最乗寺の境内の日向にいつもいる猫。
お昼前まではよく日が当たる浄明会館前でゴロゴロするのが日課のようです。
お参りに来られる方に「飼い猫ですか?」と聞かれることもしばしばあります。
残念ながら飼い猫ではなく野良猫さんです。
近づいてみると…。
ほら、逃げてしまいます。
それでも、私が買い物に行くときは見送ってくれて、帰ってくるとお出迎えしてくれます。
実際はただゴロゴロしているだけなのですが…(笑)
排泄物に困りつつも、近すぎず遠すぎず、程よい距離感を楽しんでいます。
5月21日は浄土真宗を開かれた親鸞聖人のお生まれになられた日にあたります。
そのご誕生をお祝いする「宗祖降誕会(しゅうそごうたんえ)」という法要が、この日曜日に築地本願寺でお勤めされます。
詳しくは築地本願寺のHPをご覧ください。
宗祖降誕会のご案内 ( ← こちらをクリック )
ちなみに旧暦だと4月1日になるそうで、旧暦に則して法要を営まれている東本願寺(大谷派)さんの降誕会は一足先に修了されているようです。
先日アップした紫の花の追加です。
「ムラサキツユクサ(紫露草)」といい、朝に咲いて午後にしぼむ一日花です。
花びらが3枚なのも特徴的です。
花言葉に「尊敬」「快活」がありました。
5月21日は親鸞聖人の誕生日ではありますが、いつもお世話になっているご門徒さんのお誕生日でもあります。
この花言葉を見つけたとき、地域を思い、最乗寺を思ってくださるその方を思い出しました。
親鸞聖人のご誕生だけが尊いのではなく、一人一人が生まれ生きるご縁に恵まれたことが尊いのだということを気づかせていただく5月21日です。
土曜日のお経の会は、いろんな方がご参加くださいました。
雨足の強い時間と重なってしまいましたが、足元の悪い中でもお越しいただき有り難い限りです。
さて、昨年の10月から始まった第25代専如門主伝灯奉告法要が、今月の第10期をもって修了となります。
その最後を飾る協賛行事の一つとして、『お西さんに行かナイト。』が開催中です。
午後7時から午後9時30分までの間、ライトアップされた西本願寺の境内を拝観することができます。
国宝の書院・飛雲閣・唐門もライトアップされています。
特に飛雲閣は年内に大規模修繕工事が始まるとのことなので、特別公開も貴重な機会になりますね。
詳しくは西本願寺のHPをご覧ください。
http://www.hongwanji.or.jp/dentou/info/001999.html
まずはお知らせです。
今週の土曜日、5月13日の午後2時は本堂にてお経の会があります。
飛び入り歓迎。
どなたさまもご参加いただけますので、ぜひお散歩がてらお立ち寄りください。
************************************
さて、昨日は神奈川組のめぐみ会の役員会で川崎のお寺にお邪魔してきました。
市の文化財に指定された本堂や庫裏を何年もかけて改修をされているお寺で、会議の合間にご住職が中を案内してくださいました。
新しい客殿と庫裏の立派さに圧倒され、文化財の庫裏と本堂にも圧倒され…。
どこを向いても「ほえ~」と口を開け続けながら見惚れてしまいました。
この夏には完成とのことで、連研や仏壮の参加者の皆さんは研修会で伺う機会がありそうですよ。
他所のお寺さんに伺ってから、自分のお寺を見てみると、少しだけ新鮮な気持ちになるものです。
いつもは素通りしてしまうのに、帰ってくると紫が目に留まりました。
上から紫蘭、アヤメ、タツナミソウ。
4月は白やピンクや黄色が目に留まりましたが、5月は紫の花が多いことに気づけました。
連休が終わり、静かな平日が始まりました。
今月末には小学校の運動会なので、5月はほぼ毎日練習です。
今日も長い時間の練習があったようで、一日でこんがり日焼けをして帰ってきました。
さて、境内に目を移すと、山門の横にある楓(カエデ)が緑へと変色を始めました。
よーく見ると、何やらプロペラみたいなものが…。
これは翼果(よくか)といいます。
翼状に発達した果実のことで、このカエデの場合は密着した二つの種子にそれぞれ翼が伸びていて、プロペラのような形をしています。
この形によって、落ちる時に空気抵抗が生じ、回転しながら飛距離を伸ばす働きがみられます。
おかげでこの通り。
相変わらず、車のワイパーを掃除しなければ出発できません。