最終回文庫 ◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されない不具合があります。ご容赦ください。

訃報 詩人 谷川俊太郎さん

2024年11月19日 | 書評
詩人の谷川俊太郎さんが、11月13日夜に92歳で亡くなられたと報じられました。
四半世紀の編集者生活の中で、いちばん最初に本の形にしたのが、
谷川俊太郎/詩 川原田徹/絵『かぼちゃごよみ』(2013年4月18日発行)でした。

そのときの思い出は、すでにここで記事にしました。
表紙のデザインについて相談をしたときに、「ボクの名前は小さく入っていればいいよ」とおっしゃられ、このデザインになったと記憶しています。

ご冥福をお祈り申し上げます。

とんでもなくスゴイ図鑑が出ました

2024年11月11日 | 書評
その名も『華麗なる野鳥飛翔図鑑』齊藤安行/解説 小堀文彦/写真・イラスト 高野丈/写真 文一総合出版 2024年11月30日発行 定価2640円(税込み)



帯の惹句には「国内最小のキクイタダキから、最大のオオワシまで、全161種掲載」とあり、飛翔姿を見たことはあっても、羽根を拡げた瞬間は網膜にしか残っていないものが載っているので、見ているだけでも楽しい図鑑です(^^♪

自分でも飛翔写真に挑戦していますが、これまでに撮れたことがあるのは、片手で数えられるぐらいしかありません。大きな猛禽類は狙えても、小鳥サイズのものの飛翔姿を撮影するのは至難の技です。それが分かっているので、なおさらこの本の凄さを感じます。ぜひ、ご覧ください!