災害予防調査会(プラネット通信ブログ)自治州と環境と防災と新エネルギー

防災環境研究30年。危険な高層ビルや地下開発が進まないよう、防災環境基準作りと対策を州で行うよう訴えるブログを開設した。

7・26修正②歴代でも神事を大切にして、日本書記の愛読者の私が命を助けた前天皇が、「即位後民が豊かになるまで自分の家や服を我慢した仁徳天皇」になぜ学ばないのか?と三笠宮と騎馬民族説江上との交流の証拠

2019-08-12 10:30:28 | 違憲の天皇制逆戻りをゆるすな
8月8-12日修正
私が書いていることは嘘ではない。今いろいろ読んでいるものは特に89-93年の代替わり行事と皇太子結婚ごろの天皇制の由縁についての本である。一番最近光格天皇について『幕末の天皇』という講談社学術文庫(原本1994年文庫版2013年)を読んでさらに確認してある。今まで書いた以上にびっくりする嘘だらけの即位退位である。江戸時代初期に「武家諸法度」と同じころ、「公家諸法度」という法律ができたことは先に書いた。

私が天皇制について書いていることは嘘ではないが、時々変にこの記事も消えたり、変な場面に代わって次に別の記事に代わる。昨日またバツ印が出てその前が消えたし、リンクがみんな無効になっていたのでやり直した。そのうえ変なままで動かなくなる。

ぜひこの藤田覚著講談社学術文庫版と、同じ学術文庫版宇治谷孟『日本書記(上・下)全現代語訳』と同『続日本記』の飛鳥から奈良時代部分だけでいいから、自分で読んで確認してほしい。それから仁徳天皇の御殿部分『日本書記(上)全現代語訳』p230-232」は、必ずみてほしい。これは有名な仁徳天皇話で戦前「天皇がどれだけ国民を思っているか」のエピソードとして、教科書に載ったし、戦後も子供向けに出ていて小学生の時私は読んだ。

前天皇がモデルとしてその道を今も歩む光格天皇の御所造営要求と、仁徳天皇の御所に対する姿勢を比較してほしい。1990年代-2000年代に江戸城内に憲法違反の神殿を前天皇が作り直したかもしれない事は国民が承知していない。

さらに95年以降文化庁の予算なのか?皇太子を河川局長として利用した脱ダム河川法改悪男が実家の建築業に戻って、平城宮復元の莫大な工事を公務員の天下りについての縛りに反して請け負ったらしい。これを左翼面をしたNPO馬鹿どもがありがたがって今も水害河川法男の宣伝をしている。菅枝野を「原発爆発を止めた」とあがめると同じ馬鹿どもである。

他にも前天皇による光格天皇をまねての希望で皇室費なのか?文化庁予算でか?最近京都御所を作り直して代替わり行事で天皇から上皇になって京都御所に宿泊しているらしいが、皇族しか止まれない宿舎を内廷費でなく文化庁予算で作り直したとしたら、国民主権に反しておかしいではないか!何時?幾らで?復元したか不明である。こういうやり口を光格も幕府に対してやったらしい。大嘗祭用の御殿を幕府の許可なく作った。

さらに現在やっている代替わりを口実とした上皇一家の御殿の移動に伴う各宮家と上皇天皇の御殿改築をやった費用はいくらか?主権者である国民とその代表である議会に政府は説明していないで何でも審議会で決めて議会が予算決算を事後承認するとしたら憲法違反で

その上大嘗祭だけに使って壊す宮殿を参議院選の結果後に、89年に次いで、江戸城内で作り始めた。本来法律制定に一切口出しできない天皇の希望で、税金で支出する退位即位に関する経費はいくらで誰がどういう費目で出すのか?それが憲法違反・法律違反なら議会が承認しない。これこそ王であれ、大統領であれ、首相であれ、「三権分立」の仕組みでできている日本国憲法で、行政権力に対抗して国会議員が行うべき仕事である。

国会議員の誰も自分が憲法によって国民から請託された義務をしない。これも現行公職選挙法が主権者が憲法に則て仕事のできる人材を選べる法律でない欠陥法の証拠である。

今若者も高齢者も、冷房の電気代も出せない?で熱中症で死ぬような、「生活保護以下の生活できない200万円以下の年収」の日本人が20%もいるらしい。前回89年の何分の一以下の世界経済に占める日本のGDPの規模である。

歴代でも神事を大切にして、日本書記の愛読者の私が命を助けた前天王が、「即位後民が豊かになるまで自分の家や服を我慢した仁徳天皇」になぜ学ばないのか?
戦前「天皇が国民のことをどれほど思ってくれているか」の例として小学校から習わされてきた仁徳天皇の宮殿や衣服の話を比較してほしい。これなら私も文句がない!

宇治谷孟『日本書記(上)全現代語訳』講談社学術文庫より
「難波に宮を造られ高津宮という。宮殿は上塗りもせず、たる木や柱に飾りもつけず、屋根葺きの茅も切りそろえなかった、これは自分だけの事なので、人民の耕作や機織りの時間をうばってはならぬ、とされたのである。」p230、即位して3年民家の煙突の煙が見えないことで「これは人民たちが貧しくて,炊く人がない」として「今後3年すべての税をやめ」、そのあとの仁徳の人民を思う話は続きをp231で見てほしい。

もっとも私は、以前書いたように古代王朝が「万世一系」ではなく三王朝交代の黒岩説支持で、仁徳天皇と現天皇の血統である継体天皇系統とは異なると思う。もう一つ昨日図書館で面白い本を見つけた。戦後昭和天皇の退位を要求した弟宮の一人である三笠宮と、天皇制のルーツが騎馬民族であるという説の江上波夫(私たちが高校の時教員に一番人気があった文部省検定世界史教科書の監修者で私も習った)との交流についても以前書いた。

ずっと昔に、オリエントの発掘のニュースの子供のころの私の記憶であって、出典を明らかにできなかったが、江上波夫と三笠宮の交流を証拠づける本が昨日図書館にあった、『森浩一の考古交友録』のp146に「夕方三笠宮殿下にお会いする」と、江上が言ったというエピソードが出ている。前天皇はどう思っているか知らないが、「日本書紀に書いてある事がそのまま日本の歴史ではない」ことを、歴史学者であった前天皇のおじさんの三笠宮はよくわかっていた証拠である。

著者の宇治谷孟氏がバカ大学の先輩であることを誇りに思う。まさに放送大学授業をつまらなくした上皇の宣伝マンの本郷某と180度立ち位置が異なる「学者の鏡」のような人であったと思う。

こういう本を書いたら代替わり行事中つらいこともあったと想像する。88年から92年まで、お亡くなりになる直前まで「漢文で書かれた日本語と、新羅百済古代朝鮮語方言で書かれた漢文」を現代日本語に翻訳する、地味だがもっとも重要な仕事をしてくれた「現代語訳」シリーズは、日本国憲法の主権在民を、1989年と今回の退位即位でなくすことに反対する国民への著者のプレゼントである。

92年に亡くなられた宇治谷氏の冥福を心から祈る。遅ればせながらありがとうございます。まだ必要なところしか余裕がなくて読めないが、いつかちゃんと通読するぞ!

そしてこういう地味な基本書が(アマゾン古本なので)2000年10月時点で二十五版も版を重ねて、今どれだけ版を重ねて読み続けられてきたかと思うと、高齢者層が今は多いと思うが、日本人の知性教養もまだ捨てたものでないと安心する。

明治~昭和初期の天皇主権が攻めてくることに反対のロートル同志の皆さん、連帯して若者にも神社参りのハンコやお札の代わりに、代替わりの贅沢な一夜限りのための御殿や衣装や食物に対抗して、日本書記(上)前書きと仁徳天皇話を広めましょう!

アマゾンに「子供の受験用に与えて受験に成功したが私は読んでない」という趣旨の感想があった。前書きはぜひ読むべきだが、3ページからの「神代上」は大人ならいざ知らず、子供に読ませるのはいかがなものか?おなじ**話をいっぱいどうしてあつめたのか?お受験に全く関係ないなと、自分で読んでみるべきである。同じ母親であろうが、日本書記(下)にまで「お受験で子供によませて受かった」と書いてある。こどもに同情する。おしつける前にどんな馬鹿親でも読めるから自分で読め!受験用なら漫画や子供向けにせよ**話でなく。

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