
今日は先週土曜日に予約してもらった別の科での検査へ
行って来ました。「数値的には良くないけど薬を飲むほど
でもないと思います」との主治医の言葉にひとまず安心?
して帰ってきました


阿久津麻美子の誕生日には失踪した父から毎年手紙が
届く。幼馴染みの山部信勝に恋心がありながら、周囲の幸
せを考え、実業家の高樹と結婚しようと思っていたが、デー
トの翌日、彼の部屋で愛人の他殺死体がみつかりその後
高樹は失踪。結婚に反対していた麻美子の弟、伸吾が逮捕
され母は心労のあまりに入院する。窮地の麻美子は父の手
紙に励まされ事件の真相を突きとめようと動き出すが…

どんな手紙なのだろう、という軽い好奇心から読み始め、
単純な家族の物語だと思っていたのは大間違いでした。
もう一人の中年男、刑務所を出所した秋山圭一の物語が、
どこで麻美子と関わってくるのか後半も謎でした。
一人の人間の失踪が、隠れた事件や社会の闇を表に出す
事に発展していく、意外にサスペンス的な物語でした。
