お待たせしました。
6月14日~16日の日程で出発した親鸞聖人750回大遠忌法要への参拝旅行。
神奈川組最乗寺参拝団の行程を、写真と共に紹介します。
6月14日は、新横浜駅に7時50分に集合。
誰一人遅れることなく、時間よりも早く全員が揃われました。
そして、この集合時間前集合(笑)は、これから始まる旅行中の全ての集合で行われたというから驚きです。
旅慣れた方が多かったのでしょう。
おかげさまで大人数の移動でありながら、滞ることなくスムーズに進み、次の行程へ移るときも最乗寺が常に一番に動けたと、住職が喜んでいました。
11時前に京都駅到着、最初の目的地は比叡山延暦寺です。
登って、登って、登って、大講堂に到着…お疲れ様でした。
東塔にある大講堂は、昭和39年に山麓坂本の讃仏堂を移築したものだそうです。
本尊は大日如来で、その左右には比叡山で修行した各宗祖の木像が安置され、下陣には釈尊を始め聖徳太子や桓武天皇など、仏教にゆかりのある方々の肖像画が掛かっています。
さて、ここ延暦寺にゆかりのある親鸞聖人の木像に、「そば喰い木像」と呼ばれるものがあります。
それはまだ親鸞聖人が延暦寺で修行していた頃のこと。
薬師如来の夢告にしたがって、京都の六角堂へ100日の間、参詣を続けました。
そしてそのとき、聖人は自刻の木像を身代わりに残していきました。
しかし、夜になると抜け出す聖人を怪しく思った他の僧侶たちの間で、「範宴(聖人の修行時代の名前)は女性のもとに通っているのではないか」という噂が立ち始めます。
そんなある夜、師である高僧から、蕎麦の振る舞いをするから皆を集めるように声が掛かります。
当然、現れることのない聖人を他の僧侶たちが糾弾しようとすると、どこからともなく聖人が現れて、蕎麦の振る舞いを受けました。
翌朝帰ってきた聖人に僧侶たちは驚き、聖人がいたはず場所を見ると、木像が鎮座していたのです。
こうして、この木像は「そば喰いの木像」「身代わりの木像」と呼ばれるようになり、現在は延暦寺の東塔にある大乗院に安置されているということです。
ということで、延暦寺を後にした一行は京都市内に戻り、龍谷ミュージアムを見学、1日目の宿である京都東急ホテルへと移動しました。
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