雅楽の大型太鼓「鼉太鼓」、「だだいこ」と読みます。
先日の築地の報恩講で撮っていた写真にありました。
本堂の右と左にそれぞれ設置されていて、左右が揃いではありますが、紋などの微妙な違いがあったりします。
鼓面だけで3メートル近くあり、さらに上に棒が付き抜けていて、先には日輪と月輪がそれぞれ付いているのですが…フレームアウトしていますね。
というわけで、こんな感じです。 ↓
短く太いバチを使って、振り下ろすように力いっぱい叩きつける打音は、お腹にズシンと響きます。
法要前に、その破壊的でもある打音を説明する職員さんが、「気を抜いているとドンと叩いたときに後ろに飛ばされちゃいますから気をつけてくださーいっ!」と言っていたのが印象的。
それは冗談だろうと笑いましたが、実際は心臓だけが後ろに飛んでってしまうような音でした。
…これならストレスが溜まった時に思いっきり叩いても大丈夫そうだなと、俗なことを考えてしまったのは内緒です。(笑)