10月になりました。
いろいろと 想うこともあり
まとまってそうで まとまらないこともあり
いつも以上に とりとめなく 徒然、長めに書いています。
どうぞ、おひまな時に のんびりご覧下さい。
* * *
実りの秋。
ほっこり系の、暖色系の
美味しいものが充実する、甘い季節。
甘やかされる季節。
↑
おっきなサツマイモを 半分使って、
大学イモにしました。
(残り半分は、下のほうに、忘れた頃に登場します:)
友達から頂いた「ローズマリーのハチミツ」(舶来モノ)っていうのを使ったので、
なんとなーく、ヨーロピアンなテイストになった気がする。
でも、みりんも入ってる。
もしかしたら、れっきとした大学イモとは、微妙に違うかも。
ぜんぶ適当です。
黒ごまが無かったので、白ごまだし。
まあ、
いいのです。美味しければ。
ちなみに、レンジで適当にチンしてから揚げると、早い。
* * *
もう終わったので言いますが
色々と、大変だったのでした、
9月。
なんというかな、
“苦月”。でした。
心身共に 一番楽で、一番好きなのが 夏です。
そんな季節が 刻々と終わってゆくことへの “動揺”が、
まず 心の底流にあって、
その上に
深刻に考えなきゃいけないこと やら
ひたすら耐えなければならないこと やら
たくさん迷惑をかけていることへの「自責の念」 やら
直視しなければならない、辛い現実 やら。
色んな重たいものが、どっさり
のしかかって、
なんか、大変だったのでした。そんな、“苦月”でした。
だけど もちろん
楽しいことも嬉しいことも、うまくいったことも、
いっぱいあったので
そんなに苦しい苦しい、不幸だ、ってわけでもなかった。
むしろ、
ハッピーなことが 不思議な打率で、起こっていました。
結局は、自分の気の持ちようなんですね。
「今月は苦しかった。」なんて
たとえばこういうふうに書き残したり、反芻したりするから、
憶い出してしまうのです。
ほんとなら、書き残さなきゃ良い。そしたら忘れられる。
忘れちまえば、そもそも「無かったこと」にすら、なる。
幸か不幸か
なんでもかんでも覚えてしまう天才的頭脳の持ち主じゃないのだから
きっと、忘れる。
きっと、そんなもんです。
*
気の持ちよう。
たとえば ひと月、毎日、
「ああ、今日も一日、楽しかった。」
たとえば、とにかく
そんなことを ひとこと言ってから 眠るようにすると、
もしかして
ひたすら幸せいっぱいで
むしろ 幸せすぎて困ってしまうほどの、
意味不明なほどに 楽しい人生に、なるのかもしれない。
カギとなるものは、そこらじゅうに落ちています。
「今日は なんか名前わかんないけど、きれいな花を見た!綺麗だったな~」
「今日も、美味しいものを食べた!ああ良かった!」
「今日、一瞬すれちがう時にパッと目が合った子が、可愛かった*」
とかね。ささいなこと。
一番 手っ取り早くて 確実なのは
「空を見上げること。」ではないかな。
なぜなら
空は
だいたい、必ず、
すごく美しいことになっている。
*
だから
自分の人生が幸せなものか、あるいはその逆かは
自分の手で創れるもののような、気がします。
しかも、案外、簡単に。
心がけ ひとつ。
だから
「苦しかった」
だなんて、ほんとは 言うべきじゃないし、書くべきでもない。
忘れるべきなんでしょう。
逆説的ですが
今回は、このことを書いておきたいがために
あえて、書きました。
* * * * *
ここから、後編。
*
前回の森のライブのあと、吉祥寺に行き、
友人に会いました。
秋田の八郎潟にて、農業をやっている、舞踏家の
フキユキさん。
稲刈りをやった まさにその日に、その足で夜行バスに乗り、
はるばる、遊びに来たのでした。
おつかれさま!
そして、素晴らしいフットワークに万歳!
「動いてなんぼ。」
自分もしばしば クセのように口にしますが、
ほんと、そうだと思います。
経験的に、ほんと、その通りだと思います。
自分から動けば、そのぶん、まわりの物事も動く。
逆に、
自分が動かないと、何も変わらない。
*
フキさんのブログ:
「fukiyukiの日記」には、
(photo by fukiyuki)
黄金の稲穂が。
なぜか、キュンとします。
そして、
美しき金色と水色の風景!
(photo by fukiyuki)
まさに
「その者青き衣をまといて 金色の野に降り立つべし!」
的な、金色の野が。
あーーー、
降り立ちたい!青き衣をまといて!
リアルタイムのジブリッ子としては、心躍らざるを得ない光景です。
*
フキさんとは、ちょうど 去年の稲刈りの時に知り合ったので、
まる一年になります。
そんなフキさんと、 まさかの東京再会。
吉祥寺の中国茶カフェ「月和茶(ユエフヮチャ)」にて、
お茶しました。
「椰子緑豆沙(イェツーリュウトウサー)」を頂きました。
タピオカ入りココナッツミルクと緑豆の冷たいおしるこドリンク、だそうです。
すげー美味かった。
フキさんが やおらごそごそ、、と カバンから取り出したるは
クリ*
しかも、でかし。
秋田のどこか そこらの山で拾って来てくれたのでしょう。
きっと、沢山拾ったのだろうなあ。
東京のスーパーじゃ、すごい価格で売っているものが
そこらへんにどっさり落ちているんだ。
中央都市と地方の田舎とは、同じ日本にくくられても
とりまく環境が、ほんとに違います。ゆえに
生活のスタイルも、流れる時間も、実は、全然違う。
何を買うか買わないか
何を買えるか買えないか
そういうことも、当然違うのです。
*
難しい話は さておき
クリ。
嬉しいです。
栗ごはんにして 頂きました。
皮がうまく剥けなくって、途中でめんどくさくなって、
ボロボロ、粉々、
ちいさなクズみたいになってしまった、クリ。
しかも、欲張って多めに炊いてしまった米のなかに すっかり紛れ込んで、
埋もれてしまったけど。
美味しく頂きました。山の恵み。
* * * *
さて、
10月です!
終わりゆく夏にも、さすがに諦めがつき
秋の楽しみ方を、だんだんと憶い出してくる、
そんな季節。
暦が改まる
「節目」っていうものにも、ここは都合良く便乗させてもらって、
コロッと 切り替えて行きましょう。
折しも、
けっこう 遠方の友人や
ちょっとご無沙汰していた友人から
うれしい便り
なつかしい声の便り
お手紙
プレゼント
不意打ちで届いたりして
笑みが溢れる日が、続いています。
こういうのって、不思議と重なるものなのでしょうか。
ちゃんと 返事が出来ていない、ごめんなさい、
だけど
ちゃんと 届いています。どうもありがとう。
ひとつ ひとつが
すごく嬉しいです。
ありがとうございます。
*
そんなことも 不思議と重なって
なにやら、楽しいことになりそうな兆しのタネが、
ぽつぽつ見え始めたりして。
十月は、
なにやら、充実しそうな予感。。。
十月は、
”充月”。かもしれない!
うれしい便りは、
楽しい予感をいっぱい引き連れて、やって来ます。
楽しい事件は、
自分の意志で創るというよりも、
誰かがひょっと、持って来てくれるもの。
そんな気がしています。
*
ところで
でっかいサツマイモの半分は、こちらに使われたのでした。
サツマイモとショウガとニンニクがたっぷりの、
具だくさん・かぼちゃシチューー。
シチューは、「のぐっこさんの台所」の定番料理。
白いぶなしめじも、いい感じ。
初めて入れてみたローズマリーも、うれしい感じ。
*
友人から もらったプレゼント。
ハロウィンを待たずに 平らげてしまいそうです。
*