2023年の猛暑の中での保護。場所は昔、地域猫活動を行なっていたアパート近辺。知人に「子猫が居る」と、騙されての保護。子猫ではなく、高齢猫だった。保護直後に私は、胃癌ステージ4が分かった。保護して1年半、私の闘病生活の中で共に暮らし、看取るという結果となった。
石神井のミーちゃん(保護後は夏ちゃん)。推定年齢15才〜16才。2010年前後に、石神井公園駅周辺で地域猫活動を開始した最初の頃に、TNRを行った猫がミーちゃんだったと、保護した後に、思い出したのです。その場所は2007年にも、エイズ発症したボロボロのメス猫を、保護した場所でもあった。ここで子猫も何度か見た。今思えば、不適切な猫の飼い方をする人間が、このアパートに住んでいたと言うことになる。
https://blog.goo.ne.jp/safumineko5656299/e/e3610bf6948636207397d5df0025ab16
その事は最近に思い出したのです。今年の1月から、保護した猫の経緯話を、インスタに書き始めていたのですが、書いている内に思い出した。ため息出ました。このアパート近辺で見た光景が、私をTNR活動に追い込んだのです。そんな場所は他にもあったが、ここが一番小さな場所だったので、忘れてました。ミーちゃんは15年前に私が不妊手術をして、地域猫として配食をしていたが、突然に姿を消した猫。そこから14年後に保護依頼。何かの因縁かな。看取れて良かったです。
保護して半年くらいで、穏やかな顔になりましたが、触ることはできませんでした。
高い場所に上がることができなくなったのか、面倒になったのか、だんだん床で暮らすようになりました。ここ半年はトイレは使わずに、寝床の横に敷いたシートにするようになっていました。食べ方、痩せ方を見て、老衰と確信して看取りました。老衰が一番に穏やかな死です。
死ぬ3時間前に寝床が濡れていたので、敷物を取り替えるため抱き上げた時には、シャーと言いましたが、逃げる元気はありません。そして死ぬ30分前に、ホカぺから外れ、暗い木の箱の中で息を引き取りました。大往生でした。
地域猫だったミーちゃんを、アパートの住人が連れて行き、部屋の中で14年間、飼っていたと思います。2023年に飼い主が認知症となり、ミーちゃんを外に出したと想像しています。そこを私が保護できた。猫の神様が守ってくれたのでしょうか。私の元に帰ってきてくれてありがとう。猫の日に、この記事が書けることを嬉しく思っています。
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