フジクローム
カメラ・ドライキャビネットを探っていたら出てきたフィルム
旧い110かと思ったらフジクローム100D・120
これ まさか まだ使えるんでしょうか
封は切ってないし
ちょっと開けてみたい気もします
と 思いつつ ちょっと眺めてみました
使用期限
箱の裏を見たら こんな表示
1993年6月までに現像の事 って
何と20年前 でした
どうしましょう ったって
只持ってるか 捨てちゃうか
ヨドバシカメラ
プライスが貼ってあります
ヨドバシカメラ¥430-って税込か
これに3%の消費税でしょうね
今これを使ったとして 現像代は¥610ですって
だから何?の世界ですけど
安いといえば安い
何しろ極めてアナログな世界です
化学反応をおこして写真を観る
物凄い現象がおこるワケです
そして美しい(といいですが)被写体が露わになる筈
当時このフイルムの箱を 手にとって
それなりにワクワクしたもんです
何しろポジフィルム(スライドフイルム)ですから
プロっぽいじゃないですか
ヨドバシカメラの ハンドラベラー値付けが懐かしい
フジカ645
所蔵の愛機です
これに入れる為に フジクロームを買っておいたに違い有りません
まだフィルムの封を切ってないって事は
撮ろうと思ってから20年 撮ってないって事?
そんな事は無いと思いますけど
そうなのかもしれない
中判フィルムのポジだと バックライト付きフィルムビュワーで観ると
35ミリフィルムより断然大きく観えて楽しい
それだけの事で フジクロームを買ったんですね
現在では iPhoneで撮って 即27インチ画面で確認
数分で加工してワンショット完成
どっちが本当に楽しいかって
やっぱり カメラに触れる事の楽しさといったら
比べ物にならない位 本物の銀塩カメラがいいに決まってます
しかし 骨の髄まで iPhoneとアイフォトに魂を抜かれてしまいました
実際シャッター押す回数と仕上がりをストック出来る枚数
iPhoneの場合 無限ですから
これ以上の強みは無いですね
フジクローム 645で撮った場合 たった15カット
iPhoneの場合 いつも私は一分間で それ以上のカット数撮ってます
だから チャンとフレーミングするって事を気にしなくなっちゃった
後から 切り貼りするってズルが身についてしまいましたから
でも何しろ 何時でもカメラ持ってて 沢山のカット撮った方が
面白いに違い有りません
悔しいけど iPhoneの勝ち
フジカ645 木炭自動車並か
こないだ 山の上の公園で リンホフで
日暮れを狙ってる方いらっしゃいましたけど
ああいうのは 昔から別格
絵描きさんの世界ですから
リンホフって あの 昔の記念写真撮る
写真屋さんが頭から黒い布被って はい笑ってって言って
シャッター押す あのジャンルのカメラですけど
写真家のアンセル・アダムス が使ってたカメラ
あれですね
もし彼が御存命だったら iPhoneフォトやったと思います
何となくそう思います
内緒で
今度 フジカのカメラを首から下げて
実はiPhoneで撮影 ってのをやってみましょう
撮り比べもいいけど
1993年賞味期限のフジクロームとiPhone3Gエンジンの勝負
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