今日は午前中は法事が入っていなかったので、裏庭のお掃除に励みました。
左奥に幽霊のような龍くんがいます。
主に土まき担当。(←掃除の邪魔担当でもある)
右側の大きなお尻の持ち主は住職です。
ちなみに中央奥には坊守が隠れています。
ジジババっ子の龍くんは、幼稚園がお休みの日は2人に遊んでもらうのが一番の楽しみのようです。
なので、今日は2人の掃除が終わるまで、そばから離れませんでした。
その最中、近づいてきた虫に悲鳴を上げて逃げ回る龍くんを見て、みんなで笑っていたのですが、よく見ればその虫は蜂!!(汗)
逃げて正解!
現代っ子だと笑ってゴメン!!
でも大丈夫。
あと30年もすれば、蜂にも、ムカデにも、トカゲにも、ヘビにも動じなくなるから…私のようにね。
でもアリとかダンゴムシの大群は未だに苦手。
あとゴキブリも。
そしてあと60年もすると、それらと冷静に対処することができるようになるかな…住職のようにね。
今日は年長さんの保護者会に出席してきました。
4月に進級したばかりなのに、もう3月の卒園式後の謝恩会の打合せ。
仕切るママさんの手際の良さに圧倒しきりでした。
さて、その帰りにセンター南の駅前にあるスキップ広場を通ると、この時期の恒例となった鯉のぼりが空を泳いでいました。
これはセンター南の春まつりの催し物の一環とのこと。
GWの3日・4日にフリーマーケットやダンスなど、こちらの広場を中心にしたお祭りが開催されるそうです。
鯉のぼりというと、端午の節句ですね。
この節句では厄払いに菖蒲を用いるので「菖蒲の節句」とも言われ、「菖蒲」と「尚武」を引っかけて、男の子の立身出世や武運長久を願う風習が始まりとなります。
これは初参式でもお話するのですが、浄土真宗では厄払いをいたしません。
親が子供に辛いことや悲しいことが起きてほしくないと願うのは当たり前のことです。
でも、自分を振り返ってみたとき、辛いことも悲しいこともない人生を歩んでこれたでしょうか?
いつでも幸せな人生を歩んでこれたでしょうか?
きっと違うと思います。
私の親も、幸せな人生を歩んでほしいと望んでいたことでしょう。
しかし、どんなに親が願おうとも、その通りに歩めないのが人生です。
だからこそ、厄と思えることに出会おうとも、それを受け止め、受け入れる心を育てていくことが大切だと思うのです。
その時には難しくとも、ゆっくりでも受け入れていけたなら、厄であろうとそれは人生の糧に変わります。
厄を払い忌避していくのではなく、柔軟な心を育てていくこと。
そこにある様々なご縁に気づき、感謝の心を育てていくこと。
それが浄土真宗の子育てであり、親育てだと思っています。
でも、鯉のぼりは綺麗!
お買い物ができて、お散歩もできる好条件な立地ということで、龍くんとよく行くのは都筑阪急です。
食料品を買うだけなら地下に車を停めるのですが、龍くんを遊ばせるときは6階の屋上駐車場までグルグル上ります。
何があるのかというと…。
駐車場の横に広いスペースがあって、龍くんが思いっきり走り回れるので、早寝のために疲れさせるのにとっても重宝しています。(笑)
赤マルの中にいるのが走っている龍くん。
傾斜があって、緑の部分の一番高いところから、おっかなびっくり降りたりして楽しそうでした。
おかげさまで龍くんは今月で年長さんになりました。
突然、「6歳になりたくない」と言いだし「なんで?」と聞くと「歯が抜けるのが怖いから」との答え。
詳しく聞くと、同じクラスのお友達でもう歯が抜けている子がいて、怖くなってしまったようです。
私が子供のときは、みんな小学生になってから歯が抜けていたのに、最近は就学前に抜ける子供が多いとのこと。
そういう話を聞くと、自分のころとのギャップに驚くのですが、すぐに慣れてそれが普通になってしまいます。
もしかしたら、そのギャップは怖いことなんじゃないかと思ったりするのですが、その危惧さえもすぐに普通が覆い隠して、逆にその普通からズレてしまうことが怖くなっていたりします。
子供の成長は一人一人のペースがあって、そのペースを守ることが親の務めであり、速めることでは決してありません。
分かっていても焦ってしまう私ですが、自分のペースではなく龍くんのペースを上手に見守っていきたいと思います。
メリシャカ!のコラムを投稿しました。
今月は昨年12月に開催させていただいたメリシャカ!LIVE2013にて配ったアンケート用紙に記入されていた質問に、メンバーが回答していくというテーマになっています。
相変わらず、ひねくれたことを書いています。(笑)
相変わらず、男らしい文章です。(笑)
でも、若坊守が書いています。(ドヤァ)
それでも読んでみたいという心の広い方は、下のURLをクリックしてみてくださいませ。
http://merry-shaka.com/?eid=893
***************************************************************
今日の写真は墓地の水屋手前の右手にあるチャンチンの木です。
若芽は赤褐色で、日に当たるとピンク色に見えて可愛らしい葉の色が見られます。
茎・葉・花に独特の匂いがあるらしいのですが、この木は10メートル級の高木なので、春に匂いを嗅ぐのは難しそうですね。
(ちなみにこの写真は2階のベランダから見上げて撮っています)
この木に似た木でチャンチンモドキがあるのですが、こちらは絶滅危惧種とのこと。
こちらはウルシ科で、チャンチンはセンダン科なので、まったくの別種です。
うーん、もう少し綺麗な写真が取れたら再掲しましょう。
日曜日、龍くんと裏の墓地で追いかけっこをしていると、いろんなところでタンポポを見かけました。
漢字で「蒲公英」と書きますが、初めて見たときは読めませんでした。
分かってからも、なんだかイメージと掛け離れた字を書くなぁというのが正直なところ。
でもこれは、タンポポを乾燥させた生薬を「ほこうえい」と呼ぶことに由来しているのだそうです。
私も龍くんの授乳中にはタンポポの根っこを乾燥させて炒った「たんぽぽコーヒー」を飲んでいたので、タンポポさんには本当にお世話になりました。
ちなみに、墓地での追いかけっこはお寺の子供ならではの遊びです。
最乗寺の境内墓地はちょっと入り組んでいるので、龍くんには追いかけっこをしながら通れる道を覚えてもらおうかなという下心…ではなく親心があったりします。
階段が多いので足腰も鍛えられますし、私自身も姉と段差を飛び下りながら遊んでいました。
それと同時にお掃除以外でお墓の区画内には入らないこと、家族のお墓には立ち止まって手を合わせること、知らない人のお墓でも手を合わせること、いろんなことを遊びながら学びました。
龍くんも遊びを第一にしながら、この場所を好きになっていってもらえたらなぁと思っています。