明日からゴールデンウイークですね。
まだ予定のない方もいらっしゃると思いますので、お出かけの行き先を一つ提案させていただきます。
世界最大級の寺社フェス「向源in日本橋」
開催期間4月29日(金)~5月5日(木)
『向源(こうげん)』とは、東京の日本橋・神田明神、そして芝の増上寺を舞台に、宗派や宗教を超えて、神道や仏教などを含めたさまざまな日本の伝統文化を体験できるイベントです。
今年は6回目。
テーマは「ニッポンを遊べ。」
江戸時代五街道の出発点だった日本橋を中心に100コマ以上の体験型ワークショップや講演が開催予定とのことです。
向源HP http://kohgen.org/
体験講座一覧 http://kohgen.org/event/
2年ほど前、向源の中心メンバーの方(全員僧侶)と会談したことがありました。
そのとき既に東京オリンピックを見据えて、日本のあらゆる文化を日本に発信し、さらには世界に発信していく計画を熱く語っていたのを覚えています。
最初は普通の一寺院から始まったイベントが、浄土宗の大寺院・増上寺での開催を経て、今年はさらなるステップアップを果たし、来年はまた驚くほどの飛躍を遂げるのでしょう。
昨年に引き続き、今年も浄土真宗本願寺派の僧侶は『グチコレ』(「グチをコレクトする」の略)で参加予定。
4月30日 15時~17時 COREDO室町江戸桜通地下通路
5月 1日・2日・3日 15時~17時 福徳神社社務所脇・YUITO5階カフェスナバをベースに回遊。
自分のことを全く知らない人だから言えるグチってありませんか?
大きなグチも、小さなグチも、黙って(無料で)ウンウンと聞いてくれますよ。
朝、外から戻ると住職に呼び止められ、「珍しいから撮れば」と白い花を見せてくれました。
変わった形の花ですが、これはハンカチの木の花です。
男性の手の平くらいの大きさがあります。
花の部分が白いハンカチのように見えることに由来する「ハンカチの木」。
この名前は通称ではなく、ちゃんとした植物名です。
なので、正式には「ハンカチノキ」と表記します。
ただ、勘違いしやすいのですが、この白い部分は花びらではありません。
白いのは苞と呼ばれる葉っぱで、中央の茶色い部分が花本体(雄花・雌花)になります。
つまり、花びらはないんですね。
ハンカチの木は、墓地へと続く道の角にあります。
写真だと立て看板の右にある樹木です。
見上げてみると…。
曇天だったこともあり分かりづらいですが、よく見ると白い葉が幾つかひらいていました。
散るとバラバラになって、すぐに茶色くなってしまうので、綺麗な状態の花を手元で見られるのは、とっても貴重だったりします。
住職に感謝!です。
これからもっと花が増えてくると思うので、今から楽しみです。
余震とは思えないほどの規模の大きな地震が続いています。
心休まる間もない避難生活に加え、朝晩の寒暖の差が激しい季節であることを考えると、被災された方々の心労と体調が心配です。
一日でも一刻でも早く終息することを願うばかりです。
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実は、この最乗寺ブログのアクセスワードで常に上位にあるのが「春紅葉」「はるもみじ」「はるこうよう」です。
お寺や仏教に関わるワードより、植物に関するワードのほうが上位にあるなんて、最乗寺らしいですね。
春紅葉とは、新緑の時期にモミジ(カエデ)が紅葉して見える現象のことです。
この春紅葉についての記事を書いたのは数年前なので、ちょうど見頃を迎えたこともあり、そろそろ更新しようと思います。
山門の横にある春紅葉です。
奥にあるイチョウの新緑とのコントラストが綺麗です。
でも、この写真を撮るのはちょっと大変でした。
〇で囲んだところ(地上130㎝)に、つま先立ちで撮りました。
危ないので、皆さまは真似しないでくださいね。
春紅葉は、山門の他に、客殿入り口と裏庭にもあります。
光合成が進んでいるので、少しずつ色がくすんできていますが、まだ見頃ではあります。
今だけの景色をどうぞお楽しみください。
九州にお住いの皆さま、そして九州にご縁のある皆さまへ。
この度の地震では、さぞご心労のこととお察しいたします。
災害によりお亡くなりになられた方、安否の確認ができない方、救助を待たれる方が多数おられると聞いています。
この災害により尊い命を失われた方々に衷心より哀悼の意を表し、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
こちらは八重桜が満開になりました。
しかし、花を見上げる余裕もない方々のことを思うと、ただただ胸が痛みます。
さて旅後記の続きです。
上田城を後にし、向かった先の群馬県・伊香保温泉で一泊。
岩風呂や露天風呂を堪能しました。
2日目、伊香保温泉と言えば階段街です。
頂上までは365段…。
喜々として駆け上がる龍くん、余裕で上る若住職、息切れで喋れない私。
エネルギー補給のため、頂上付近にある温泉まんじゅう屋さんで一服しました。
店頭で蒸したてを一個から販売していて、店先のベンチで美味しくいただきました。
予定では2日目は真田氏ゆかりの沼田城に行く予定でしたが、若住職の夕方の予定に間に合わないと、今回は断念。
代わりにすぐ近くの榛名山に向かいました。
上毛三山パノラマ街道の高根展望台での景色です。
この時点でも耳が痛くなるほどの高所ですが、さらに上を目指します。
途中、平地を走っていると「榛名湖メロディーライン」の看板があり、速度40キロで走ると車の走行音がメロディに聞こえるとのこと。
走ってみると、とっても重低音な「静かな湖畔」が聞こえてきました。
さらにロープウェイで頂上を目指します。
手前に榛名湖、奥には浅間山が見えました。
榛名湖は標高1,084mにあり、日本では2番目に高い場所にある湖だそうです。
ロープウェイを降りると、また階段……早々にへばって、写真を撮る余裕もありませんでしたが、眺めは絶景でした。
この後は伊香保に戻り、名物の水沢うどんを食べて、お土産を買い、一路横浜へ。
ご飯を食べると眠くなるのが常ですが、ドライバーは寝られません。
というわけで、群馬から自宅まで、眠気覚ましに若住職と2人でひたすら「しりとり」をして帰りました。
ちなみに龍くんは早々に脱落し、夢の国へ。(笑)
振り返れば駆け足の旅行でしたが、日常と離れた時間はとても貴重で、素敵な思い出になりました。
しかし、旅行に行った数日後に上田城に茶屋町がオープンしたというニュースを見て愕然。
http://www.asahi.com/articles/ASJ423SLPJ42UOOB007.html
若住職ともう一度行こうかと話しあっています。(涙)