隊は1月20日、南東部シュルナク県ジズレ地区で、12人のPKK戦闘員を殺害しました。同県では364人の戦闘員が殺されています。
1月20日の作戦中、設置された9個の爆発物の信管が外され、また、5丁の短銃と弾薬が押収されました。軍によると、シュルナクのシロッピ地区では、4人の戦闘員が殺され、この町でのPKKの死者総数は140人になりました。同じ1月20日、ディヤルバクル県のスル地区では、治安部隊が3人のPKK戦闘員を殺害し、この地区での非合法組織の総死者は106人になりました。
1月20日の作戦中、設置された9個の爆発物の信管が外され、また、5丁の短銃と弾薬が押収されました。軍によると、シュルナクのシロッピ地区では、4人の戦闘員が殺され、この町でのPKKの死者総数は140人になりました。同じ1月20日、ディヤルバクル県のスル地区では、治安部隊が3人のPKK戦闘員を殺害し、この地区での非合法組織の総死者は106人になりました。
キプロスの両首脳がダヴォスで、年内の平和トークは可能と語った
分断された島キプロスの2人のリーダーが、1月21日、ダヴォスで、ビジネス・リーダーたちへの共同スピーチ中、何十年もつづいている紛争を年内に終わらせ、国際社会に平和への努力を支持するよう要請するための話合いは可能だと言いました。
Hurriyet
スイスのダヴォスで行われた世界経済フォーラムの第40回例会のパネル・セッションで握手するギリシア・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領(左)とトルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領(右)。
「2016年は、われわれが受け入れがたい現状を終わらせる年になるだろうと、私は信じている」と、ギリシア・キプロスのニコス・アナスタシアデス大統領は、世界経済フォーラムの聴衆の前で言いました。トルコ・キプロスのムスタファ・アクンジュ大統領は、「われわれは問題を終わらせるために困難な作業をつづけ、新しい経済チャンスのための道をつくるだろう」と言いました。
アクンジュ大統領がダヴォスに招かれたことは、トルコ・キプロスにとって特別の意味があります。トルコ・キプロスの大統領が、世界中の首脳たち、トップ・ビジネスマンたち、政治家たちが出席する国際サミットに招待され、スピーチするのは、これが初めてだからです。2人の首脳はこの日、国連の潘基文事務総長にも会うはずです。
キプロス島は1974年以来、分断されています。ギリシア系の右翼がキプロスをギリシアに併合しようとしてクーデターを起こし、これに反発したトルコが、島の北部3分の1を占領したときからです。長く棚上げされていた、国連調停の平和トークは、分断以来40年たった昨年5月に始まりました。2015年4月、アクンジュ氏がトルコ・キプロスの大統領に選ばれたときから、キプロスはふたたび再統合へ動き始めました。
アクンジュ大統領がダヴォスに招かれたことは、トルコ・キプロスにとって特別の意味があります。トルコ・キプロスの大統領が、世界中の首脳たち、トップ・ビジネスマンたち、政治家たちが出席する国際サミットに招待され、スピーチするのは、これが初めてだからです。2人の首脳はこの日、国連の潘基文事務総長にも会うはずです。
キプロス島は1974年以来、分断されています。ギリシア系の右翼がキプロスをギリシアに併合しようとしてクーデターを起こし、これに反発したトルコが、島の北部3分の1を占領したときからです。長く棚上げされていた、国連調停の平和トークは、分断以来40年たった昨年5月に始まりました。2015年4月、アクンジュ氏がトルコ・キプロスの大統領に選ばれたときから、キプロスはふたたび再統合へ動き始めました。
「ときどきダイアリー」ヘ