23日投票の、さいたま市長選(立候補2人)で勝利をめざす「みんなのさいたま市をつくる会」(みんなの会)の前島ひでお候補(68)=無所属新、日本共産党支持=は16日、JR浦和駅東口で共産党の伊藤岳参院議員らとともに訴えました。
前島氏は、現職の清水勇人氏は冷たい市政を進めていると批判し「市庁舎移転や大型開発に多額の税金を使う市政をあと4年続けるのか、豊かな財政を市民に使うのかが問われています。みなさんの代表として、あったかい市政をつくります」と力を込めました。
伊藤氏は「市長に求められるのは、住民福祉の増進を図る熱意と決意と政策です。地区労議長として苦しむ労働者を助ける先頭に立ち、市民の暮らしがわかる前島さんこそ市長に」と訴えました。
「みんなの会」共同代表の肥田泰医師、伊須慎一郎弁護士、新日本婦人の会埼玉県本部の高田美恵子会長、若者の食料支援に取り組む小沢結実さんも訴えました。
訴えを聞いた60代の海野照美さん=同市浦和区=は「市庁舎移転など見た目の華やかさより、高い水道料金やコロナが大変な時に値上げした給食費を何とかしてほしい」と話しました。
一緒に市政変えよう
さいたま市長選前島氏が第一声
さいたま市長選前島氏が第一声
さいたま市長選が9日告示(23日投票)され、「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお氏(68)無所属新、日本共産党支持が立候補しました。ほかに現職の清水勇人氏(59)=無所属=が立候補し、一騎打ちです。
前島氏は第一声で、コロナ禍のもと高い水道料金や学校給食費の値上げを押し付ける現市政を批判し「声をあげれば政治は変えられます。一緒にあったかい市政をつくりましょう」と呼びかけました。日本共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院北関東比例候補らが応援に駆けつけました。