市内の防空壕調査を
さいたま市議会池田氏が求める
さいたま市議会池田氏が求める
さいたま市議会で10日、代表質問があり、日本共産党の池田めぐみ市議が市の平和推進事業について質問しました。
「生きた教科書」として市内の防空壕(ごう)を調査するよう求めました。
池田氏は、太平洋戦争中、さいたま市でも空襲被害があり、自身が浦和区内に残る二つの防空壕を調査したことを、写真を示して紹介しました。
その上で、現存する防空壕は戦争の記憶を知るための「生きた教科書」であり、首長が自ら市民に情報提供を呼びかけ、実態把握をしている自治体もあると指摘。清水勇人市長も原水爆禁止国民平和大行進に寄せたメッセージで、悲惨な戦争の記憶と平和の尊さを継承していくことの重要性を指摘しているとして、「市長がやると言えば、防空壕調査はすぐにでもできる」と求めました。
日野徹副市長は「防空壕など戦争に関する遺構・記録を継承することは、戦争の実椙を伝えるのに有効だ。防空壕調査の実施について、先進事例を研究していく」と答弁しました。
池田氏は、防空壕について、国土交通省も4年ごとに実態調査を行っており、20政令市のうち、調査していないのはさいたま市を含めて4市のみだと指摘し「ぜひ進めてほしい」と重ねて求めました。
市議会のインターネット中継はhttps://saitama-city.stream.jfit.co.jp/
代表質問 9月10日(火) 10時~ 池田めぐみ議員
一般質問 9月10日(火) 14時5分~ 久保 みき議員
代表質問 9月10日(火) 10時~ 池田めぐみ議員
一般質問 9月10日(火) 14時5分~ 久保 みき議員
ぜひ傍聴においで下さい。
代表質問 9月10日(火) 10時~ 池田めぐみ議員
一般質問 9月10日(火) 14時5分~ 久保 みき議員
7学童廃止案など上程、さいたま市議会が開会
さいたま市議会9月定例会が4日開会し、補正予算案7件、条例案6件、決算認定4件など29件の市長提出議案を上程しました。
一般会計補正予算案は、JR与野駅西口の区画整理事業を巡り、市職員が市の所有する土地を不正に売却した問題で、椙手方と土地を返還することで合意したことを受けて、関連する予算を計上。2030年に廃止する緑区の高齢者施設「グリーンヒルうらわ」のケアハウス「ぎんもくせい」の入所者に対する、転所に伴う費用の補償も含まれています。
また、共働きやひとり親家庭などの子どもの生活と遊びの場である放課後児童クラブ(学童保育)と一体に、すべての児童を対象とし、学校の教室を活用した「放課後子ども居場所事業」を推進するための予算も計上。関連して、七つの放課後児童クラブを廃止する条例案も提出されています。
会期は10月18日までの45日間。9月9日から11日まで代表・一般質問が行われ、共産党は池田めぐみ市議が10日に代表質問、久保美樹市議が同日に一般質問します。常任委員会は13日から、予算委員会は19日から開かれます。決算特別委員会は25日から10月11日まで。