１０月７日午前５時 久々に早起き。
……やっと起きた
もう、今の時期って朝の５時って暗いのね…ビックリ。
寝ぼけマナコでおにぎりを作り、支度をし、Ｍとダーと娘の三人は、
集合時間の午前６時４５分までに、札幌駅北口へと急ぐのであった。
「第３４回池田町ワイン祭り」へのイベント参加なのでありました～～
Ｍ家は、バスツアーに参加したのであります。
今年は久々にワイン祭りに行こうよ～ということになり、
Ｍたちは飲酒運転はしないにしても
車で行けば泊まるホテルでも夜通し飲むだろうから、
結局は酒気帯びになるかも…と危惧したので、バスで行くことに決定！
飲酒運転が厳しくなった昨今、酒気帯びにも気をつけなければ…
Ｍ家と同じ事を考える人がたくさんいたようで、
去年はバス７台だったのが、今年は１２台になった…と。
Ｍが申し込みした時は、残りの座席はあと１０席だった。
行くバスは１１台と言われただけで驚いたのに、
…当日はなんと１２台になってた…
そのツアーだけで総勢５００名
ひゃ～
Ｍ達は３人だったけど、横一列の座席が割り当てられていて
ゆったり座っていくことができてラッキー
バスがいつ出るかとワクワクしていると、遅れた人やら、
ドタキャンした人がいて、Ｍ達のバスは１５分遅れで出発。
札幌の市内を抜けたところで、ダーは「下準備」と称して呑みだす
いきなりビール…あ、いや…発泡酒。
時間は…時計が見えるように写したはずなのに…ハッキリしない。
確かまだ９時前だったはず。
もちろん場所はバスの中でございます。
バスってラクかなぁ…と思ったけど、そうでもない…
途中のトイレ休憩は凄まじかったす。
Ｍ達のツアーではバス１２台だったけど、
他の会社でも同じツアーがあるので、物産展のトイレに行くと人、人、人…
男子トイレは空いてるのに、女性用は長蛇の列でございました。
２０分の休憩時間はトイレの待ち時間と化す
そして、そんな困難も乗り越え、１１時には無事池田町に…
これはビート畑
甜菜（てんさい）といって、お砂糖の原料なんですよね。
タケシのツービートって、甜菜を天才という意味で…とか昔聞いたけど…
そして…
ワイン会場へＧＯ！
どこに座ろう？ 隙間がどこにもない……
どこに行っても人と煙だらけ…
うっすらと霞んで見えるのは焼肉の煙のせいでございます。
場所を確保して、さっそくワインを飲むダー。
隣のブーちゃんは娘…
早速Ｍは牛の丸焼きの列に並びました。
これがまたすごい長蛇の列。
入り口から並び、出口の受け渡しまで、３重半の渦巻き。
今年は牛６頭を丸焼きにしたそうな…
係りのおじさんが「牛の丸焼きって、ここが初めてやったんだよ」と、
得意そうに説明してくれてたっけ。
その丸焼き牛をゲットするまで、
ひたすらノロノロ…グルグル…と、周りながら前に進む。
これぞ牛歩………意味がチョイ違うが…
足元は草ワラなのでデコボコ。
Ｍの前に並んだオネエサンはワインを持ったままで、かなり酔ってる御様子。
右にフラフラ～～…左にフラフラ～～～…
後ろにフラフラ～……Ｍはちょっと間をあけていたにもかかわらず、
３回くらい足を踏まれてしまった
痛かったよぅ…
そのうち、彼女は前につんのめってしまい、
前に並んでいる年配の御夫婦に体当たりしちゃった
運悪く、その奥さんが手に持っていたワインがこぼれて
奥さんの服にかかってしまったらしい…
奥さん、怒る怒る
御主人も「お姉さん、酔っているでしょ？」と、たしなめるんだけど、
酔ってたって丸焼きをゲットしたいおねえさんは諦めない。
おねえさんがその奥さんに、いくら謝っても許してくれない…
差し出したティッシュを受け取ってもくれない…
う～～ん…てか…
この奥さん、ちょっと大人気ないぞぉ。
ワインを持って歩くから、そうなるんであって…さ。
それを想定しなかったアナタのせいでもある。
だからお互い様ジャン。
で、そんなやり取りを見ながら、楽しく丸焼きを待つＭであった…
携帯のカメラで撮ったのでちょっと小さい…けど、
牛の丸焼きの最後の部分。
この丸焼きの牛は美味しかったですぅ～～
たくさん飲んで食べて…
ワインは赤ワインをケッコウいただいちゃいました。
最後のほうで、ロゼと白を味見。
ロゼがフルーティーで、食後にピッタリ
娘からは、ぶどうジュースを貰って味見。
これも、しつこくなく飲みやすかった 
！
で、今回…
焼肉を食べていて違和感。
なんでジンギスカン
なんだろう…？？？ と。
思わず係りのお兄さんに「今年はジンギスカンなの？」と聞くと
「いいえ、これは牛
ですけど…」と、困った顔。
え～～～～？？ 牛肉とは思わなかった！
ずっとジンギスカンだと思って食べてたぁ～
味付けしてるから、先入観だったのかな。
よぉ～～く見ると、確かに牛肉だった。
でも、味がいまひとつだったよ…お兄さん……。
Ｍは過去に２回ほどワイン祭りに行ったことあるけど、
それまでは、もう少しおいしい牛肉だった気がする…のです。
で、ワイン城のすぐ前でやってた…記憶が……
人数が増えて、会場が変わったのかな？ 記憶違いかな？？
思ってたのとビミョ～に違ったので、Ｍテキにはちょっとガッカリだった
で、２時にはそこを引き上げ、
バスに乗る前に、ワイン城の中にあるというトイレに向かうことに。
入ると、ここでもまた長蛇の列
早めに引き上げて正解でした。
１０分くらい待ったとき、ある事件が勃発
女性の事務員さんが、事務室から出てきて、
「三階のトイレを使えるようにしましたのでお使いください」と、
列の後ろの人に向かって言うと、後ろに並んでいた人々が、
われ先に！ と、ダダダーと階段を駆け上っていった…
するとＭのすぐ前にいた御婦人が事務員さんを捕まえて怒り出す。
「どうして前から言わないの？ ずっと待ってる人のほうが優先でしょう？」と。
しかも御婦人は、Ｍに同意を求める目線を送ってくる……
すると事務員は「申しわけありません」と、そっけなく言ってすぐ引っ込んでしまった。
それでも女性トイレは長蛇の列
なかなか順番がまわってこないので、皆イライラしてる様子。
そこにトイレ掃除のパートさんが入ってきて、
「男性トイレは誰もいないので、もしお嫌でなければどうぞ…」と、
これまたＭ以降後ろの人に向けて言う。
…すると、あっという間に男性トイレに列ができた。
そこでまた例の御婦人
登場。
「だから、どうして後ろの人に言うの？ 前からいいなさいよ！」と。
パートさんは「…別に…私は誘導係じゃないから…」と、たじたじ。
「誘導係じゃなくても、後ろに言えば後ろの人が先に行くのがわかるでしょ？」と。
パートさんもむきになって
「でも私はパートで自分の仕事は誘導係りじゃないので…」
まぁ、分からないでもないけど……
その「自分の仕事じゃない」に、ちょっとＭも反応したので
「パートさんだから、わからないでもないけど…
でも…ここで仕事してるってことは、町からお給料を貰うのよね？
『そんなの自分の仕事じゃない』って言わないほうがいいと思うな…
」と、
気を遣ってやんわり言うと、
それに便乗して御婦人が、
「そうよ！ みんなツアーで来て、ここの町にお金を落としてるのに、
年に１回の大イベントでこんな程度のトイレの設備ならもう来ないわよ！
ちゃんとあなたからこういう苦情があったって町長に言いなさい！」と。
「私は無理です、みなさんから言ってもらわないと…」と、パートさん。
まぁ…まぁ…
トイレひとつのことでそんなに大騒ぎしなくても…とは思いつつ、
Ｍはただ単にパートさんの仕事の姿勢に疑問を持っただけで……
彼女に仕事の姿勢を問うＭがナンセンスだった
…
それよりも、言ったところで無駄だったし。
逆に、火に油を注いじまったぜぇ……
その御婦人、Ｍとは別のツアー会社だったようで、
話を聞くと、なんとＭと同じ内容なのにやたら料金が高い
今回どこかでそれを知って きっとそれも不満の元なのでしょう……
すったもんだの末、無事トイレタイムをくぐりぬけ
時間通りにバスに戻り、あとは出発を待つのみ。
毎年、ワイン祭りに来るツアー客の中に
救急車で運ばれる人がいるらしい。
今年も二人いました
呑み放題だからって…青空の下で気持ちが大きくなったからって…
大人の分別は持っていてよ…
しかも呑んで気が大きくなったか、帰りのバスの中、
同じツアーの他の車内では客どうしでケンカが勃発したらしい。
………恥ずかしくね？？
で、恥ずかしいヤツひとり発見
コイツは誰だ？？
一人で座席を占領することが許される席でよかったね。
バスに着くなり、酔って眠くてバタンキュ～～のダー。
…ったく……。
帰りの景色はすごかったす。
…というか、行きの景色くらい撮っておけよ…ってカンジ…
十勝平野が広がっているのですが、帰りは雲の中。
雲がもくもく………すごい！
あぁ、もうまったく景色が見えないす…
先に撮っておくべきでした…
この後、日没が早くてすぐ真っ暗になっちゃった…。
そして無事、札幌に着くとポツポツと雨
池田町は良い天気で、夏の間あまり日に焼けなかったＭが
こんな時期にちょっと焼けたくらいにして……
それにしても…
日帰り道東ツアーは、老体にはきついかも…
あ、いやそんな生ぬるいことは言えませんでした…
Ｍなんかよりも、もっと年配のツアー客が多かったから……
みんな、元気だったなぁ…。
帰ってすぐ、ダーと娘は
ラーメンを食べに行き（てか脂っこいし…
）
Ｍは食べる元気もなかったので、シャワーに入ってとっとと寝て
しまった…
そして…
今朝、起きてもまだ疲れているＭであった………とさ…
年々デブになっていくたび体力も無くなってくるヤツさ
