性被害の声耳傾ける社会に
性暴力に反対する「フラワーデモ」が11日、浦和駅東口で行われ、約30人の参加者が花やプラカードを掲げて思いを訴えました。
初めて参加した60代の女性は、お笑い芸人が、新型コロナウイルスで生活に困った女性が風俗店で働くことを楽しみかのような発言をしたことに触れ「お笑いのネタになんかしないでほしい」と訴えました。
男性から「自分の妻や娘、大切な人がもし被害にあったらと考えると、男性こそしっかりとこの問題を受け止めなければ」との発言もありました。
一般社団法人「Spring(スプリング)」のスタッフも参加し性暴力や刑法性犯罪に関する思いを書いて国に届ける「OneVoiceキャンペーン」への協力を訴え。スタッフの女性は「自身が受けた性暴力のことを話し、つらいこともあったけど、尊厳を濾燗取り戻せた気がするし、仲間ができて元気が出た」と語りました。
「OneVoiceキャンペーン」に「誰かの声を誰も無視しない社会へ」とのメッセージを寄せた女性(23)は「今は声をあげても、それが軽視されている気がする。受け止めてくれる社会にしたい」と話しました。