完蒐まで最後の1冊となった私家版の『祖父・小金井良精の記』(前記事)。星新一さんが小金井家ゆかりの方々に配った時に、本がどういう姿をしていたか分かりません(エヌ氏の会主催の「星コン」で星さんご自身が提供してくださり、オークションにかけられたので、その姿を見ているはずですが、記憶がありません)が、「小金井氏家譜」という別冊もあり、2冊を一緒に保管したいので、一緒に収まる夫婦箱の製作を個人工房に依頼して、出来上がってきました。
「手製本が趣味」と言っていた時期(ウン十年前)だったら、自分で作成したのでしょうが、時の経過とともに、視力、気力の衰えで、自分で作るとなるとけっこうハードルが高いことを自覚して、依頼できるところをネットで探しました。
岡山県の工房が、希望に沿って製作していただけそうだったので、メールで問い合わせをし、何度か作成イメージの擦り合わせをした後、お願いすることに決めたのです。
完成品が届いたので、お披露目します。
本を収めると、このようになります。
一回り小さくて薄い別冊を、このように収めます。
夫婦箱の蓋を閉じると、厚さは7センチあります。
※この夫婦箱を製作した工房をお知りになりたい方は、コメント欄から、メールアドレス等のご連絡先をお知らせください(公開はされません)