小中一貫校撤回迫る、金子議員の一般質問
さいたま市議会で8日、一般質問が行われ、金子昭代市議が小中一貫の「義務教育学校」の問題点を指摘しました。
金子氏は、南区に建設予定の義務教育学校は、三つの校舎で全児童・生徒数3600人が想定される過大規模校であり、子どもや保護者が求める大規模校の解消に逆行するものだと指摘し、他自治体の義務教育学校では、児童・生徒数の多さにより図書室の利用を制限されているなどの声があがっていると紹介。「計画を前に進めれば、さまざまな矛盾を広げる。この地域で深刻化する大規模校の解消のためには、小学校1校、中学校1校を建てるべきであり、義務教育学校の計画は撤回すべきだ」と迫りました。