歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

宮古島2015

2015年09月16日 | 宮古島 -miyakojima-
今年も行ってきました、宮古島・社員旅行。
もう4年目!



もうネタ枯れか?と思いきや。いやいや、まだまだ。
色々たくさん、ありました。

でも、

今回はだらだら連載的な引きずり方はせず(これ以上連載かけもち増やしたくない)、
もう、一発でいきます!





未明の調布を出発し、




早朝の羽田空港に到着したタイミングで、

鹿児島の親から心配のメールが。

さっきまで居た調布で、震度5以上の地震(たて揺れ直下型)があったと知らされました。
リムジンバスに乗っていて、全く気づかず。


飛行機も問題なく飛び、

9時台にはもう、宮古島。



まぶしいブーゲンビリア。


空港を出たとたん、むんっとした暑い湿気が、、、


、、、と思いきや、

あれっ?と思うくらい、ひんやり。
むしろ前日の東京(台風一過後の残暑ぶり返し)の方が、うざ暑かったです。


今年はまず、



知る人ぞ知る、パワースポットの石庭に行きました。

それから、



ビーチの見える海鮮レストランで、ランチ。
宮古そば御膳。

それから、



出来たばかりの、伊良部大橋を渡って、

伊良部島へ。


海の青が、やっぱりとんでもなく、きれい。







再会できて嬉しい、双子みたいに仲良しの、可愛い兄弟。





伊良部島の浜辺。




渡口の浜。

今回初のビーチは、ここ。




さっそく飛び込む。




お天気にも恵まれました。



「着替えたくさん持ってきたから、いいよいいよ!」と、ママのお許しも出たので。


可愛い。






それから、

伊良部島/下地島の名所、

通り池。




呑み込まれそうな、深い静かな藍。


鍾乳洞が陥没して出来た池で、海中洞窟で外海とつながっています。

ちょうど、ダイビングツアーの人々がぬっと浮上してきました。


そんな池を眺めるでもなく



やんちゃ度に拍車がかかってきた、弊社の天使部長。

飛行機でもらえたサングラスが、様になっています。


かくして、初乗り込みの伊良部島+下地島を一周し、

ホテルにチェックイン後、
どうしても早く海に行きたいアクティヴチームは、



前浜ビーチへ。

一時間足らずの、ひと泳ぎ。

(見えている橋は、来間島にかかる来間大橋。)

最初は「意外に水が冷たい!」と騒ぎ、

一回入ってしまうとあたたかくって、

むしろ陸に上がろうとすると「風が寒い!」

日が傾いて、風が強い頃合。

海にだらだら浸かっていたい、昼下がり。





ですが、海はささっと切り上げて、

夕方は、社長の実家へ。



伊良部大橋に落ちる夕日を眺めながら、



バーベキュー。



今年はまた面子が増えて、大賑わい。

ちびっこたちも、2歳から3年生まで、勢ぞろいで、おおはしゃぎ。
(子供たちの良い表情の写真が載せられなくて、残念;)




まんまるで、ゆっくり、落ちていく。

見事な夕焼けでした。



気づいたら太鼓叩きになっていた部長。


宴のあとは、社長なじみの小さな浜へ行って、

超絶満天のすごい星空を、堪能しました。


天の川の、天を大きく横切る、もやもやした白い筋まで、ちゃんと見えます。

流れ星も、2つ見ました ☆=

やっぱり、「あーっ!」って言って、終わっちゃうよね。



この満天の星空の下には、出来たばかりの伊良部大橋が架かっています。

この大橋の沿道に、ずらーーーーーーーっと、
街灯をつける計画が進んでいるそうです。

そうなったら、、、もうこの完璧な暗闇と完璧な星空の、完璧な景色も、だいぶ変わってしまうでしょう。。。

二度と見られなくなってしまう星も、、、






2日目も快晴。

自分を含むアクティヴアダルトチームは、

鍾乳洞探検の下見のため、ボラガー(保良川/泉)ビーチへ。




「干潮なら、歩いて10分で鍾乳洞の入口に着きます」

という情報でしたが、あいにく干潮でないタイミング。

とげとげしくてデンジャラスな、黒い荒磯を、恐る恐る歩いて、20分。

入口に、たどり着けず。

ひとしきり堪能して一汗かいて冒険はひとまず切り上げ、

いつもの



最強のビーチ:新城(あらぐすく)ビーチへ。


変わらぬ、透明なエメラルドの海。さんご礁に、熱帯魚。あたたかい海。

ひとしきり、シュノーケルに没頭。

後から、



子連れチームも合流。



2歳の天使も、初・宮古島。

この次男坊は、お兄ちゃんの平気っぷりを見ているせいか、全然怖がらず、動じません。

そして、とにかく、



超・可愛い。

癒されること、この上なし。






お昼。

ビーチにて、ボリュームたっぷりの宮古そばを食べた後、

アクティヴチームは、鍾乳洞探検へ。



さっき(朝)は黒い荒磯の岩場しか行くしかなく、大変だったところが、
干潮によって、浅瀬をスイスイ歩いていけるようになっていました。

もちろん、それを見計らって。



奇岩が立ち並ぶ浅瀬を歩いていくと、

朝は辿り着けなかった、鍾乳洞の入口に、とうとう到着!



裂け目の上には鳥居(的なもの)があり、ちゃんと手を合わせてから、くぐります。

この中には、パンプキン型の鍾乳岩がどーん!と聳え立っています。(海上3mくらいの高さの)




他のツアー客にならって、パンプキンの上から、エメラルドの滝つぼへ、飛び込み!

今までそういえば知らなかったスポット。今までやったことなかった、新体験でした。



帰りの浜。





湧き水のつくる、初々しい川の流れ。




見下ろし遠景。





その後、

宮古島の北端にある池間島に渡り、



名も無きプライベートビーチへ。


ここは、見るだけ。




ロープを伝って降り立ち、




ロープを伝って、登って、かえります。





池間島をつなぐ大橋から



未知の島、大神島が見えますが、

ここは長男は決して立ち入ってはならない、いわくつきの島だそうです。



そこから南下して、



砂山ビーチ。狭いけど、絶景ビーチ。

白砂の山を、上って、下って、辿り着きます。

ここも、見るだけ。


アクティヴチームもさすがに動きっぱなしで疲れたので、



砂山ビーチのすぐそばのカフェで



一休み。

なにげに著者近影。




赤花(アカバナ=ハイビスカス)。





それから、

ホテルへ戻ってバタバタと身支度を整え、

夕刻、

弊社社長主催のライブへ。



想像をはるかに超える超満員の大盛況でした。


この後、居酒屋で打ち上げして、

長い2日目は、終了。



3日目は、

天気予報だと、朝から雨の確率、60%。



でも諦めきれないアクティヴチームは、しっかり7時に朝食を食べ、8時前にスタート!

、、と勢いづいたところで、



車がバッテリー上がってて、エンジン動かず。
しばしのタイムロス。




仕切り直して、



残りの離島、来間島+来間大橋も、制覇へ。



小さな島の、小さなビーチ。



色とりどりの貝殻、サンゴのかけら。



白いカニ。

宙を浮いているようにサササ~~~って、走り去る。

そして、



ヤドカリ。宿を奪い合い、乗り換え合っている、奇特な場面に遭遇。

もみくちゃ。


そして、



ヤギにも、出逢いました。



この後、

未知なるゾーン:ドイツ文化村というスポットにも、ついに立ち寄り。



休館(半廃墟)になっているパレス館。



危なっかしそうで、天気も 意外にもってくれているので、

「海に行こう!」

と、南海岸を辿るも、
南海岸沿いのリゾートビーチは、逐一訪れど、あんまり気が乗らず、、、

結局、いつもの最強ビーチ:新城ビーチを目指すことに。

途中、




気になる「弁当」の看板に惹かれ、

導かれるまま、



村の集落をひとしきり彷徨い、、、




迷い、、、

あきらめたところで



新たなる看板に出会い、

これは呼ばれてる!と、



意気揚々、

ついに



たどり着いた、なぞのお弁当やさん!


あったーーー!!!



この旅一番の感動の瞬間でした。



エルナさんというとても美しいご婦人が自宅でやっている、小さなお弁当屋さんでした。

時ちょうど正午。地元のおじさんたちも、買いに来ます。

このお弁当を提げて、



ふたたび、新城ビーチへ!



お弁当は、フルボリュームで、さんぴん茶とお味噌汁までついて500円という、お買い得商品。

優しい薄めの味の、美味しいお弁当で、皆大満足。

あきらめないでよかった!出逢えてよかった!

初日に訪れたパワースポットのおかげかも!なんて、喜び合いました。



そして、



初・海中撮影。

iPhoneを入れて水中に潜れる透明のケースを借りまして。

でも、ぜんぜんうまく撮れなくて



もはやニュアンスのみ、、、




やっと撮れてても、ブレブレ、、、

これでもましな方、、、。ちなみにこれ、ニモで有名なあの魚(クマノミ)の、
大・中・小3匹の、かわいい家族の写真。




一番取りたかった、ラベンダー色に光るサンゴ。

ブレブレ、、、


来年こそ、水中で撮影できるなんらかの手段を、しっかり準備しようと決心。



ザバーン。


陸に上がる。



外からでも魚が見える、この透明度。








やどかり。


水中で無駄撮りしまくって、この時点で電池残量1%。

(宮古島に居る間、なんにもしてないのに電池ががんがん減って、朝の移動中にすでに50%切っていました。

 購入から2年越えて、時限装置が作動しているのでしょうか・・・。)




と、いうわけで、

そんなこんなで、ギューギューづめでもりもり盛り沢山になった、今年の宮古島。

いつもの自分の一人旅のギューギュー詰めモードにとても近くて、とても満足度の高い、おなかいっぱい!と感じる
旅になりました。

ベイビーたちと、のんびりスケジュールで、まったり戯れて癒されるのも良いけど、
がんがん動き回って、「遣り尽くしたー!」という達成感があるのも、良い。


同行のアクティヴメンバー(主に年の近い、弊社のお付き合い先の方々)に、感謝。


空港のA&Wで



久しぶりのハンバーガーを食べ、

昼下がり、



出立。帰京の途へ。


さらば、宮古島。









帰り着き、降り立った 夜の 東京。

キンモクセイの香りが、満ちていました。



、、、もう、すっかり秋になっちゃったんですね・・・。




さらば、2015年の、夏。










3回目のエメラルド

2014年09月18日 | 宮古島 -miyakojima-
天気予報では雨となっていた、宮古島・二日目。



有り難い事に、晴れの朝を迎えました。

朝6時からすでに、ぼわっとする湿気と、むわっとする暑さ。

そして



虹!薄いけど。

幸先良さそうです。



毎年恒例、社員一同お気に入りの、新城(あらぐすく)海岸へ行きました。



森をぬければ






シュノーケリングを楽しめる、エメラルドの豊かな海です。




また来ました~*




今年も変わらず、



どこまでも透明な、



エメラルドの海!

そして、青い空!



今年初めてのものは、



このボード。
レンタルされていました。



原住民のようにあっという間に乗りこなし、ちびっこたちを載せて、
今まで行った事の無い沖の方まで、スイスイ漕いで行って。



今回は私、結構海に入りっぱなし。

満潮のタイミングだったおかげか、前回よりも海が深めで、たぷたぷ。

前は珊瑚のゴツゴツに阻まれて行けなかった沖の方までも、行けました。




出ても、すぐまた、海へ。の、繰り返し。



キラキラ熱帯魚の世界です。

太刀魚みたいな細長くてとんがった魚が、水面近くに群れ為していたり、
エメラルドの大きな魚が、珊瑚を突いていたり。
フグも見ました。

海がとても静かなので、魚が珊瑚や石を突く「カッ、カッ、」っていう音まで聞こえるほど。


とりわけ、
青紫のネオン色に光る珊瑚を見られて、もう、、、うっとり。興奮。

うっとりしすぎて、うっかり息するのを忘れて、あわわわ、って、ちょっと焦ったり。





浜辺に戻ると、



透明な浅瀬で遊ぶ子どもたち。




深くまで行けない子どもたちが遊んでいるので、しばし観察。

水際でヤドカリを発見。捕まえては、潜水バケツを捕り物篭にして、次々に投入していく。



中には、ヤドカリが上がれる砂山と海のある、箱庭を作りました。



どんどん砂を継ぎ足したがるベイビー。埋もれゆくヤドカリたち。

じゃあ今度は海の水も入れよう、と、くつに海水を貯めて、せっせと運ぶベイビー。

このくつ、水中用なので、バケツに辿り着く頃にはもう水が透けて漏れ果てちゃって、何も無い。






お昼。



とろとろゴロゴロソーキ入り・宮古そば。



去年は海に入るのを恐れてか、浜で砂遊びばかりに興じていた3歳のベイビーも、

今年は



ぜんぜん平気です。



もうすぐ4歳。明らかに、成長しています。



甘しょっぱい水を、ちろちろ舐めながら。




浜でお団子を作っては、



パパに「食べなー!」と、せっせと運ぶ。




そして、また浜へ。



「こんどはハンバーグ!」




まったく同じ砂団子です。

が、毎回その「正体」を変えて、



何度も、



何度も、何度も。




「これ食べな~!」

「これちゃんと食べてからじゃないと、アイスクリーム食べちゃだめ~!」



笑っちゃいました。

これ、そっくりそのまま、お家で言われてるんでしょうね。



何かの拍子に、うっかり顔を付けてしまったベイビー。



初・海に顔付け!

動揺するかと思いきや、



ニコニコ。

そして、積極的に、海をなめていく。



しょっぱ~い;

って、顔をしかめながらも、また貪欲になめていく。





iPhoneを片手に掲げて、海の中へ。




足の着く、ギリギリまで。

結構、行けます。





ほんとに透明で、エメラルド。



あたたかくて、ゆらゆらして、ふわふわして、

とろけそう。






昼下がり。

残念ながら、引き揚げです。




名残惜しいけど、たっぷり堪能できたので、すっかり満足。





さらば、あらぐすく。

そして、必ずや、また。



来年こそは、水中カメラを買います。海の家で、1500円で売ってました。




追記。

このアラグスク海岸の良いところは、
水中シューズやシュノーケル一式など、レンタルが充実していること以外に、
「無料の屋根付き休憩所がしっかりあるところ」。これが、一番重要。すんごい助けられます。

南の島の夏の日射は、ほんとに殺人的なので、なるべく肌を曝してはいけません。やけどします。
なぜか今年は、露出の多いビキニの女だとか、男だとか、無防備な人がかなり多めでした。
現地の人は、真っ昼間は海で泳いだりしないし、泳ぐときはTシャツなどを羽織ったまま、泳ぎます。

かく言う私、ちゃんと長袖を来てましたが、
脚のほうを、うっかり。
気づいたら、ふくらはぎが真っ赤になってて、ヒリヒリになって、お湯を浴びれない足になってしまいました。
シュノーケリング灼けです。

あれ、そういえば去年も、そうだったっけ。

あら。

次回こそ、気をつけたいと思います。(恥

、という所信表明というか言質のつもりで、ここに書いておきます。






 >>次回、宮古島篇最終回に、続く。>>


宮古島(再・再)

2014年09月14日 | 宮古島 -miyakojima-
毎年恒例、宮古島。
社員旅行で来ています。


むわんとする、30度の世界。
東京ではこの前終わった世界、再び。

強さというか、濃さが違うけど。



今日はまだ海に行っていないので、実感も中途半端な感じ。




毎年じわじわ、社員旅行の枠を超えて、参加メンバー拡大中。

とりあえず、まずはたらふく。

宮古牛のたたきとか、ステーキとか、海ぶどうとか、、、もろもろ!たくさん食べて、泡盛(古酒)も呑んで、



ようやくからだが馴染んで来て、

今、お肌がスベスベです。何故だか。

アンチストレス?




今年のホテルは、夕日の見えるサンセット・オーシャン・ヴュー。




夜更け、雨が急に降り出しました。

空が真っ黒。
ほんとに、真っ黒です。




そんなこんなで、
一年前のイギリス旅日記は中断して(いつ終わるやらf^_^;)、南の島から ちょこちょこと、便りを送りたいと思います。

*

明日は海へ。

晴れてくれるかなあ。





宮古島2013~その3

2013年09月26日 | 宮古島 -miyakojima-
3日目。最終日。

昨日行った、(推定)ベストなビーチ:新城(あらぐすく)海岸で、
海の色々な遊びは満喫しきってしまったので
2日目終了の時点で ほとんど「終わっちゃった」感じだったのですが。

最終日。だめ押しに、もうひとつのビーチ。
社長推薦の「前浜ビーチ」に行くことに。

行くとなったら、



ちゃんと水着に着替えて、準備万端です。



去年は初日に、男子チームだけで行きました。

この前浜ビーチの特徴は、

綺麗で、ものすごくやわらかい、白砂。



そして、
安全で、おだやかな海。





ビーチは普通、
珊瑚の骨や、尖った石、中にはガラスの破片やゴミなんかもあって、
素足で歩くと危険です。ベストなのは、マリンシューズを履くこと。
(※ちなみに、新城海岸には、マリンシューズ他、必要装備一式を貸し出してくれる海の家があります。)


ここは「リゾート」として管理されているため、こどもが素足で駆け回っても安心。
というビーチなのです。




初日、二日目と、「海が怖い!」とギャン泣きしてた子も、


パパの特訓のおかげで、入れるようになりました。

たたたたーっと、波打ち際まで駆け込んで、



さすがに全身飛び込んだりはしないけど、



さざ波が足を洗うのを、じーっと味わっているご様子。

そしてまた、



たたたたーーっと。浜へ戻りつ、また海へ行きつ。




昨日はあたたかくて、温泉みたいな心地だったけど、



今日の海は冷たい;

でも、
思い切って いったん身を沈めてしまえば、新城の暖かい海と同じ。
風吹き付ける浜辺のほうが寒くて、もう、容易には出れません。





この日も、おちゅな(砂)であちょぶ(遊ぶ)のに夢中なs君2歳。

「いっちょ(一緒)にやろー。」
って誘われたので、もう写真を撮るのも忘れて、ガツガツ掘りました。

「よいちょ。よいちょ。」って。超可愛い。
こっちもつられて、「よいちょ。よいちょ。」赤ちゃん言葉になってしまいます。

よーいーちょ。よーいーちょ。

すると、



水がじわじわ湧いてきて、ちっちゃなプールが出来ました。

「ままー。みてごらん。」



hくんもやって来ました。



手当り次第に奔放に突っ込んで行くsくんと比べて、
基本的に警戒とじっくり観察からスタートするhくん。やっぱり超おそるおそる。

でも



年上のお姉さんも加わって、プールで一生懸命。



三者三様に。



飽きっぽいs君は、もう「ぶっ壊し」にかかります。



その様子を、じっと観察するhくん。
2歳チームの世話役からだんだん自分の作業に熱中していくaちゃん。



見ていると、ほんとに面白い。
とにかくノンストップで、新しい楽しみ方を繰り出すこどもたち。

いち早く飛び出したsくん、



やっと水際へ。



水際の濡れた砂をかき集めてる?





引っ掻いて、引っ掻いて、



なんか、新しい遊びを思いついたみたい。

「いーこと おもいちゅいた。」って、言ったりします。





オトナには思いつかない、謎の「あちょび」に、「よいちょ。よいちょ。」いっちょーけんめい。



あ、もう終わったらしい。

sくんが、ひと段落して飽きて、次のあちょびにとりかかるころに、
hくんはやっと、さっきまでのsくんのあちょびの痕跡に、踏み込みます。おそるおそる。
そして、一人で自分なりに遊び始めます。



sくんは、ママと海へずんずん進んで行きます。



昨日の海を怖がっていたのは、海というよりも、紫色に見える珊瑚や岩礁が、怖かったみたい。
この浜の海には珊瑚礁が迫っていない。だからか、今日はずいぶん平気そう。




あ、



飛行機!




飛行機が、しばしば通って行きます。







水着に着替えないまま海に飛び込んでしまったのを、着替えさせようとしたら、



逃げる。



走る。



走りっぱなし。



自由。



今度は、お絵描き。

「これ、なーんだ。」

なんだろう?さかな?

「おいも。じゃがいも。」

うーん、想像の斜め上。




熱中。

でもひとしきりやって
飽きて、



「ままー」

着替える気になったか?
と思いきや。



ふざけています。

ほんとに一挙手一投足、予想出来ない。

そしてとにかく、



可愛い!





hくんは、さっきのプールで。なにやら、キャッキャと。
和やかな家族の肖像。

このあと、ここに特攻して行くsくんによって、
和やかな空気は吹っ飛びます。




sくんは、また何やら一生懸命。



「いいものみちゅけたー!」




え?なに?なに?



「おちゅな」

。。。砂か!

想像の斜め上。



なんかまた、一生懸命。もとい、「いっちょーけんめい」。

「ねー、いっちょにやろー。」
また、ちゅてきなおちゃちょいが。

いっちょになってほる。がんばっちゃう。

あ、



「やどかり」があらわれた!
可愛い!

「やどかりちゃんだー」

それを



容赦なく襲撃する巨人!
砂をとって投げる。砂をとっては、投げる。

あらあらあら。こらこら。




そうしてまた、だいちゅきな「おちゅなあちょび」に興じる。


一方hくんは、



渚を駆ける。走り方が可愛い!動画撮れば良かった;;



キャーー!って。可愛い。




そんなこんなで、午前中いっぱい、
戯れて、楽しく過ごちまちた。



さて、午後。

宮古そばを食べたあと、
さっきの前浜ビーチから見えていた橋を渡って、

小さな離島、「来間島(くりまじま)」へ。



そこには、



こんな小さな、海へ続く道があって、



こんな浜がありました。


これまた新しい風景。穴ぼこだらけ。



ちびっ子にとっては、ひょいとまたぐことも出来ない、一個一個が絶望の落とし穴。
おそるおそる。



やっぱり「ままーー」ひっしとしがみつく。
でもだんだん馴れて来ると、



果敢に。



やどかり、ふたたび発見。



「やどかりちゃん、どこー?」

一生懸命。



追いかけすぎて、
やどかりも、ぐったり。岩を転げ落ちたりしながら、逃げて行きます。





そこへ、

「あ、飛行機!」



また飛行機が。



「ひこーき!」

いいねー。良いショットだねー。

そんなことしてるうちに、あんだけのんびりゆとりがあった時間も、無くなってきました。

帰りましょう。



「まま、だっこちてー!!」号泣。だっこしてくれ、さもなくば絶対ここから動かん!というすごいダダこね。

世界の終わりの様な号泣。

根負けしておんぶ。


たちまち泣き止んで、じんわり満足げにほくそ笑む2歳、したたか。



空港でもやっぱり、駆けずり回って、暴れ回ってしまうベイビーズ。



興味は秒単位でころころ変わり続け、めまぐるしく動き回る。




とにかく走る。



真似して相乗効果ではしゃぐ。叫ぶ。飛び跳ねる。



それでも、なんでもかんでも



飛行機になんとか詰め込んで、

長丁場を経て、



東京、羽田に戻ってきました。



到着は22時。それでもハイボルテージ。
飛行機内で抑えられていた分まで爆発している模様。



そんなこんなで、



気づけば、子どもたちばっかり撮っていました。

最後の最後、
リムジンバスで愚図ってしまって、グデグデになって、
チケットをビリビリに破り捨てて、



寝落ちするまで。





以上、
サクサクっと駆け足で振り返ってみました。
1年ぶり2回目の宮古島。新鮮さはさすがに1年目に勝る訳なく、
とにもかくにも、2歳児のアンファンテリブルっぷり(超大変な可愛さ)を、どっぷり楽しんだ旅となりました。

おしまい。






※宮古島の風景をもっと見てみたい方は、どうぞ一年前の旅の記録のほうを、御覧あれ。
(カテゴリー「宮古島-miyakojima-」でまとめてるので、つらつらーっとたどれます。)




次はいよいよ、自分的には本題、
イギリス旅日記の始まりです。




宮古島2013~その2

2013年09月23日 | 宮古島 -miyakojima-
二日目。いきなり今回のハイライトです。
ビーチへ!

今日こそ、海に入ります。泳ぎます。魚見ます。



選んだのは、
昨年 数カ所巡った中でもベストだった、「新城(アラグスク)ビーチ」。


初日もビーチへ行ったものの、
みんな、水着を置いてきてしまって、

「すごいきれ~~い!、、、だけど、、あ~~、、、泳ぎたい・・・」
というわけで、
生殺し状態だったのです。

二日目。ホテルからしっかり水着を着込んで、やる気満々。


子どもたちももちろん、元気。


行きがけに立ち寄った農協でも、社長へ「アンパンチ」の猛襲。


いざ、海に行くぞ!と張り切っています。




着きました。



綺麗!!



駆けるベイビー!この子は、2年目のアラグスクビーチ。


ところが、



いざ海に入れようとすると、爆泣。
「こわーーーい!!イヤーーーー!!」
ポロポロ、まるい涙のつぶを、文字通りポロポロと零して。

初めてのこの子は、馴れるまでちょっと時間がかかりそう・・・。

でも



2人セットになると、ちょっと強くなります。
一方が楽しげに水をパシャパシャやってるのを見て、真似したくなるみたい。

つま先からちょっとずつ、入って行きます。


「ママー、だっこちて」

だっこ大好きっ子。
さすがにまだザブザブ中に入れないので、だっこを要請する子。結果、


ぎっちりしがみついたまま、海へ。
半分怖いけど、好奇心も強い。

透明な水の奥に、キラキラ光る魚が見えるよ。




浦島太郎と亀の構図。


おとなも、こどもも。



ひとしきり、遊びます。

あたたかい海。むしろ、海の中の方があたたかくて、
上がると風が冷たくて、寒いのです。

「上がりたくなーい;」って、温泉状態。





このビーチがベストたる所以の一つ、それは


広い屋根付きの無料休憩所があること。

この南国の強烈な陽射し、のんきに曝されていたら大変なことになります。

ひとしきり海で遊んだら、ここで休憩。
次のターンに備えます。その繰り返し。




号泣してた子も



楽しみを見つけて、すっかりコロッと元気。
そして、



はしゃぎ疲れて、眠る。



こどもはめいめいに、自分の遊びを発明する。




去年は結局 海に触れぬまま、砂遊びに興じていたこの子、
今回も砂遊びがメイン。

「おちゅな」がよっぽど好きみたい。




そんな感じで、朝から、昼過ぎまで。

めいめい、好きなタイミングで、海と浜を、行ったり来たり。

のんびり過ごしました。

自分、今回もっぱら泳いでばかりで、写真がほんとに少なかった。すみません。。




この日の夜は、社長の実家で夕食の予定。夜は長そうです。
というわけで、夜に備えて、夕方前にホテルに帰って、
シャワーしたり。身支度など。

しかし、夜までまだ時間がある。さてどうしよう、、となり、、、

急遽、「2歳児居ない組」だけで、北端までドライブしよう!ということに。



宮古島の北端には、「池間島」という離島があり、
「池間大橋」という橋で繋がれています。

車なら、町の中心から片道30分くらいで行けちゃいます。

島にさしかかったのは、ちょうど黄昏でした。



「うおおお!」
こんな風景が見られました。
橋が現れたときの感動。

写真では切り取られて端折られてしまう、ばーんと広がっている、海と空の壮大たるや。
見せられず、悔しい。



橋の西は、目映い黄金色が、鋼のようにギラギラ。


橋の東は


こんなやわらかくて甘い、エメラルド色。


まっすぐ伸びる橋を渡って、




小さな池間島を、ぐるり周回してみます。

なんとなく、海の方へ歩いていけそうなポイントで車を横付けして、
踏み入ってみると、、、、





崖っぷちがあって、、



こんな光景が。


波しぶきザパーーン。

名もなき、小さなビーチ。

素敵ポイントに巡り会えて、テンション上がりました。

こういう、元々予定していなかったところで偶然出逢えた風景のほうが、
あとで妙に、心に残ったりしますよね。

「うわ~~!」っていう、いわゆる‘感動’度が高いせいか。





この後、
社長の実家にて、夕食。



夕食のあと、
初日の頭に訪れた浜、赤浜へ。

昨年はここで、満天の星空(流れ星+天の川+ホタル付き!)を見ました。

今回は、十五夜目前で、月が煌煌と明るすぎて、、、。満天の星空は、あいにく見えなかったけど。

ベイビーズはこの日も、最初から最後まで、跳ねて走って、騒いで。
おとながぐったりするほど、フル稼働でした。

この勢いは、最後まで続きます。





 >>3日目へ続く。>>


宮古島2013~その1

2013年09月22日 | 宮古島 -miyakojima-
9月15日。4時半、未明。
起床。台風接近に伴う雨。

けっこう、大雨。

その大雨の中、傘なんて荷物になって困るので(というかそもそも傘持ってないので)、
業務用カッパを着て出発。

カッパがいつのまにか完全透水仕様に変化して居り、全身ずぶ濡れになりながら、
駅までの25分を歩く。

駅前からの直通リムジンに乗り込む。
周りが寝静まっているのを見計らって、着替える。

そんなこんなで、羽田空港に到着すると、



すでにハイテンション・ベイビーズ!

ぴょんぴょんはしゃぎまくっておりました。
もうすぐ3歳同士の2人が揃うと、相乗効果でボルテージが上がるみたい。

この後、旅の最中は基本ずっと、こんな感じになりました。
とっても楽しかったです。ハタから見てる分には。
お母さんたちはほんとに大変そうだけど;



さて。

早朝出発の、宮古島直行便に、無事乗りまして。

3時間くらいで着きました。




空港を出ようとしたところで
唐突な烈しいスコール!

でも、すぐに晴れて、



一年ぶり、宮古島の海に辿り着きました。
社長のおもひでの浜、赤浜。




相変わらず、



海も空も澄み渡って、
綺麗です。




2歳ベイビーズを前にすると、しっかり者のお姉さん役にならざるを得ないこの6歳ガールも、
子供らしくはしゃいでます。



可愛いお顔を見せられないのが残念ですが、とても絵になる美人さんです。

一方、大騒ぎの2歳ベイビーズたちは



海を警戒しています。
怖いみたいです。まだ入りません。




砂を掘ったり、
砂を投げてみたり。



今回の社員旅行は、昨年とは少し違うメンツで、
ちびっ子率が高くなりました。

さしずめ、ちびっこ持ちの集団家族旅行の様相です。



素敵な家族の肖像。


海には結局入らず、
走り回るベイビーズ。



以上。



最初の海、赤浜の模様でした。

自分は今回2度目だったせいか、撮った枚数が、ぐっと減っていました。
特に風景。
撮っていたのは、ちびっ子写真ばっかりでした。




続いて、2つ目のビーチ。



パイナガマビーチ。
中心街から、たぶん一番近いビーチです。





もちろん綺麗だけど、綺麗に整備されていて、ちょっと人工的な公園ぽい感じです。

以上。

この後、昨年と同じホテルにチェックイン。



また!走り続けるベイビー。



止まることを知りません。飛んだり跳ねたり。
見てて飽きません。

しかし、
お母さんはほんっとーに大変だなと、。。



ではここらでちょっと、風景的な写真。



ざわわ。ざわわ。ざわわなサトウキビ畑は健在です。



黄色い花です。名前ど忘れ。



ハイビスカス。美。


芭蕉のつぼみ。



戯れ合う蝶々。



鮮やかなランタナ。




路に落ちる虹色の光。


ホテルにチェックインした後、昼下がり、
時間があったので、散歩してみました。

すると、



お洒落そうなカフェ発見。外からは、中が全く窺い知れません。

入ってみると、


超素敵!

置いてある本も、ターシャ・テューダーとか、星野富弘さんとか、素敵な揃え。

素敵でした。散歩で歩きすぎたので、時間が迫ってしまい、
長居出来なかったんですけど。


夜、

ライブハウスへ。
弊社社長のライブなのです。



当然、
とんでもなくはしゃぎ回るベイビーズ。
2人がかりできゃあきゃあ、やんややんや。収拾つかない。



夕飯時というのもあるし、
静かに出来る訳が無く。はしゃぎすぎて、マザーズも手に負えず。
肝心の社長の出番が始まる頃に、あえなく退場。


以上。
初日でした。


今回、ベイビーズ率が高いし、観光的なことは昨年あらかた済ませてしまったという事もあって、
昨年よりも比較的ゆる~めなスケジュールで、この旅は進行しました。
行った場所も少なめです。

なので、
今回の旅ブログは、軽めにサクサクッと進行したいと思います。

色々詳しく濃厚に見てみたい方は、昨年のブログを御覧下さいm(_ _)m
たっぷり、エピソード10まであります。
(カテゴリー「宮古島 -miyakojima-」に新しくまとめ直しました*)


というわけで、




 >>二日目に続く。>>




宮古島ふたたび

2013年09月19日 | 宮古島 -miyakojima-
英国旅日記が始まった かと思いきや
ベトナム。

そしていよいよ イギリス篇スタート!




、かと思いきや!

宮古島に行ってきました。
1年ぶり2回目。社員旅行です。

台風を見事にかわして。
二泊三日。あたたかい海を、たっぷり満喫しました。
ぴょんぴょん飛び跳ねっぱなしのちびっこたちと、いっぱい戯れて。




台風過ぎ去った東京、戻って来てみれば
空気は静まり返って、風も静まり返って、
すっかり、秋の様相で。その変わり目に南国をはさんだせいか、
かなり唐突で、面食らう感。


次回は、そんな南の島の模様、熟成する前にささーっと、お届けしたいと思います。



ラストビーチ~宮古島旅10~

2012年10月08日 | 宮古島 -miyakojima-
最後のビーチへ。


「行くなら絶対この3つ!」と教わったうちの、
最後のひとつ。

「砂山ビーチ」です。




白砂の坂道を、登っていきます。

両脇は、照り葉の低木に囲まれた道。

この「砂山」を越えると、ビーチがあるんだって。



もう浮き輪も装着済みだよ。




けっこう長い道のり。




あっ!



肩にカマキリがのってる!


「カマキリだ・・・。」


なんと、私の肩に!
厳密に言うと、マイガッデス:CoccoさんのツアーTシャツを着てCoccoさんのツアータオルをかけた、
私の、その肩に。


弊社一同は、そこで、立ち止まって、
しばし。


というのも、

宮古島出身の社長いわく、カマキリは、
霊界からの使者。。なんだとか。。
ぜんぜん、悪い意味では無くて。


そんな話を聞かされている弊社一同だったので、
カマキリの出現には、静かに、感慨深く思いを馳せてしまうのです。


・・・。





と、

道を塞いでたら あれなので、
カマキリを傍の森にひょいっと還して、

再び、ビーチへ向けて。

のぼります。結構、急です。




むむっ!?



見えてきました!逆三角形!

あの青いライン!





おお~~~!!

グラデーーショーーン!



歓声。

白い砂の山道を越えると、海が現れる、、




なんというドラマチックな演出!

絵になるわ~。。。





下ります。ドキドキ。

じわじわ拡がる、海の絵。



わ~~~。

砂山の上から見下ろす海。。

これ、砂山が絵としてとても効いてる。
絵葉書みたい。。圧巻の美しさ。。



はやる心を抑えつつ、

富士山の「砂走り」みたいな、
すべり落ちそうな急坂を下っていきますと、





どーーん。

絵になる岩が、どーーん。


実際、この岩が記念撮影スポット。
入れ代わり立ち代わり、撮る人々がたくさん。

ここは、他のビーチよりも小さく、
また、監視員やライフセーバーも居ない、
観賞用の、小さなビーチみたいです。



逆光の影の岩肌のゴツゴツと、突き抜けるエメラルドの空と海の明るさ。
南国コントラスト。


ちなみに、唯一ぽつんとある海の家っぽいところは、
たまたま ここ一週間くらい、店主が不在だそうで。

すべての商品やらレンタル浮き輪やら、そのまんま無防備に、置きっぱなしでした。

it's 南国。




いざ、
ラスト・スイム!



この海も、やはり綺麗な、

透明なエメラルド。



残念なことに、
サンゴがダメージを受けているのか、少なくて、
色とりどりの魚がたくさん!の夢の世界だったアラグスクに比べると、
ちょっと淋しい感じ。。





砂はベージュ。やわらかい。




昨日買ったシュノーケルが、早速もう、曇ってきちゃったので、
あんまり長く潜っても居られず。。

ぷかぷか浮いたりしながら、楽しむ。

ラストビーチ。



波打ち際から離れられないボーイは、
寄す波返す波と たわむれております。




ちっちゃな子は、


 (*)

浮き輪にもぐったり。


 (*)

相変わらず、何しても癒しオーラ全開。

それから、


 (*)

波打ち際で、



 (*)

砂の堤防を作ったり。
大好きな砂遊びに没頭。



 (*)


そして、



やっぱり食べてた!
さすがのアニモーだよ。

ひとしきり遊んだら食う。食ったら出す。遊び疲れたら寝る。寝飽きたら、起きる。
起きたら、食う。

エンドレス・アニモー。



戯れたよ。きゃワワッ!

なんという幸せな光景でしょう・・・。







そんなこんなで、
もう帰る頃。





色々あって、楽しかった。。。

ひと夏のアバンチューール。。









最後のビーチに、

やっぱりしんみりする。




終わってしまう、ひと夏の。。

そんな切なさを引きずりつつ。。






山を登って、

甘い海にお別れを。





ああ、遠のく。。








さらば、南の海。。







ビーチを後にして。


一行は、



なんか、新しく出来たばかりのハンバーガー屋さんへ行きました。

DOUG'S BURGER。

宮古牛を使ってるとか。



のりのりボーイ。

ちょっとはしゃぎすぎて、ママに怒られ、



号泣ボーイ。(あら、服が前後ろ。)


叱った後は、優しくなだめる、母親。

その脇で



お構いなしに はしゃぐちびっ子。平素通りのマイペース。

ほんと、やわらか~~い!




赤ちゃんが居るだけで、ハッピー500%増しになる光景。





おしぼりを、ドラムスティックにして、のりのりだぜ。

昨夜の宴にて 社長が仕込んでしまったこの遊び、
母は怒るに怒れず・・。




そんな風にして しばらく待っておりましたら、


来ましたー!




高級バーガーです。ちょっと、お高いんですのよ。


値段相応に、どでんとしたボリューム。
存在感。

オニオンリングもまた、でかい。

フォークとナイフが付いてくる。




刺さってる串は、刺したままにして食べるんだって。
さもないと崩れちゃうから。



ただちに引き抜こうとするベイビー。


私は、うっかり即座に引き抜いてしまったので、
崩れ落ちながらのやつに、かぶりついた。

アボカドが入ってるやつを食べました。

ジューシーー肉汁!肉汁ジューシーー!





さっきまで泣いてた子も、

元気にもぐもぐ。






手の平返しのハイテンション!

この、感情があっというまにコロコロ変わる感じ、
よごれつちまつた悲しみの大人でも、真似できるんだろうか、、いや出来ないかな。。。

だからこそ、子供のピュアさは、素晴らしい。



もりもり食べてたら、



なんと、虹が!


「うわ~~~。。」

なんか、これで「一通りぜんぶいいもの見た」感。極まれり。

エメラルドの海、満天の星(蛍付き)、雨、晴れ、南国の花、馬、
そして、虹、、、。

ああ、走馬灯のように・・。(走馬灯は省略)




「最後にいいもん見れたね~」と、
また、にっこり、しみじみしつつ。


ごちそうさまでした。















時は、昼下がり。夕刻手前の、暑い時間。

まだ真夏らしさをくっきり残したままの 南国の島の、

長い、
暑い、

甘い昼下がり。







お別れの、シャボン玉。




この後向かうところは、もう、

空港だけです。



そうです、





旅も、おしまいです。









ああ、着いちゃった。






空港。


レンタカーともここでお別れ。

ぜんぜん土地勘が無いところから始まって、やっと地理感覚が見えてきた頃に、
さらーっと、終わっちゃうんだもんね。

旅って。






黄昏の光に、
ブーゲンビリアの紅が燃える。




南国の陽が、最後まで にじむ。









見送りスパーク。




待合所で、最後のひとはしゃぎ。

キャッキャ駆け巡る、ちっちゃい子。



最後にお土産で、シーサー買った!



ウガーー!


最後の、ひとはしゃぎ。




宵の暮れ闇。


宮古島から、



那覇へのフライトは、小型プロペラ機!

30人~50人くらいが乗れるやつ。

子供でもわかる、ザ・飛行機!っていう、飛行機。


これまた最後に、素敵なのが来た。







夜の海を飛ぶこと、数時間。

着いたのは、もう日付の変わりそうな深夜。




空港から、都会へ。



都会の光は、走る光。





東京の夜は、走る闇。



    *




  *





またいつか、南の海。



 *




~~~~~宮古島旅日記・完~~~~~~~







熱帯の森~宮古島旅9~

2012年10月06日 | 宮古島 -miyakojima-
シーサー買って、宮古そば食べて、お土産も買って、

さあ、次は、どうしましょうか?



けっこう 行き当たりばったりな流れで来ていた、この旅。
肝心の社長は、ここらへんでパーティーを離れ、先に東京へ戻ってしまいました。

宮古島シロウトのみんな、「う~ん、さてさて、どうしましょうか、、。」と、ちょっと困って、
じゃあまた、ビーチに行きましょうかねえ、、と、ぼんやり決める感じになったところで、


私、
『個人行動するタイミングがあったら行ってみたい。』と、唯一 狙っていた場所があったので、
そこでひとり下ろしてもらえるか、提案。

それは、



植物園。

植物に興味ない人にとっては、ただ暑い炎天下を歩き回されるばかりの苦行になること必至なので、
遠慮気味だったんですが、

調べてみれば、伝統工芸の体験コーナーだとか、色々あるみたい。と判明し、

「じゃあ、みんなで立ち寄ってみましょうか?」って、なりまして。



行きました。

熱帯植物園。

入場無料。

さっそく、



植物のトンネルです。

ブーゲンビリア*




入ってみたら、



わーー!トックリヤシ!トックリヤシだよ、トックリヤシ!!

って、
ここら辺から、わたくし“独り” 内心密かにドキがむねむね、テンションはうなぎ登りで、

アレを見てキャーー!コレを見てもキャーー!

って、
秒単位でみるみる 発狂 so highなアドレナリンフルバースト状態になっていったわけですが、

当時のmaxテンションを再現すると ちょっと大変なことになるので、
当時の2%くらいに絞って、粛々とお送り致しますが、



たまんないわけです。もーー。


ガイラルディア・・!だとか。
知っているものがあれば、あああこんなところで出会えたね(感嘆)、って。


池!
石!
石積みの池!


流れ!

だとか。


盛り上がるわけです、何を、どっから見ても。

すでに独り駆け足で、あっちへウロウロこっちへスタスタ、
挙動不審です。
もう、さっさと、独り、目の前にどどーんとある森に飛び込みたいわけ。


で、
ここでは 各自がめいめい自由に過ごすため、
「制限時間は、1時間ね」
という取り決めが為されました。

了解、
そうと決まれば、一秒たりとも悠長に出来ないわけですから、もう、勇んで山野に駆け込んで行くわけ。




デイゴ並木(キャーー!!)を駆け抜け、


どでかい熱帯の植物に、ほげーーー!って目を見張ったり、


クロトンが!あの観葉植物のクロトンがこんなにフツーに!、とか、


強い影色にさえ時めき、



普段ちっとも興味ない虫にさえ、わー、でけーー!と感動してみたりして、
キャメラを向けたりするわけ。

で、

鬱蒼とした森に、喜び勇んで駆け上って行くわけ。




森に入ると、血湧き肉踊る。



森の中の道を、ずんずんずんずん。



でかい葉っぱに燃え。




入り組んだ檻のような梢にうっとり。



影に きゅん。



クロトン!きんもー!



クロトンが当たり前に生えてる山道ってどんなだよー!って、
“独り” 心の中でぶつぶつトゥィッティングしながら、盛り上がりながら。

心の中で、うふふとかほくそ笑んでるわけ。
森に入るとだいたいそうなるから、できれば独りになりたいわけ。
あぶねーから。



森の濃厚な空気を、いっぱい吸い込みながら。





絡み合いながら、光の中へ飛びゆく蝶のカップル。
ひらひら。白く差し込む光に、螺旋を描いて、ひらひら。




あれも、これも。
やっぱり本州の森とは全然違う。




とにかく、でかくて、
なんだか強い。



ざっ、ざっ、ざっ、

歩みを進めるたびに、

ガサガサガサ!ザサッ!

と、

いろんなものが、散って逃げてゆく。
ぴょんと跳ねる。葉っぱが揺れる。茂みに飛び込む。隠れたつもりになって、こっちをじっと見ている。

その正体は、

虫やら、鳥やら。
その音ばかりが、聞こえます。

一番びっくりしたのが、

ドダドダドダッ!!



クジャクでした!4羽くらいで居た。でかかった。
(ちょっと写せた。)

日の当たるハイキングロード上に固まって居た彼ら、
近づいて行く私の足音を察知するや、
バーーーーっ!と方々に逃げて、

「ゲーーーーッ!ゲーーーーッ!」みたいな、なんかのサインなんでしょうね、
お互いに鳴き声を発しながら、

ドダ、どだどだだ、って、逃げて行きました。






森には、本当に色んなものがあり、



小さなものはどこまでも小さく、

その微細な細胞の奥の奥を突き詰めるかのように、じーーーとその有様を見詰めて行けば、



小さな、最小単位の細胞の粒の中に、
むしろ、大いなる、壮大なシステムがあって、
宇宙みたいに、ぐわーーーっ!と、手に負えないほど膨らんで、見えて来る。

ミクロコスモスの中の、マクロコスモスを、感じるのです。

密教的に言うところの、曼荼羅(マンダラ)。

なんのこっちゃ、上手く言えなくてあれですね。意味分かんないでしょうけども。



とにかく、
森には、無数の生命がひしめいていて。
無数の生命が、複雑に係わり合って、ひとつの森の生態系を、形作っている。

全にして個、個にして全。

虫や花や葉、菌、土、それぞれはそれぞれに、どこまでも「永遠の単体」。
と同時に、
全体で、ただ一つそこにある「森」という“個”のかたちを、為している。




「全にして個、個にして全。」っていうのは、
マイ・バイブルでもある「ナウシカ」(漫画原作版)で学んだんですけども。




この森では、長らく図鑑の写真だけで見知っていた


この花。サガリバナと、とうとう出会えました。

衝撃でした。



他にも、見るもの触るもの、いずれも生命力あふれていて、
楽しい。


ヤシ。



ガジュマルの気根。やばい。




光が強いから、
影がまた、濃くて、
強くて、
美しい。



ハイビスカス(赤花)。

花の美しさは言わずもがな。







深く深く。



どんどん人気が遠ざかる。


たまに、空のすきまがあると、



飛行機が見えて、
感傷的な気持ちになる。





あ、
ガマ。(洞窟)

沖縄のガマは、(思い切り端折って言うと)ちょっと怖いスポットなので、
不用意に近づかないように。



宮古島は、(本島にはわんさかある)戦争の傷跡が、あまり見当たらないな、
と思っていたけど、

この植物園の森の中には あちこちにこうしたガマが ぽかっと、ありました。
そして、
自決跡の碑とか。やっぱり、ありました。

本島ほど沢山じゃなかったけれど、
戦争の重い傷跡は、この楽園のような島にも、ありました。


鬱蒼とした、森の中の、影の中に。





では そろそろ、
明るいところへ戻りましょうねー。




植物園の縁には、
伝統工芸の体験館が、点在しています。




明るい下界。



甘い色。


ほっと、人心地。




宮古上布(じょうふ)という、歴史的な特産品の、織物コーナー。

これを藍染めする体験コーナーもありました。


ところで、
自分が独り 森を巡っていた頃、



ちっちゃな子たちは、



馬に乗ったり、



松ぼっくりを拾ったり、
していたそうです。
(photo by 各mama)



貴重なる可愛い瞬間を、見逃しちゃったな。まーいいけど。


馬に乗った少年は



かき氷。いちご。ビッグ。練乳がけ。

自分は、



紅芋ソフト。
ソフトクリームマシーンで、ぐいいんと巻いて行くお店のお姉さんに、
少年は「、、すごいですね、、」って、素直に感動、感心していました。

ああ、この真っすぐさ、、。






一時間、経ちました。



さー、では、出発です。

ところで、そういえば、
もうひとりのちっちゃい子は、というと。。。




やっぱり食べてた!

ほんと、食いしん坊!まさにアニマル!
(なんか、餌付けされてるみたい。)




もう、狙ったら、じーっと見てるの。

本能。純粋。アニマル。





さて、
次に向かうところが、いよいよ、
この旅のラストスポット。締めです。


締めは、ビーチです。


いざ。





ラスト・ビーチへ。





~~~~続く~~~~








雨ふりシーサー~宮古島旅8~

2012年10月05日 | 宮古島 -miyakojima-
これがいわゆる、スコールか。
本場の。

ザーッと降ったり、たまに止んだり。




東京でも最近は「ゲリラ豪雨」なんて言われる、烈しくて唐突な雨が増えてきたけど。

そんな、雨の中。




サトウキビ畑の中を、あっちへこっちへ、縫うように
うねりくねりながら、



たどり着いたのは、





畑の中に、ぽつんとある、ここ、



金城陶芸さん。

宮古の焼物(やちむん)のお窯元です。


ここで待っていたのは、



まんまる金魚と



シーサーさー。







雨がますます止む気配の無い中。






中に展示してある焼物を めいめい物色したり、




お買い物したり。





そもそも
ここに来たのは、ひとつ、はっきりした目的がありました。


「本気のシーサー」を買うためです。





これです。

この旅の直前、エクステリアを手がけることになったお客様から、
「シーサーを飾りたい。」とのご要望があったんです。


那覇の空港で買えるような、可愛らしいシーサーも、今はたくさんあります。
、、が、そんなんじゃなくて、


「古式ゆかしきかたちで、素材や作り方とかもトラディショナル(伝統的)な、
 本気のシーサーが欲しいんです。」

「魔除けになってくれる、強い、力のあるシーサーが、欲しいんです。」


お客様の願いは、とても切実で、強いものでした。

それを受けて、
みんなよりも先んじて宮古入りした社長が、数件の窯元を訪ね回り、

「これだ!」と見定めたのが、
この金城陶芸さんのつくった、
このシーサーでした。



大きいです。
重いです。

赤土の、渋い褐色をおびたムラや、素焼きの質感。

素朴、且つ、この上なく品の良い色。


、、、


うん、確かに。これです。

この色なら、周りの色にも合う、と思います。


即決でした。


しかし、気に入って頂けるだろうか・・・
それはまだ、わかりません。


いつも、庭をつくるときと同じように、

「フタを空けて見るまで、わからない」
のです。

贈り物というのは。
どんなに心を込めて、考えに考えて選んでも、実際手に渡って、素直な反応を見るまでは、
そわそわ心配で、ほっと出来ないものです。


「出来上がりの最後の最後まで、お客様がどう反応してくれるか、わからない」

庭で言えば、そんな感じです。




皆さんのお買い物のあいだ、



壊したら大変なので、


(*photo by n-kun mama)


ベイビーズは外へ誘い出し、

締め出し。










なお 雨は強くなり。





止む気配も無く。

されど、
美しく。






社長曰く、
宮古島は、こんなふうに、ほんとによく雨が降る、と。
昨日一昨日と、見事に晴れが続いたのが奇跡的なもんだ、とのこと。


これぞ、南の島の雨。


大粒の雨は、
力強く、重たく、甘く、




命を感じます。


ひまをもてあまして、
ちょっと濡れてみよっかな~ なんて飛び出してみたら、



一気にびしょぬれる勢い。


生半可じゃないです、この勢い。

慌てて屋根の下へ。




まあ、止まないけど時間もないので、

出発です。







今度はどこ~?




次はどこ行くの~?



どこで覚えるのか、必殺・悩殺ポーズ。

ベイビーは相変わらずごきげんで、たまりません。


ちょっと年上のボーイも、
でっかい10人乗りボックスカーの 頭に居るママのところから お尻のとこにいる自分のところまで
駆け抜けて、



ご満悦の様子。

子供って、ちょっとでも広いところが、楽しいみたい。


あ、




青空が。

あの凄い雨も、止んできました。






さっきまでの 見渡す限り一面のサトウキビ畑は、


どこへやら。

車は、中心市街のほうへ戻ってきました。


満場一致で、次の目的地は、



食堂~。

本場の「宮古そば」を頂きます!



まだかな まだかな~




まだかな~




まだかーなーー!




ああああーーー!


来た!



食べたよ。

痩せの大食いの早食いの俺は、写真撮り忘れて、一気に食べたよ。

けっこうなボリュームでした。美味しかったです。

ちなみに、「久松製麺所」という、社長なじみのお店でした。





宮古そば屋さんを出ると、

すぐそばに



どーん。

「宮古まもる君」です。
肌白い。くちびる黒い。
気持ち悪い。

宮古島の交通安全をまもるべく、島内に何人か、立っているんだそうです。

そのうち一人と、一応こうして出会えました。


(photo by n-kun mama)



そのすぐそばには、公設市場が。

お土産をお買い物。




ドラゴンフルーツのジャムとか。レアな色!



パパイヤとか。
そういえば、初日に食べた パパイヤのきんぴらが、うまかったです。


自分は、「沖縄ついたら絶対買う。」と狙っていた、
「月桃」関係のものを、ここでガッ!と、買いました。
月桃せっけんとか、月桃茶とか、シュッてするやつとか。


月桃(げっとう)とは、ショウガ科のハーブです。
ちょっとスパイシーなような、しかし甘くて切ない、素晴らしい香りなのです。

そんなこんなで、

もうお昼過ぎ。



天も晴れ。


この次は、

私が個人的に虎視眈々と、あわよくばと、狙っていた場所へ・・。




なんとなく流れで、わがまま聞いてもらっちゃいました・・。




~~~~続く~~~~~




****





、で、終わると思いきや。


PS。


****************

旅から帰ってきてから、数日後。

あのときの「本気のシーサー」が、
厳重にパックされて、無事届きました。

早速、お客様のもとへ。




こうして、門扉の両脇に鎮座しました。

狛犬的に。






うむ。

正解でした。
シンプルで、強い。

大きすぎず、小さすぎず。

目立ちすぎず、目立たなさ過ぎず。

合ってる。

背景のレンガの、ピンクがかったベージュ(弊社の卸しているベルギーレンガ。)にも、
明るいブラウンの木製扉にも、
合っています。


お客様も、びっくりしながら、
とても喜んでくださいました。


これで、

ほっと、一安心。です。


さらに、サービスで、
手前の門柱に



ちっちゃな可愛いシーサーも付けました。

最初に描いたイメージ図では、こちらに載っけていたんです。
ここが、「鬼門」なので。


さすがに、あっちの大きいのは載らないけど、
やっぱり、
その、最初にお出ししたイメージ絵を気に入って頂いて始まった仕事だったから、
なるべく、その絵の通りにしたくって。

、っていう、気持ちもあり。

「えっ、こっちにも!」って、
ちょっとビックリさせたいな、とか、

可愛げも欲しいな、という気持ちもあり。



ちっちゃいけど、力強そうでしょ。




まず この、一番に目に入る門柱のところで、
この愛嬌に 「ふふっ」と、ほっこりしてもらって、

いざ家に入るときには、「ああ、護ってもらってる」って、
安心感に、ほっとしてもらえたらと。



などと、

色々考えながら。


良い運気がめぐる、素敵な庭を作れるよう、
頑張らなきゃ。と。











かけずりまわり~宮古島旅7~

2012年09月30日 | 宮古島 -miyakojima-
アラグスク(新城)の海で、朝から昼過ぎまで たっぷり過ごした後、

「今まで訪れた宮古島の海とは、表情が違う」
と言う、

『東平安名崎』(ひがしへんなざき)へ行ってみる事に。

沖縄では「東」=あがり と読むので、
「あがりへんなざき」とも。
宮古島の方言は またさらに違って、「あがりぴゃうなざき」と言うそうな。


太平洋と東シナ海が ぶつかる、あわいの海。
その突端に突き出た岬です。




ひらけた空と、道。




のびる道。その果ての雲。




白い灯台が。




蒼い空にすとーんと一本。
綺麗な、まっすぐな白い塔。やはり、映えます。

そして、そこに至る路はやはり、このように蛇行しているべき。




宮古鳩発見。

ただの鳩さえ特別な何か、別のものにみえる、
旅先マジック。





断崖の先の海を見ると、


(多分、東シナ海。)

手前には珊瑚礁が広がっていて、
奥の青いところは深くなるところ。

それは同じですが、




岩島がたくさん。
荒々しい光景。




いつぞやの津波で吹き飛んだ岩が、そのまま散在して、こういう景観になったのだとか。



荒ぶる波、寄せる波。
凄い勢い。

確かに、今まで訪れて来たのは、波もほとんど無い、
とても穏やかな、平たい、静かな海でした。

この荒々しさ、雄々しさ。
今までの平穏無事なるビーチとはまた別の顔でした。




ところで、

灯台へ向かう道ゆき、
そこかしこから、ハーブの爽やかな甘い香りがするのが、気になって。



香りの出どころは、これでした。

ふわ~んと漂ってくる、なんか良い香り。
見慣れないので、なんだか分からなかった。





灯台の足もとまで来ると、そのままぐるりと巡り、路は続いている。

そのまま歩いてみると、





見えている海が、どうやら切り替わりました。


(多分、太平洋。)

昼下がりの、海の全面に跳ねる、
ものすごいキラキラが、ぐわっと刺さってきます。



ゴリゴリした琉球石灰岩の断崖絶壁に ガツガツ遠慮なく叩き寄せる、

轟々という波の音と、青いうねりと、白い光。



落ちたら、ひとたまりも無いな。恐ろしい。

やさしいビーチでは見えない、
海本来の荒ぶる力が、そこに在りました。




で、
そういえば どうやら完全に はぐれたようなので、
元のところに戻るように伸びているであろう路を、急ぎます。




あ、ちびっ子が!



ちょこちょこ、走ってる!

走ってるだけで可愛いとか、ずるいよねー、もー。



なにやら見つけたか、全力で駆ける子。



日頃、野性味あふれる保育園で駆け回ってる脚は すでによちよちじゃないんだぜ。

とことこ、一目散。



アスレチックな遊具を見つけたようです。





遊ぶためだけに、まっしぐら。

・・・遊び~を~ せんとや~ 生まれ~けむ~・・・

今やってる大河ドラマの「清盛」の、
呪いのように繰り返し流れるテーマソングが、頭をよぎります。。。


ほんと、ライフスタイルを構成している動詞に、「食べる」「寝る」「遊ぶ」くらいしかない・・!
遊ぶために生きてる。凄い。

子どもって、超シンプルで、凄い。

みんな、そんな時代が、あったんだよなあ・・。





で、
楽しそうな遊具にまっしぐらのちびっ子、

残念ながら、ただちに引き戻されて、
車に押込められました。。

ちびっこ当然号泣。逆エビに体をよじって、ふんぞり返って悶絶号泣。

「あっこー、あっこーー(あそこー、あそこー);;;」
って。

「せっかく楽しそうなところ見つけたのに、なんですぐ引き離されるのー!」って。

可哀想だけど、先を急がねばならない大人の事情があるの、、ごめんね;





一方、もう一人のキャワワボーイは



アイスゲットしてた。ミントだね。

大人も、



それはマンゴーね。

かき氷とかアイスとかが、やけにでかくて、良いね。


ちなみに、
この場所は、ビーチとかよりも全然、「暑い!」と感じました。
暑かった。たぶん、島に降りてから、ここが一番、厳しい暑さでした。

午後の陽射し + アスファルトの照り返し
の相乗効果か。

この灯台を巡る道をしばらく歩き回ってただけで、一気に汗が噴き、
そして、一気に灼けたみたいでした。



少年よ 大志を抱け




ゆるやかに流れて、
時刻は夕刻へ。

次なる目的は、
半分仕事、的な感じで。

弊社社長のライブです。



宮古島のライブハウス。



階段一段を、全身で上って行く。

ちっちゃな子にとっては、大人にはひょい、の階段の一段も、
手を使い全身を折り畳み、屈伸し。全力の山登りなんだなあと。

いろいろ、気づかされます。




おお やっと上り切った

おめでとー!





と思いきや



足ふきマットに 心とらわれたりしつつ。



今度は中の様子に 心を引っ張られて、



うきゃきゃと、駆け込んで行きます。



「広い空間」というのが、なんだか嬉しいみたいで、

楽しそうに、きゃっきゃ駆け回ります。

アドレナリンが止まらないご様子。
ほんとに元気!

もう一方の子は



疲れて寝ちゃった。



それぞれ、思い思いのまま、本能のままに生きてる。
可愛い。



ライブは、民謡から。

弊社一同、最前列で見守ります。


昨日の夜の宴で歌ってくれたご夫婦と、社長の弟の太鼓。



締めに、カチャーシーを!

さあ踊って~!

と促されて、立ち上がって、昨日の晩みたいに踊ってみると



見事に、弊社一同しか踊ってない・・!

島の住民は、見事に踊ってくれませんでした。びっくり。
後で聞けば、カチャーシーを踊るのは、宴の時だけとか。

そうですよね、、いつも歌って踊って陽気なんてわけなくて。
軽くカルチャーショック。

そんなこんなで、







社長のライブの模様は、諸事情により割愛します。
ライブは、満員大入り、中座するおじーおばーもなく、盛況で、大成功だったそうです。

てきぱき片付ける弊社一同、働き者。




この後の打ち上げご飯でも、
ちっちゃな子のアドレナリンは止まる事を知らず、
深夜まで大盛り上がりすぎて心配になるほどに、可愛いちびっ子でした。




翌朝、

南の雨が降り出しました。





厚い南の大きな草に、新しい滴。





晴れながら降る、透明の甘い雨。





恵みの雨。

水が、生命の育みに直結していることが、沁みるように、見て分かる。




透明のあたたかい雨に、
しっとり濡れて、うっとり揺れる花。





ちっちゃな子たちは




さすがの若さ




朝から全開です!



ホテルのロビーできゃっきゃっきゃ


むむっ




目標 捕捉

ちょっとにいちゃん いーもんもってんな





照準 確保


おう ほれ それ、あれだろ くれんだろ 俺に




ちょーだい ちょーだい あたりまえのように ちょーだい


ついさっき朝ご飯食べたばっかりなのに!すごい食欲!
ベビーの飽くなき欲望(本能)には勝てない・・。


そんなこんなで、

旅も、

とうとう 最終日です。




降るやら止むやら
スコールの雨の中を、



ひた走ります。




小さな島 と思っていたけど、

車で周るにも一日では足りないほど、案外広い島。




さて、どこへ向かうのでしょうか。






ざわわ。


ざわわの畑のあいだを、あっちへ こっちへ。


ざわわ。






~~~~続く~~~~






アラグスク~宮古島旅6~

2012年09月24日 | 宮古島 -miyakojima-
宮古島旅、二日目。




朝からみんなで、新たなるビーチへ行きました*







「新城」

と書いて、

「アラグスク」と読みます。なかなか読めませんねー。(今「あらぐすく」で変換したら、ちゃんと出て来た!)




浜辺への入り口は、こんもり森のよう。
ドキドキが高まる。

樹のトンネルを抜けると・・・





どーーん




 どどーーーん!



白い砂~

青い空~

そしてこれまた、

色々な青の、甘く誘う海~





ちっちゃな子は、砂遊びが大好きなんだって。
さっそく、海にそっぽむいて、砂をかきかき。






ここも、透明のきらきら光る水。

昨日の海と違うのは、珊瑚や貝がたくさん転がっていること。



そして、珊瑚礁が広がっていること。

裸足だと足を切る恐れがあるので、サンダルのまま海へ。
(海の家では、マリンシューズのレンタルとかもやってました。)






このビーチへ行く直前に 立ち寄った農協で、
みんなでこぞって買ったのが、



シュノーケル。1,180円だった也。
これがあれば、泳ぎながら、水の底の魚たちをずーーーっと見ていられる。

「よく考えたら、何人かが買って、まわして使えば良いのに!」
って、
みんな買っちゃった後で、誰かがやっと気づいたり。

でも結局は、みんなそれぞれ買って正解でした。
思い思いに、好きなタイミングで、潜りたいからね。


鼻で息が出来なくなるので、ちょっと怖い。
どきどきの、初・シュノーケル。


シュノーケルができない ちっちゃな5歳は、



バケツ。

こんなのも、海の家でレンタルできました。






白砂の海底に映る、水面のきらきらの文様がもう、とてもとても、、、

綺麗なのです。。。




もう一人の、まだ泳げないちっちゃな1歳は、

しきりに砂遊びとか。







可愛い。

飽きることなく、ずーーっと見れちゃう。
って、ずーーっと見てたら、海に入りそびれちゃう。


ということで、
いざ、海へ!




沖縄の夏の海は日射がヤバいので、Tシャツのまま泳ぐと、以前に聞いていたので、
Tシャツで。

この日、たまたま、海のエメラルドと同じ色のTシャツでした。




上がっては、脱いで干したり。
ほんとにこんな色の海が、、ねえ。まさか、ここにねえ。



これ。これですよ。




ジーザス。






海の色が、濃い紺に変わるところは、
珊瑚礁の広がっているポイント。

そこには、魚たちが集まっています。

なんか、すごいイエローのやつとか!
ネオンブルーのちっちゃいのとか!

まさに水槽の中で見る「熱帯魚」たちが、すぐそこに!
すぐそこの珊瑚礁を突ついたり、ふらふらすいすい、泳いで行くのです。。


なんか、
自然の中に、こんな強烈な色が、しれっと存在している。

楽園かと思いました。




時折、陸に上がっては、散歩したり。


完全に寝入っちゃった人も居ります。



日に灼けすぎて大変な事になるんじゃないかな、と思いつつ、
暖かく静かに見守りつつ。。。



ここのビーチが、昨日の前浜ビーチと違う点は、
山(森)がすぐに迫っていること。
木があること。




そして、



浜辺の花が咲いていること。





甘いユリの香り。



御簾のかかった涼しい休憩所(無料)では:



ベイビーが、相変わらずの可愛らしさで、



相変わらず、



食べてました。
起きてるときは、ずっと食べてる。おなかまんまるです。




人が食べてるポテトも、めざとく狙って。



食べてははしゃいで。




こてっと、寝る。





天使。







しばらくしたら、また海へ。




シュノーケルをつけて、
すこー、すこー、と、呼吸をうまく続けることに集中しながら、





紺碧や紫紺の珊瑚礁の上を、飛ぶように、浮遊して、


魚と一緒に泳いで、


ぷかぷか、漂って。




なんか、この海の中の体験は、

神秘的で、そして寡黙的で、
なんだか言葉で語り得ないです。

静かに静かに、奥へ、内へと、潜っていく感じ。

ちょっと気を緩めると、がぶがぼごぼぼって、しょっぱい水を飲んじゃってあわや死んでしまうかもしれないという生命の危機感を、
常に背に負いながらだから、神経は研ぎ澄まされて。


能動的な瞑想みたいな。




顔を上げて、太陽を見て、浜辺の在処を見て、
ほっとして。


そしてまた、陸へ。




ちょっと日陰で、休んだり。





繰り返し。何度目だったかって、数えるんでもなく、
考えるでもなく。

休みたいように、休む。







泳ぎたくなったら、泳ぐ。


おなか空いたら、食べる。




眠くなったら、眠る。





ひたすら、気の向くまま。繰り返し。






静かに、ぼーうっと、
何をするでもなく目の前の光景を眺めて、耳を澄ませていたら。


まるで歌を歌うように、
派手に、ぴゅいぴゅいきゅるるる~~♪と鳴く鳥が居て。



御簾のすきまから。





峨嵋鳥(がびちょう)かな、と、ふと憶い出す。

なんか近年、東京にもやって来ているという、
台湾とかのほうの、熱帯の鳥なんだって。








時間は、いつしか午後を廻り。





思い思いの午後。











Holiday.










さあ、そろそろ、引き揚げの時。


ラスト・ダイヴです。




















足の付かないところは怖い、5歳。ぽつん。



びっくりするような 賢(さか)しいことを言ったり、



ちょっと生意気なことも言ったりするけど、やっぱりまだ ちっちゃな子で、



まだまだ、ママにべったりで。



いたずらっこ。




可愛いねー。



さあ、自分も。

あたたかいエメラルドに。




ラスト・ダイヴ。





あ~~~~**










たまらん・・・








お、





戻って参りました






名残惜しみつつ。


陸へ還りましょう。









相変わらず



可愛い、ちっちゃな子の待つ。





犬を追う子。



うふふ。





“ジャングルジム”の中を。歩き回る子。







ほんと、色んな表情を見せる赤ちゃん。




目が離せない。

何を見てるのかなと、思ったら




木に登ろうとしてたり。





頭ぶつけちゃいそう!って、見てる方がヒヤヒヤしたり、ドキドキしたり。






そんなこんなで、




やっぱりこの子が主役でした。




テンション上がって、また、きゃっきゃしてます。





美しいアラグスクの浜。



最後に撮った写真はこれ。

そして、




ぶーーーん、と。






遠くなって行く。



また、来れるかなあ。










次に向かうは、

島の先っぽ。




~~~~続く~~~~~



宴に舞い、星を見る~宮古島旅5~

2012年09月19日 | 宮古島 -miyakojima-
海のあと、
社長の実家(2年前に新築されたばかり)へ。
ホームパーティーです。

目の前は広いサトウキビ畑。
社長のお父さんが今も現役で耕作しているそうです。

人の背丈より高く伸びた ざわわ。

そこに、おもむろに飛び込んだ社長



なんか一人で暴れてる・・と思ったら

サトウキビをへし折っていました。
茎は、とっても固いんです。



噛みながら、茎の固い皮を裂いて、
中の白いところをこれまた噛みながら、出てくる甘い汁を吸う。

ちょっと暗くてわかりませんが。

サトウキビを必死に噛んでると、みんなものすごく無言になります。

ちょっとシュールな光景でした。





さて、お家の中へ。

色んなごちそうを前に、

民謡の生演奏が!



三線(さんしん)を弾きながら唄ってくれました。



やんややんや~


そしたら 社長がおもむろに




踊り出しました。

噂に聞く、沖縄の「カチャーシー」という、あれです。
宴の席ではみんな踊り出すという。



なんかみんな、「ほれほれ!」と立ち上がらされて、
踊らされます。



作法がわからないながらも、なんとなく踊ってみます。




てんけてんけ てんけてんけ






太鼓に興味を示した ちっちゃな子。

試しにバチを。




民謡も奏でてくれる中、

どん どん とん



なんと、
巧みに、小さいのと大きいのと、組み合わせて叩き鳴らします。



やだ、天才かも!天才ドラマーかも!





大盛り上がり。

可愛いちっちゃな子(もうすぐ2歳)は、みんなの愛と賞賛と熱狂をぜーんぶかっさらって行きますね。

もう一人のちっちゃな子(5歳)は、



残念ながら!宴の開始前から爆睡。楽しい時を完全に逃してしまいました。。。

早朝4時起きとかで、飛行機乗り継いで、ずーっとはしゃいで頑張ってたから、無理もない。

しかし、
一方の天才ドラマー(1歳)は、、、全然寝ずに、むしろひっくり返るほどはしゃぎっぱなし。
一口食べては踊り、とにかくずっと食べ続け、、、元気すぎる。
アドレナリンが出まくってるようです。



くぁ~わうぃ~~*




締め。

踊ります。



今度はもう全員で。






やんややんや~






そんなこんなで 夜も更けて。

さすがの1歳児も



こっくり。





この後、最初に行った浜辺に行って、


満天の星空を見ました!


全天に伸びる、すごい天の川!


360度リアルプラネタリウム=天球を満たす星!


あー!流れ星!


あれ、ホタルじゃない? えー、まさか! いや、ほんとだ!なんで?



色んな奇跡の満ちた、夜の浜辺。

静かな波のざざ、、ささ、、という音が、これまた。素敵すぎる演出。


あたたかい夜の、ちいさな光たちの。
静かな景。


埠頭にべったり寝っころがって、

全天の星の、溢れ零れる光の粒たちを。全身で受け止めて、染み込ませるように。


写真にはもちろん全然撮れないから、目に 心に 体に
しっかり焼き付けようと。

食い入るように そして、
空っぽになって、見つめていました。


ずっと このまま全部、覚えていたいなあ。

すっと すぐにも憶い出せるように、いつも抱えていたいなあ。


南の島の夜空に願います。



そんなふうにして、
長い一日目は お仕舞い。






翌朝。




もー、さっそく元気!
可愛い。

今度こそ、ちっちゃな子たちも、

いよいよ次のビーチに向かいます!









~~~~~続く~~~~~


夕間暮れの海~宮古島旅4~

2012年09月17日 | 宮古島 -miyakojima-
昼下がり。

心地好い前浜ビーチから戻り、
軽くシャワーを浴びてから、
ひとり、外へ。

あたりをちょっくら散歩してみました。





見知らぬ土地。
気の向くままに、歩いてみる。




ああ、大好きな、ブーゲンビリア。




南国で見るブーゲンビリアは、やっぱり、
強く生きてる感じがする。






見た事ある花、
見た事ない花。


赤い花の情熱。





青い花の静謐。





白い花の無垢。




黄色い花の愛嬌。




東京では観葉植物としてちょこんと売られている奇怪なものが、
豪勢な生け垣になっていたり。







樹々の生命力に覆い尽くされていたり。





旅先の町では、何よりもとにかく、歩き回ってみる。
目的地もなく、当て所無く、ふらふらと。

そうすると、
その町の“日常”の在り方、空気や時間の流れ方を、
ちらり、垣間見る事が出来る。

「町の全体像を掴む」とか、「知る」とか、「理解する」とか、
そんな大それたことではなくて。
ほんのちょっと。



今度はあの角を曲がってみようか、
なんかあそこにでかい木があるな、
ふらふらと、思いつくままに。

すると、
びっくりするような偶然の光景に導かれることもある。

びっくりはしないけど、ぐっとくる、
素敵な風景に引き寄せられることがある。




旅の醍醐味のひとつ。




あー、

そんなこと言っている間に、日は



黄昏の気配を翳ませて来た。






夜は、社長の実家で宴が。

その前に、
最初の浜に、再び訪れました。



夕暮れの迫る、静かな藤色の、凪の海。








さっき ビーチに行きそびれたちびっ子たちが





耐えきれず、海へ。


まだあたたかいよ。





あ、何か居る。



ウミヘビ?








空が



藍色になっていく。



照り輝いていた光も、蒼く褪せてゆく。









「かけっこしよう!」と、
母と元気な息子(5)。























青い海をもっと蒼くして、

宵が迫る。




この後、社長の実家へ。

宴が催されるのです。





~~~~~(続く~。)~~~~~~


やわらかい海~宮古島旅3~

2012年09月17日 | 宮古島 -miyakojima-
「よし、早速泳ごう!」と、訪れたのは、
前浜ビーチ。

そこは、




白くて細かい砂粒の、やわらか~い砂浜の、
静かな内海。




波も平ら。やさしくて静か。





色が変わるところは、深さが変わるところ。

浅いところは、砂浜の色をそのままに透かしています。





キラキラの文様。





透明の水。

やわらかくて、あたたかい。



海で泳ぐの、いつぶりだったっけ。




砂浜には、珊瑚の尖った死骸とかも散らばっていないので、
裸足でも大丈夫。

微粒子の、ベージュの、サラサラの砂粒。



同行のタイル屋さん(60寸前)を埋めています。







海に舞う光。




透明に透ける影。




白い。
白塗り暗黒舞踏みたいになります。



グラデーション。


何とも言えない青のやさしいグラデーション。



着々と埋もれて行くタイル屋さん。



はしゃいでるよ。大人の男たちが。




そういえばこの時ビーチに繰り出したのは男たちばかりでしたので、
今回は いつまで経っても水着女子は出てきません。
画的に残念な人には残念かもですね、すみません。




思い思いに。





そういえば、ちっちゃな子たちはお昼寝のために
ホテルに残りました。

このやわらかな砂とおだやかな浅い水辺は、
やさしくて、ちびっこには良いはず。

喜んだろうな~。













エメラルドグリーンのあたりには「魚が居る」と、

何度も潜りにゆく人。




ぷかぷか寝そべって、のんびり浮いてみる人。




駆ける人。




浅いので、けっこうどこまでも歩いていけるのです。
エメラルドの近くまで。


でもさ、
母なる海!みたいな大自然を前にして、
「おとな」とか「こども」とか、なんか関係ないというか、
全然どうでもいいことだと思うんだ。

線引きなんてさ。




そんなこんなで、



ちょっと大きな子どもたちの、
束の間のひと時。


光は、夏の昼下がり。







ホテルに戻ると



テンション上がりすぎて、はしゃいじゃって、全然寝らんなかった!

というちびっ子たち。
いっそ、一緒に行けば良かったねー!

悔しがりつつ。



ホテルで一旦休憩をして、
また出かけます。




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