さいたま市議会が16日に閉会
新年度予算案など可決
さいたま市議会2月定例会は16日、94件の市長提出議案を可決・同意して閉会しました。日本共産党は、2018年度一般会計予算案や国民健康保険税、介護保険料を引き上げる条例案など19件に反対しました。
新年度予算について、大木学市議が討論に立ち、18年度一般会計予算案では「2都心4副都心」の大型開発に関連する予算が156億円計上されるとともに、市が民間の再開発事業に過度に公費を投入しようとしていることを批判。一方で、福祉や暮らしに関わる予算は削減してきたとして「市民の暮らし第一に、住民本位の予算に切り替えるべきだ」と主張しました。
条例案に対する討論で、戸島義子市議は、国保税を引き上げる条例案について、議案審査のなかで、19年度以降も引き上げを行おうとしていることが明らかになったとして「市民の暮らしを守るべき医療制度が、逆に市民の暮らしを追い詰めることになる」と批判。介護保険料を引き上げる条例案について「『負担はもう限界』という市民の生活実態からも、値上げは認められない」と述べました。
無所属の吉田一郎市議が市職員に「首をつって死ね」などと発言した問題で、吉田市議に対する辞職勧告決議が賛成多数で可決されました。
埼玉弁護士会の歴代会長が連名で提出した、9条改憲の発議について「慎重な取り扱いを」と求める請願をもとに、「国民に対する憲法をめぐる諸課題の丁寧な説明等を求める意見書」がまとめられ、賛成多数で可決されました。
新年度予算案など可決
さいたま市議会2月定例会は16日、94件の市長提出議案を可決・同意して閉会しました。日本共産党は、2018年度一般会計予算案や国民健康保険税、介護保険料を引き上げる条例案など19件に反対しました。
新年度予算について、大木学市議が討論に立ち、18年度一般会計予算案では「2都心4副都心」の大型開発に関連する予算が156億円計上されるとともに、市が民間の再開発事業に過度に公費を投入しようとしていることを批判。一方で、福祉や暮らしに関わる予算は削減してきたとして「市民の暮らし第一に、住民本位の予算に切り替えるべきだ」と主張しました。
条例案に対する討論で、戸島義子市議は、国保税を引き上げる条例案について、議案審査のなかで、19年度以降も引き上げを行おうとしていることが明らかになったとして「市民の暮らしを守るべき医療制度が、逆に市民の暮らしを追い詰めることになる」と批判。介護保険料を引き上げる条例案について「『負担はもう限界』という市民の生活実態からも、値上げは認められない」と述べました。
無所属の吉田一郎市議が市職員に「首をつって死ね」などと発言した問題で、吉田市議に対する辞職勧告決議が賛成多数で可決されました。
埼玉弁護士会の歴代会長が連名で提出した、9条改憲の発議について「慎重な取り扱いを」と求める請願をもとに、「国民に対する憲法をめぐる諸課題の丁寧な説明等を求める意見書」がまとめられ、賛成多数で可決されました。