さいたま市議会23件可決・同意
共産党は3件反対
共産党は3件反対
さいたま市議会は6月30日、市長提出議案の採決を行い、2017年度補正予算案など23件を可決・同意しました。日本共産党は、「赤城少年自然の家」の解体工事請負契約についての議案など3件に反対しました。
松村敏夫市議が討論に立ち、16年3月に閉所した赤城少年自然の家について、同年6月から始まったアスベスト除去工事が、新たに除去すべきアスベストが発見されるなどして3回も工事期間が延長され、市側がアスベストの有無についての事前調査が不十分だったと認めたと指摘。「その後も解体工事の時期について十分な検討を行わなかったために費用がかさみ、最終的に契約金額を1500万円も増額することになったのは問題だ。このまま契約を進めることは認められない」と批判しました。
市議会6月定例会は同日、閉会する予定でしたが、議長人事をめぐって紛糾し、会期が10日まで延長となりました。