最終回文庫 ◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されない不具合があります。ご容赦ください。

私のコレクション 星新一(5) 日本のSF短編アンソロジー(旧ソ連)

2011年09月19日 | 星新一
旧ソ連時代にモスクワで翻訳出版された本です。発行年が1967年なので、たぶん日本のSF短編アンソロジーだと思います。星新一さんの作品は6篇収録されています。ほかには小松左京さん等の作品が収録されているようです。キリル文字は、まったく読めません(T_T)

表紙です。
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ご署名をいただきましたが、キリル文字でも「HOSHI」と書いていただきました。
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ちょっと珍しいでしょ。


私のコレクション 星新一(4) 『凶夢など30』(エヌ氏の会 配り本)

2011年09月19日 | 星新一

この本の存在は、ほとんど知られていないと思います。ファンクラブ「エヌ氏の会」メンバーだけ、それも「星コン」と呼ばれていた星新一さんを囲む1982年の第6回大会の参加者18人にだけ配られたものです。
市販本の『凶夢など30』をハードカバーの函入り本に改装し、特別付録が付いています。

元本はソフトカバー装なのを、マーブル紙(印刷)を使ったハードカバーにしてあり、箱も付いています。見返しも同じマーブル紙が使われています。
タイトルを箔押しするための号数活字に「凶」の字が無く、本の背はタイトルではなく、「星新一氏 健筆25周年記念」になっています。


箱の背には写植でタイトルを入れてあります。





特別付録というのは、これ。

本に挟み込まれています。


銅版画家の深沢幸雄さんに依頼して作成していただいた、星新一さんの蔵書票です。

お遊びで売上カードも付いていますが、これで注文しても届きません。



もちろん星さんの署名入りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



かなりマニアックですが、これは珍しいと思いますよ。


私のコレクション 星新一(3) 『不速之客』(中国)

2011年09月19日 | 星新一
久しぶりに開けた段ボール箱から、こんな本も出てきました。

中国で翻訳出版されたもので、『不速之客』というタイトルです。
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翻訳すると『招かれざる客』ということになるのかな? そんなタイトルのショート・ショート、あったっけ?



タイトルページに、星さんのご署名をいただいています。
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ちょっと珍しいでしょ? まだまだ続きます。




私のコレクション 星新一(2) 『外国微型小説選』(中国)

2011年09月19日 | 星新一
久しぶりに開けた段ボール箱から出てきました。中国で出版された外国人作家の短編集で、星新一さんの作品が収録されています。

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     目次ページです。もちろん中国語です。
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     星さんの他には芥川龍之介、赤川次郎、安部公房なんていう名前が見えます。

     タイトルページです。
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     次の遊び紙に、ご署名をいただきました。何年前のことだったか……。
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     ちょっと珍しいでしょ?



私のコレクション 星新一(1) 『きまぐれロボット』(総革装記念版)

2011年09月19日 | 星新一




今日はちょっと毛色の変わった記事を……東日本大震災後、被災した図書館復興プロジェクトを始めたところがあり、その趣旨に賛同して本を片付けがてら、せっせと送っています。家の中には本が溢れているのです。

好きな作家の本は網羅的に集めているので、読むためにだけではなく、コレクションとして蒐集した本もたくさんあります。
何年も封をしたままになっていた段ボール箱を、ひさしぶりに開けてみました。
作家別に一応分けてあるのですが、その中の「星新一」の箱。星新一の箱はコレクションの中でも図抜けて数が多いんです。

星新一さんはショートショートの神様とも称えられる方ですが、亡くなられてから早いものでもう13年余りが過ぎました。亡くなった後は、網羅的に集めることをやめましたが、それまでに刊行されたものはほとんど集めています。外国語に翻訳されたもの、アンソロジーに作品が含まれるもの、教科書や副読本に載っているもの、他の著者の作品に解説を書いているものや、他の著者の作品の帯に推薦文を書いているもの……呆れられるほどの”蒐集方針”で集めてきました。既に品切れや絶版になっているものも集めるので、なるべくきれいな本をということで、結果的に同じ本が何冊もあるという状態になっています。

たまたま開けた箱から出てきた本で、ちょっと珍しいものを紹介します。市販されていないものです。
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文庫本サイズで、総革装です。角川文庫作品で、ある部数が売れると、それを記念して作ってもらえる……100万部を超えたらというのだったと思います。

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奥付ページは何の変哲もありません。51刷なので、一回の重版が2万部として、100万部ということになるのでしょうね。

標題紙に署名していただいています。
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ちょっと珍しいでしょ?


好きな作家は何人もいるので、それを1冊ずつ取り上げていったら、ずっと続けられそうです(^o^) 
まあ、気が向いたときに……。

もうひとつのブログから、本にまつわる話だけを抜き出して、こちらに引っ越しします。