すでにお手元に届いていると思いますが、秋の寺報が完成いたしました。
今号は10月26日(日)に勤修いたします最乗寺報恩講法要のご案内のほか、先日お勤めした初参式のご報告や各種研修会についての記事が掲載されています。
本堂にも置いてありますので、ご覧になりたい方はご自由にお持ちください。
さて、ここからは恒例の表紙写真のカラーバージョン披露です。(笑)
西日に照らされた彼岸花です。
彼岸花など色の濃い花はモノクロ印刷に不向きなのですが、西日によってちょうどよい濃淡ができ、晴れて表紙写真となることができました。
実は、ここ3年ほど彼岸花の撮影にチャレンジし続けていました。
どの写真もモノクロ向きではなかったので、ようやく撮れた苦心の一枚だったりします。
お彼岸の入りの日、ご門徒さんのお孫さんの初参式をおつとめしました。
主役は4ヶ月の男の子の赤ちゃんです。
ぷくぷくして、むちむちして、赤ちゃんは見ているだけで癒されますね。
我が家の龍くんはすっごく細い赤ちゃんでした。
なので、手首や足首にできるコレ ↓
なかったんですよね。
本当はぷにぷに触りたかったのですが、理性で我慢しました。(笑)
実は2年半前にお姉ちゃんも最乗寺で初参式をおつとめしています。
赤ちゃんだった女の子がすっかり大きくなり、お行儀よくご挨拶してくれた姿を見て、子供の成長の早さを驚きと共に感じました。
初参式、おめでとうございました。
そして、素敵なご縁をありがとうございました。
昨日はお経の会がありました。
久しぶりの会だったので、皆さんに会えて龍くんのエンジンがフルスロットル状態。
一緒に走ってくださったN川さん、どうもありがとうございました。(笑)
法話は若住職がお話しさせていただいたのですが、暴れ足りない龍くんを強制退去させるため、私は聴くことができませんでした。
残念です、本当に。
今回は眠らずお勤めできたことを褒められていましたが、次回はもう少し落ち着いて座っていられることを目標にしようね、龍くん。
さて、話は変わりますが、私たちが車を出して家族旅行に行っていたとき、うちに車がないことを心配された方がいらっしゃったようです。
大丈夫ですよー、若住職は家出してませんからー!(笑)
明日、午後2時より本堂にてお経の会があります。
2か月ぶりのお経の会ですね。
法話は若住職がいたします。
どなたさまでもご参加いただけます。
お申し込みは不要ですので、直接本堂にお越しくださいませ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
9月になり厳しい残暑を覚悟していたのですが、すっかり秋の陽気になってしまい朝晩の涼しさに驚いています。
体調を崩しやすい気候のせいか、龍くんは少し風邪気味です。
皆さまもどうぞお気を付けくださいませ。
さて、夏の間にいろいろありました。
泊り掛けで海へ行ったりプールで遊んだり、若住職と龍くんは熱さを満喫しているのを、私は日陰で眺めていたり。
(私は暑いのも寒いのも苦手です・涙)
カブトムシは結局「エドワード」と「エリザベス」に命名され、龍くんはお世話を一生懸命しつつ、遊んでもらっていました。
けれど、カブトムシの一生はとても短いものです。
息子は大号泣し、私もつられて泣いてしまいました。
正直なところ、虫が死んで泣いたのは初めてです。
動いていたものが動かなくなる。
今までは修理をすればまた動くし、修理できなくても動かなくなったら不用品として捨てればいいものに龍くんは囲まれていました。
そして、そういう考え方を植え付けていたのは、他でもない私たち夫婦です。
境内は緑にあふれ、虫もたくさんいます。
死骸を見ることは決して珍しいことではなく、当たり前すぎて心を傾けることはありませんでした。
けれど、一度でも情をかければ、同じ虫であろうとも掛け替えのない命に代わってしまう。
命の重さにも簡単に天秤が傾いてしまう、そんな自分の都合のよさを改めて実感させられた夏となりました。