カテゴリー〔バイク〕
291号を戻る道の途中、2004年の中越地震の被災地である木籠(こごも)集落に立ち寄る。久しぶりだ。ここは集落内を流れる芋川が地震による土砂崩れでせき止められ、谷間の集落ができた水たまりに沈められた地である。地震そのものでは無くて、付随する出来事で村が被災したのである。その際水につかって放置された家屋の一部は震災の記憶を残すべく保存されている。
心地よい天候のもと、小さな売店で山古志牛を煮込んだ汁を楽しむ。気さくなおばちゃんはわずかに訪ねてくる客相手に一日ここにいるのだろう。傍らで子がとってくるんだと言いつつ、ゼンマイの天日干し作業をしていた。まことにのどかである。
ここは山間の小さな集落である。春到来は山の麓よりぐっと遅く、5月4日でもカタクリなどが咲いていた。春は良い。毎年それが来るたび破壊された村を陽気で包み込み、つらい思い出はこの山野草がかき消してくれるようである。
Photo-01 小さな売店です。
Photo-02 被災の記憶をとどめる石碑もあります。
Photo-03 キクザキイチゲが見頃でした。
Photo-04 オオバキスミレです。
Photo-05 カタクリまで咲いていました。
Photo-06 被災した家屋です。他にも残されています。
Photo-07 虫亀を通って長岡へと戻ります。
Photo-08 遠くに雪をまだまとう山が見えていました。
Photo-09 山の名は分かりません。もしかしたら巻機山です。
Photo-10 初夏の山古志から遠く冬景色の残る山を望みます。
【250TRの燃費】
昨年4月からTRの燃費計算を続けている。ほぼ一年間の記録として平均値をとると32.162である。リッター約30キロ。まあまあの値である。一方、ついでにプレスカブ50はどうかというと65.4739。リッター約65キロという値。やはりカブはビジネスバイクとして伊達では無かった。いずれにせよどちらも燃費の方はそれなりに満足のいくものであるが、やはりタンク容量がほしい。250TRは10リッター、プレスカブは5リッターくらいはほしい。目安として満タン300キロと言うことだ。最後に参考までに、愛車のウイングロードは11.452キロであった。通勤路メインの1800CC車だからしかない値だ。
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写真撮影:2021年05月04日
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新・地理の部屋と佐渡島
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地理の部屋と佐渡島(旧版の方です)
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幼くは無いでしょう。おばあちゃんが子がと
言いますから当方に近いと思っていました。
ある程度年をとりましても、地域のことは最
後は人ですよね。
これは間違いないです。
そうなのです。5月でも普通に見ます。
長岡市郊外でも近いものありますよ。
後日見ていただけます。
子供は地域の宝ですね~。
優秀な相棒との旅は面白いでしょうね。
1回まで埋まってしまった家屋、被害を忘れてはいけませんね。
ましたが、すっきりは晴れてくれず、
どんよりとした曇り空の長岡です。
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■mcnjさんへ。
はい。ここは震災後、痛ましい現場の
一つとして全国ニュースにも出た場所
です。ご覧の通り谷間の集落が泥に埋
まりました。
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■山小屋さんへ。
そうなのです。二次災害でした。
今でも芋川は土砂でせき止められた状
態ですが、そこを切通すように水の流
れる場所が作られています。
なお、橋は地域の復旧作業で作られま
した。
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■hirugaoさんへ。
そうですね。カブよりはTRの方が良
いです。
さて、震災後これらの家屋は残すか残
さざるかでしばらく話し合われたよう
ですが、結局数軒は残しています。
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■koyukoさんへ。
そうなのです。震災の名残は痛ましい
ですが、そんなこの地にも春が来て山
野草が咲いてくれます。
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■サイモンさんへ。
そうですね。そろそろ終わりに近いで
すが、これからもまだ山野草は続きま
すよ。といいますか、追いかけますよ。
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■安人さんへ。
直下型地震は予測できるものでも無く、
突然山間の集落を襲いました。
今では名残はわずかですが、当時は豊
かな緑の自然が痛ましい風景になって
いました。
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集落に立ち寄る」
大きな震災だったようですね 何故か記憶に
薄い私・・2001年の定年の私・・
恥ずかしいです
いい加減な人生を送って来たんだな~と
恥ずかしいです
帰りの風景シッカリと目に叩き込んでおきます
そして 売店の風景も・・
山村のお店。現在のライフスタイルから考えると、
実体では残り得ない状況だと。
ネットなどのサイバー店舗に移行していることを願っています。
天災地変等サプライチェーンの毀損が進む度に
この現象は顕著になっています。
昨今のコロナ禍も見方によってはその一つと見なせます。
そろそろ店じまい近いスプリングエフェメル、楽しませて戴きました。
来年の今頃はどうなっていることやら。
何とも長閑なほっこりする風景です。
燃費がいい方が助かりますものね
震災からもうかなり立っているけれどそのままの家があるのですね
早い梅雨入りに戸惑っています
屋根がしっかりしていてまだ
住むことができそうです。
右側の橋はあとからできたのでしょうか?
震災に負けずに立ち直っているのですね。
一階が埋まってしまった家、水の恐ろしさを語っています。
記録しておきたいものです。
今日は、はやばやと、梅雨の中休みになりました。