三太郎一家・福猫はどの子!PART7(完結編)

三太郎一家を応援してくださった方々に送るブログ
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二つのライフワークが繋がるとき 1(概要)

2018-03-06 11:44:42 | クラウドファンディング
待つこと1ケ月半!米国クラウドファンディングへ投稿する原稿がほぼ完成。
これから英訳です。時間が掛かる。間に合うかな〜白血病の猫が発症する前に成功したいな。
私が書いた文章にプロの人の修正が入りました。
一般の人でも理解できる言葉を選んだつもりです。読んでみてください。
「三太郎一家・福猫はどの子!Part1」を開始したのが2007年の6月。
バイオベンチャーを作ったのは2002年。今度は私が癌の薬を作るのですか〜
こんな展開になるとは。驚き桃の木ですよ。想像したことないですよ。
本当にこの私が、こんなことやっていいのかな〜正直、自分の運命が怖いです。
猫の神様の導く道なのだろうか。分かりません。

白血病キャリアの仲良し兄弟



⚫️概要 (1000文字弱):猫白血病の治療薬の開発/動物に優しい動物実験を目指す

私は東京で小さなバイオベンチャーの経理を担当しています。ライフワークとしては動物愛護団体の運営。近所にある大きな公園に遺棄される猫の保護活動を長年行っております。現在の日本においては、2人に1人が癌となり、癌患者の3人に1人が死亡する状況にあります。
大切な家族が友人が、優れた才能をもつ著名人が次々と癌で命を落としています。

2017年6月、大学の研究所において弊社が保有する特許(新規蛋白質U7)を応用した癌治療薬の作製に成功いたしました(論文A)その効果はマウスを使った実験において実証され、新規抗がん剤は研究用試薬として発売が決まっています(フナコシ株式会社 Funakoshi Co., Ltd. )。この抗がん剤は、マウスでは副作用が現れなかった画期的な薬であり、癌患者さん用の抗がん剤として商品化が期待されますが、日本の創薬事業においては、開発から認可までには最低でも十数年という歳月を必要とし、残念ながら64歳の私には、新薬が販売されるまでの貢献はできません。でも一つだけ、今、私にできる事があります。それは私の飼う白血病の猫に新規抗がん剤を試すことです。

白血病は血液の癌です。マウス実験が成功した時に思いつきで、白血病の猫の血清に存在するU7の量(測定試薬は株式会社ペプチド研究所・和光純薬工業株式会社から販売中)を調べてみました。その結果、新規抗がん剤の効果が期待できるというデータが出ました。日本では猫白血病を治す薬はありません。もし私の白血病の猫に新薬を試してみて効果があった場合、動物の癌マーカーの測定系と、癌の治療薬のセットが同時に完成することになります。動物で効果が証明されれば、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智先生が合成されたオンコセルカ症治療薬イベルメクチンのように短期間で商品となり、同時に、人用の癌治療薬作成への最短の近道となることでしょう。新薬には、特許がかかっていないので誰でも試すことができるのです。

抗がん剤作成費用は、マウス実験においては試作段階であったため、マウス一匹に約8万円が必要でした。猫の体重から計算すると一匹当たり800万円となりますが、量産することでコストを大幅に下げることができます。皆様から頂く資金で、より多量に抗がん剤を合成します。日本では癌を発症する動物の数も急増しています。動物病院の力を借り、猫白血病だけでなく、癌の動物に使っていきます。実験のための動物実験ではなく治療として、命を救っていきます。どうか癌を撲滅するために、このプロジェクトに少しでもお力を貸してください。


この子たちのために頑張る・・・



(論文A)Novel Prodrug of a γ-Glutamylcyclotransferase Inhibitor Suppresses Cancer Cell Proliferation in vitro and Inhibits Tumor Growth in a Xenograft Mouse Model of Prostate Cancer. ChemMedChem. 2018 Jan 22;13(2):155-163.:ヒト前立腺癌細胞を移植したマウスにおいて、U7を阻害する自作の抗がん剤が癌の増殖を抑制した)。

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