日刊スポーツ女流王将戦観戦記

岩根さんは将棋連盟に所属するけれど、中倉さんは去年連盟から独立した日本女子プロ将棋協会というところに所属しています。なんだか女子将棋界は去年いろんなごたごたもふくめ。転換期をむかえているらしく、そういう意味でも違う団体に属するお二人の対局は意義深いみたい。しかも二人ともママさんなんだつて!!女の生き様対決としてもおもしろいのかも!!
「どんなかたたちなのかしらー」
思って赤塚さんとまつていたら。ブルーのニットジャケットに千鳥格子のスカートをはい涼しい印象の知的美人のお姉さんが入ってきました。

「へえー、最近は観戦記者さんも若くて美人ー」わたしはそのかたにこんにちはして、「記念撮影しませんかー」トきゃっきゃとはしゃいだのでした。お姉さんは最初気持ちよく応じてくださっていたのですけど、わたしが、「先生たちがくるまえに、沢山写真とりましょうよー。お互いのアップもとりません?この部屋すごく光きれいですよー」
トいったら少し厳しい表情をれて。「あのーーーーー。対局前なので集中していいですか?」と。
「ええーーーーーーっっっ!!」
なんとその綺麗な方はプロ棋士の先生だつたのです。バカバカ未明のばか!!対局まえの先生の邪魔をするなんて最悪の観戦記者です(泣)でもだつて全然人妻とかママにみえないんだもん!!
でもセンセイは許してくださり、りりしく美しい雰囲気たたえつつ精神統一。なんとも静謐な凛としたオーラをもつたかたです。
そこに現れたのは赤い闘志をめらめらと発散させている女性。これもまた綺麗!!全然ママぽくないよ!!普通にすごく可愛い!!白いもヘアのビーズつきカーデとか着ちゃつて。なのに闘志はめらめら。何か、女子プロ将棋界ってすごい感じです。
最初のひどい間違いにびくびくでおとなしくなっている私の前で、やがて対局開始!!詳しいことはこれから日刊スポーツに数回掲載される観戦記をぜひみていていただきたいのだけど、なんともスリリングな気合の飛ばしあいにみちた真剣勝負でした。美しくて、ままでありつまなのに、そしてどうにも魅力的な女性なのに盤を前にしたら戦士。そこがすごくセクシーで、格好よくて、わほたしはすっかり二人のファンになつてしまいました。にこりともしないで兆候を続けるふたり。頭のいい女性ってやっぱり魅力的ですね。しかも戦う女性は。


見ていてかんじたのは、真剣に戦う女性はそれでも可愛くて魅力的ってこと。女性は、真剣に仕事したり何かにかけることをためらわないほうがいいですね。だつて、そんなことで女が乾くとかそんなこと絶対ないですよ!!「女はあんまりがつがつ働いたりしなくていい」という人もいますが、この尾二人をみたら「そんなことない!!ぎりぎりで働く女ほど美しいものはないと、超納得しちゃいます。私もこんな顔で働きたいとどきどきしながら二人をみていましたもん。そのくらい、素敵。
で、ないよう
観戦記をみて欲しいのでないようはかけないのだけど、対極が終わってからは【感想戦」トいうのがあって、【ココでこーしたらもつとと面白かった」とかいろいろ話し合うわけですよ。ココで私も質問させていただいたりしてもいいのだけど、やっぱりその、わかんないんだねまだ。質問していいっていわれてもさ。
「うーん、わかんないですけどる一番むかついた手は?」とかいっちゃうわたし。すると「いえ、将棋は自分との戦いなので、そういう、むかついたとかはないんですよ」とかいわれちゃつて。もー、本当に中倉さんてばりりしいのですわー。
で、私がわからないなりに一生懸命みていると、赤塚さんの連れてきてくれたお兄さんがやたら詳しく説明してくれるのね。あ、やっぱツすごいとおもつて。【お兄さん、何でそんなにわかるの?昔将棋部だつたの?それで日刊スポーツに入って記事書いてるとかそういう??】なんていってたらお兄さんがまた表情厳しくなつて「いや、その、エー名刺を」といって渡してくれた名刺に【プロ四段 瀬川晶司」ってかいてあって。「ええーーーーーz!!」プロ棋士ー?本物ー?赤塚さんそんな豪華な解説を私につけてくれたの??」というと【最初に言ったじゃないですか??しかも瀬川くんは、会社員からプロになった異色の棋士で超話題の人なんですよ!!」ってそんなのわかってなかったよーーーーー!!
もう本当に泣きそうになりながらお礼とお別れをいったわたし。でもしっかり写真はみなさんとぱちり。先生方みんな優しく応じてくれましたよ。これって貴重なカットだとつくづく思う。

それにしても夕方まで6時間以上
あったのにちっともあきなくて、将棋つて まじめにおもしろいですわ。みなさんぜひ一度ごらんになってみてください。そして未明のかく記事もチェックしてね。何かさらつと本格記事の振りしてのるみたい。最後に(未明)と署名があったらそれは私の原稿ですー。でもかなりぬるいけど。で、もちろん将棋の流れに関しては瀬川さん、赤塚さんたちのご助力画はいってます。自力じゃないからね!!
でも、今回は甘えすぎでしたが、赤塚さんが、また来年の予備選とかでは書かせてくれるといっているので一年かけて、対局の流れとクライマックスくらいは分かるように勉強しておこうとおもいます。島研会員になつたし。でも猫に小判(泣)。つめ将棋、最近は忙しいのでサボってます。でもまたやんなきゃ。あれって夜寝る前はだめなのよ。頭がさえて眠れなくなるの。面白いからついやっちゃうっていうか、
中毒ぽくなるのね。なんかあれ興奮系の脳内物質でるんだろうな。ゲームがとまらない感じだと思う。漫画もうすこし暇だつたらもつとやっちゃう絶対。あーーーーー!!そうだよ漫画のネームもしなきゃだし!!もう死にそうです。でも明日も頑張るーー"!みんなもね。そして
中倉先生、岩根先生、瀬川先生、ありがとうございました。そして赤塚さんも、次はもっとしっかり勉強して失礼のないようにしますですーーー!!