イワン・ビリービンの『ロシア民話集』は6分冊で、その復刻版のタイトルは以下です。
№1 『りりしい鷹フィニストの羽根』1977年
№2 『蛙の王女』(ロシア語版1982年)
№3 『姉アリョーヌシカと弟イワーヌシカ、白い鴨』1977年
№4 『イワン王子と火の鳥と灰色狼』1977年
№5 『乙姫マリヤ』1976年
№6 『うるわしのワシリーサ』1976年
所蔵のものは№2『蛙の王女』がロシア語版で、それ以外の5冊は英語版です。
復刻版がこれ以外に出版されているかどうかはわからないので、手元のものだけのデータです。
いずれも製本は2つ折りのホチキス止めの中綴じで簡易ですが、
印刷は金・銀の特色使用の6色印刷という豪華さがあります。
№2 『蛙の王女』と№4 『イワン王子と火の鳥と灰色狼』は前記事で表紙と中の挿絵の一部を紹介したので、
それ以外の4冊を紹介します。
№1 『りりしい鷹フィニストの羽根』
№3 『姉アリョーヌシカと弟イワーヌシカ、白い鴨』
№5 『乙姫マリヤ』
№6 『うるわしのワシリーサ』
この作品には邦訳絵本(ほるぷ出版 1986年)があります。
邦訳はハードカバーですが、通常の4色分解で印刷されているので、実物をご覧になれば、復刻版との色表現の差は歴然としています。
今回、『蛙の王女』の復刻英語版を持っていないことが判明しました。
バラバラに入手したからといって、全容が把握できなくなるのはマズイですね。