陣屋その2!!
エーと、升田幸三先生と陣屋事件の話しと、あとなんでも女将は宮崎駿サンともご親戚筋らしく、陣屋のお庭の大きな木が、アニメの有名な木のモデルになったとかーーーー。これがその素晴しいお庭のひとかど。
へえええーーーーー。すごいもんですなあ。なんていうか、わたしも、そんな風に自慢してもらえる作品かかないとね。何か私なんて、長いこと親戚の間では死んだことになつてたからねん。せっかく超進学校いったのにずっと登校拒否で、
何とか推薦でもぐりこんだお嬢さんだいがくに大枚ははいて入れてやつたのに、家デはする、駆け落ちみたいにして結婚する、会社首になる、漫画家になつたはいいけど離婚して、エッチな漫画で有名になつて、ヌードご披露して袋とじ三回もやつてーーーーー。
いや、私は華々しい青春だと思っていてまったく後悔してないし、ていうか、すごく楽しかったんですけど、おや親戚にしたら、今の仕事のスタイルが安心みたいです。朝の番組に出るようになってきゅうに゜お前は何とかなると思って居た)とかいきなり親戚のおじさんから電話がきて。(笑)いや、いいんだけど。
もうほんとにねえ、根性ねえなあみんな(笑)。そういう過去の勉強させてもらつての未明だし、人間昼も夜も両方知らなきゃ駄目だと思うんですけどねえ。
宮崎先生にだつて、えらい将棋の先生にだつて、当然暗黒があって、それを乗り越えた上の栄光だと思うんですよ。わかんないけど(笑)、勝手言っちゃわるいかな。でもたしかに。暗黒乗り越えて光をみいださないと、人間駄目なんだよね。
多分。
だから私はそういう親戚の皆さんの戸惑いや優しさにも沢山勉強させてもらつた。わかいころは「ほめられない仕事かも知れないけど一生懸命なんだい!!エッチやアングラを差別しないでよ!!」って思っていたけど、暗い部分追求しても袋小路になつちゃうんだよね、これが
いまは自分が単に素直に、明るいものがかきたいし、より沢山の人に読んでほしいなあ。って心から思えるようになつたから、いこじな気持ちも消えちゃつた。そんな私の気持ちを映すように桜綺麗で。
こちらの綺麗な尾二人が中倉彰子、宏美しまいですね。
そんなときに勝負の世界に惹かれたのも故あることの気がする。何でかって言うと。かつても負けてもお互いにがんばったことに当然意味はあるし、両方えらいんだけど、だけど勝たなくちゃ意味ないというね。
そういう、もう1歩人生に踏み込んで頑張りたい、という気持ちがでてきたからなのかな。あとグレーがなくて勝ちか負けか白黒はっきりする。
自分が弱いときは負けをつきつけられて、それでも戦い続けることを選ぶような心性のひとたちをすごくえらいと思ったんだよね。
私は今まで表現をやっていて、(すきかきらいか評価されるかどうか分からない世界だから、売れなくても自分のせいじゃないってことで」とか、どこか逃げていた気がするのね。いまいち売り切らないのは編集者と時代が悪い!!みたいな。
でも本当に面白いもの。感動できるものは皆求めているから、それがかければ必ず発見されると思ったのよ。売れないのはとにかく自分が悪い!!もう必ず発見されるまでひたすらに゜いいものかきたい」と上を目指してがんばるしかないなつて、思ったそのときだったからなんだろうね。
だから棋士先生とお話したときに、(でもなんだかんだ本当に強ければ勝てるし、その勝負運をひきつけるのも自分じやないですか??私は勝負とは違う世界ですけど、運なんかもそれを引き寄せながらかきたい。絶対自分自身も強くなりたい
、いいもの書きたいとおもつてるんで」見たいな事をいったりしたんで、そういうの評価してもらってこの世界のひとにも声をかけていただけるのかなあ、
と漫然とおもいながら、おいしいお弁当をはぐはぐするわたし。
すると同じテーブルに(奨励会で三段までやったんですけどやめて、今はマスコミです」ていうお兄さんがいて、「うわー、次の対局指導いきますか?」という流れに。
ご飯のあと希望者には中倉彰子、宏美姉妹による対局指導や、瀬川晶司、鈴木環那サンによる大盤解説会があり、私は瀬川さんや鈴木さんらにお礼がいいたくてここにきたのだけど、結局対局をえらんでしまいました。そのおもしろかったこと!!
中倉姉妹が忙しそうなので、私はその三段のお兄さんに相手してもらい、この前教わった矢倉を思い出しつつ駒を並べます。゜
「
さかもとさんねそれ金の動き変だよ」
「えっ」
「本当にそこさしていいの?いいのね?そしたらね」
「うわーーー!!角がとんできたーーー!!」
「角道はとめとかないと。一手戻します?」
と、何回も死んでよみがえるゾンビのような、よたよたの対局指導に。やっぱ強いわ三段。ひとつの駒の後ろに何枚も駒が控えているように組み立てながらさしていくその差し回しがサディスティックで快感でーす。でもそれをくじけず攻めていくという。
「
え?そうくるの?きたらとりますよ、そのあと考えてる?」
「いや、考えてないけどなんとなく。突撃しまーす、なんちゃつてー」
「だめだめ。でもじゃあ遠慮なくとるよー」
「うわー!!攻め方もわからない!!取らせるだけで取れないから駒がどんどん減っていくんですけど!!」
(
だから連動する駒をつけて攻めないと」
(頭ではわかつてんだけどね」
やっぱりなんでもみにつけるには時間がかかります。でも、お兄さんとさしていたら、女子プロ棋士会のお姉さんたちが集まってきてくれて。
(初めて三ヶ月なの??十分させてる。まじめにやれば強く
なりますよ」
「はまつてますよね坂本さん、似合いますよ」とかおだててくれて、未明嬉しい!!未明綺麗で強いお姉さんたち好き!!
そんなこと一手騒いでいたら、鈴木環那さんと瀬川晶司さんも声かけにきてくれた!!
(未明さんいるつていうからきましたー」
(キャー、覚えていてくれたーーー??なんかすごく楽しいよーー」
毎日コミュニケーションの森尻さんやビルコムの平田さんなども集まってすごくもりあがつて、女の子皆して(将棋っていいよね!!」と和気合い合いの午後、何か幸せだつたのでしたーーー。
ちなみにこの第一曲は矢内名人の勝ち!その跡甲斐さんがかって、また矢内名人が勝って、いまは二対一で次の14日の第4局を待つかんじです。皆さん、美しい女性たちの戦いホぜひチェックしてくださいね!!