7月23日・英国4日目。時刻は15時すぎ。
ヒドコート・ガーデンで たっぷり満ち足りた時を過ごした後は、
夕方までの残り時間消化のつもりで、ガーデンガイドマップで見つけた「樹木園(Arboretum)」に行ってみる事にしました。
閉園時間から考えて、園内を巡れるのは1時間半くらい。たぶん、駆け抜けることになりそうです。
*
ものすごい広い駐車場。閉園まで1時間ちょっとなので、人少なし。

マイ・カシコイ、

ぽつん。
エントランスまでも、ちょっと距離ある。
もうここから小走り。
長~い木造スロープの橋を下っていきます。

まだずいぶん、新しい感じ。
もう早速、木が、どでかいです。ユーカリでしょうか。

エントランスを兼ねたビジター・センターへ。
ここらへんの植栽もまだ植えたばかりの感じがチラホラ。
まず待ち受けるのは、
外のガーデングッズ売り場です。

鉢。
手前の、シックで小洒落たグレーの石張り風プランター、ありそうで見かけない。輸入したい。
奥の黄色っぽいのは、コッツウォルズストーン製の石彫り鉢。

小さめのオーナメント(飾り物)。多様です。
あらまあ可愛らしい、、、なんて油断してたら!気持ちわるめのものが、ちゃんと紛れ込んでいます。
ヨーロッパのガーデンオーナメントって、トロールとかガーゴイルとか、妙に気持ち悪い悪魔っぽいものが多いんですが、魔除けなんでしょうか。

チビ・マッシュルームストーン。8ポンド。なんとなく手が届く値段・・いや待て!だがしかし!されど待て!
旅ではケチるなというものの、事情が事情。資金難な旅の序盤で、散財するわけにはいかんわな。うっかり買いたくなるのを、ぐっと堪えて。

コッツウォルズストーンで出来た、マッシュルームストーン。ハチミツ色は、新品の証。
やや小ぶりの中型で、これなら扱い易そう。
そして、
エントランスやカフェを兼ねた、ビジターセンター。
まず何よりも、おしゃれな屋根に目がいきます。

後で調べたら、この木造の建物、2011年に出来たそうです。あの橋も同時期かな。サステナブルな建築だそうです(漠然)。
窓の外は、カフェのベランダテラス席。
あー、もっと早く来れていたら!

そしてガーデングッズ。膝マットとか、長靴とか。
大丈夫大丈夫、買わない買わない。
そもそも時間も無い。
なので、そそくさ、いざガーデンへ!
まず出迎えてくれたのは、

ワイルドなネギ坊主みたいな。
アリウム・ギガンテウムの花が終わったやつかな?だとしたらネギの仲間なので、「ネギ坊主」で間違いではないですが。
そして、
樹木園ですから。

木です。
ワイルド猛々しい株立ち。

大きい樹木だけでなく、小さい苗も。
ところどころ網で囲われて、保護されています。
入って早々、広くゆったりした歩道沿いには、けっこうな森が展開されていきます。

鬱蒼とした森に包まれた滝。
作られてからまあまあ時間が経っている感じがします。
このガーデンの前身は、19世紀後半に創設されたそうな。
第二次大戦頃に一度廃れて、今のかたちに復興されたのは、戦後。

滝の流れの、行く先は、谷。その先はどこまで行くのか、いろんな緑が重なりながら、深く深く続いています。
よくよく見ると、谷の上にどーんと据えられた石の、ま~でかいこと。

森の中に、浅い小川が。波も立たないくらいにゆったり、そ~っと、ちろちろと。瀬音も、ほんとにささやかに、流れています。
シダがでけー。良いですねー、良いですよ。
これは、、、森好きな自分にとっては、とても好ましい環境。来て正解だったと瞬時に悟る。
しかし、とにかく相当広そうなことが判明したので、
駆け足気味で!
残り時間は1時間。目標は、全域踏破!

*

フェンスとかによく使う、ウェスタン・レッド・シダー。原木、初めて見ました。

モンキーパズルの苗木たち。

狂い咲きの紫木蓮。
木だけじゃなく、

野性味溢れる花の群落も、ところどころに。
この樹木園には、色んな植物の他に、
ちらほら、目印になるオブジェやスポットが点在しています。
A,B,C,,,,,,と、地図に所在地が記されているので、それを辿りながら園内を巡る手助けになっています。

例えば、Pは、

狛犬。中国の'Foo Dog'と標してあります。

Qは、二頭の鹿。Japanese Deerと標してあります。

ひらけた山頂の方にある「O(オー)」は、、、
丸太?ただの丸太?

あら、ベンチになっています。

ここから眼下を見下ろせますよっていう、見晴らしスポットだったのでした。
木が茂り過ぎてて、先がちょっと隠れちゃってるけど、、、
*
森の中ほどに行くと、

小ぶりの家が。
離れのような建物でしょうか。
J =「Thatched House (Private)」、つまり茅葺きの家(プライベート)と記されているので、
この園の主か誰かが今も現役で使っている、別荘のようなものなのでしょう。

本邸宅はもっと山裾のひらけた方に、ありました。

貴族っぽい邸宅です。遠目に。
Batsford House (Private) とのこと。

森の中には、氷室:ひむろ(= Ice House )もありました。ちなみにGです。
雪とかを貯めて、氷を作って貯蔵していた竪穴らしい。
貴族っぽいです。
*
森深いところもあれば、

いろんなゾーンが広がっていて、

ダフネの像があるところは、自生種の保存ゾーン。(ナンバーはH)
ダフネっていうのは、ギリシア神話に出て来る綺麗系の妖精です。色々あって、月桂樹に姿を変えられてしまったので、
この像を裏から見ると、月桂樹を象っていました。
そんなヨーロピアン神話的なものもありますが、
特徴的なのは、

こういうやつ。
休み処的な、建物。中国風です。
が、L = Japanese Rest House とあります。

そして、その向かいには、

仏像が・・!
このガーデンの創設者は、19世紀の後半頃、中国や日本に訪れたことがあったそうです。そして、そこで見たオリエンタルな庭に衝撃を受け、インスパイアされて、この庭を創ったとのこと。
ペリーの黒船が1853年だから、たぶん、開国して間もない幕末~明治になるくらいの時期ですね。
故に、オリエンタルなオブジェが、ちらほら点在しているのです。
木も、モミジや桜が妙に多い感じがします。
で。
ここからが!
造園に携わる者として、一番心震えたポイント!
*
最初の方で見かけた

この小川を辿って、上流の方へ向かう事にしました。
すると、

池に行き着きました。睡蓮が覆っていて、

真っ赤なアスチルベがほとりを彩っています。
そして、

中国風の、真っ赤な橋が架かっています。
それよりなにより気を引いたのは、池のど真ん中にずんと据わっている、

この巨岩。

この、巨岩!!
コッツウォルズ産ハニーストーンの、巨岩です。
半分くらいに割れて見えるんだけど、、これはあえて割ったのか、経年で割れたのか、、
そもそも、この岩、元々ここにあったから使ったのか、どっかから運んで来たのか、、、、
色々謎がぐるぐるしますが、それよりもとにかく、どでかくて、格好良くて。
しばし、はあ~~~、と、うっとりしてしまいました。
草が生えちゃってる感じとかもま~~、格好良いったら。
これは、石に興味のある造園関係の人にしか通じまいが。
橋が架かっているところに据えられた石たちがまた、

いちいちでかいんです。
つーか、
この切り立った状況、削ったのか?積んだのか?運んで来たのか?
いずれにせよ人工的に造られた感じですが、
このでかい岩を、なんやかんやで人力でどうにかしたんだと思うと、胸が、ぐっとくるんです。
「大変だったろうな・・」とか、「出来た時は、さぞ嬉しかったろうな・・」とか、そういう、
職人的な共感的な感慨というか。
だってほら、、、

とにかく超デカいんですもん!
あー、時間がないので、先へ行かねばね。
この橋の下をくぐって、流れは続いています。せっせか、辿っていきます。
辿っていくと、、、

どんどん、

めくるめく、
やばい光景が。。。
なんかもう、コケなんか完璧に萌えちゃっていて、
石の配置なんかも、太古の昔からこうなってましたけど?みたいな素振りでしょ?

人為とは思えないほどの完璧な自然さ。

見てコレ!これ上から見た感じ!見てコレ!
や~~、良いものみたわ~~ と
さらに登っていったら、

一枚岩の滝が。。。(生唾ゴクリ)
そして。

滝のある、流れの石組、あらわる。
美しき、流れの石組。
ここら辺、もんどりうって発狂レベル。
こう、くの字に折れてその先が見え隠れて、岩が複雑にかみ合って居る中に吸い込まれていき、
どこまでも無限に続いていきそうなスケール感、といいますか。

美石組!
あらなんか、穴から筒が!そっから水がちょろちょろ出てるやないの~!

ズームアップ!
うわ~~!!!超・重層的!!!

もう、うわ~~言いながら、左手のデジカメと右手のiPhoneとで連射しまくりです。
こんなに凄い名スポットなのに、番号は振られていません。
以上、
石を愛する人以外は完璧に置いてけぼりにして突っ走ってみました。
で、
御覧の通り、水がここで地下に潜ってしまったので、
山の中の歩道を登って行きました。
すると、
森の奥の奥の奥の、奥のほうに、、、

やだ何あれ(怖)

洞窟だ。
地図には、N = Hermit's Cave と記してあります。
中、真っ暗。
インしてみる。

真っ暗だ。
これ、どっかから石を運んで来て積んだのか?それにしてはでかすぎ。元々あったのか?あるいは切り出したのか?
色々凄すぎ。
色々と、ミステリー。
他に人も全く居ない森の奥。曇り黄昏。しーーーん・・・。
ぞくっとするスポットだったので、そそくさ退避します。
そんなことしてたら、うおおーー、閉園まで時間が無い!急げ!
ということで、、この洞窟と真反対のほうの端っこ目指してひた走ると、

なんかすごい開けた芝の大斜面があって、

(やべー広すぎーー!と心の中で絶叫しながら)
それを駆け下りたりしながら、
また目の前に出て来た森にまた飛び込んだらば、
ハッ!

ファッ!?

脱走兵やー!
(デジカメとiPhone 両刀使いで)

ゆるやかな敷地境界の柵の向こうは、放牧地になっておりました。
逃げ込む脱走兵。

見てる見てる
うふふ

ゆるいわ~~。羊、ゆるいわ~~。
癒し系だわ~~。
*
そんなこんなで、
そうこうして居られなくなってきたので
慌ててビジターセンターの方へ!

と思ったけど、
完璧主義な性分なので、しっかりギリギリ最後まで、くまなく巡り抜ける。

なんか滝落ちを抜ける道があり、

池が広がっていました。釣りとかしてそうな感じの。
これがあの小さな長い長い流れの、行き着く果てでした。
(最初に見た森の中の滝が、あの石組みと流れの行き着く末端。この池につながるポイントだったのでした。)
このほとりにあるのが、

主の邸宅でした。
そして、

出口。すなわち、入口、ビジターセンターへ。
文字通り、駆け抜けました。
AからRまでのキースポットを、全部。
そうやってだいたい全域巡り倒して、閉園の5時寸前に帰還。ちゃんと間に合った。
いやーーー、
感動した!!
やっぱり、日本の庭の石組に影響されて創られたんでしょうか。想定外に出逢った、格好良い流れ、恰好良い石組。
素晴らしい穴場でした。
ここのHPは、こちらでした。>>Batsarb.co.uk
*
さて、日中の時間いっぱい、巡り倒し、
今日はまた新しい宿へ。
緯度が高いから、夕方っつっても、まだ空は青く、明るいのです。

天気は曇り。ひんやり、肌寒いくらい。
*
コッツウォルズ丘陵地帯を下りた西側、大きな町Gloucester(グロスター)のはずれにある、
'The Little Thatch'という宿に泊まります。B&B(Bed & Breakfast)です。

なんか、、、傾いてます、、。

こっち側も、、、傾いてます、、、。
この宿に着いてチェックインしていると、
「日本人ですか?」
と、声をかけられました。
日本語で。
あらなんと。日本人の女性でした。
そして、
「あなたも、河の逆流を見に来たの?」
と。
河の逆流?なんでしょうそれ?
>>続く。>>
ヒドコート・ガーデンで たっぷり満ち足りた時を過ごした後は、
夕方までの残り時間消化のつもりで、ガーデンガイドマップで見つけた「樹木園(Arboretum)」に行ってみる事にしました。
閉園時間から考えて、園内を巡れるのは1時間半くらい。たぶん、駆け抜けることになりそうです。
*
ものすごい広い駐車場。閉園まで1時間ちょっとなので、人少なし。

マイ・カシコイ、

ぽつん。
エントランスまでも、ちょっと距離ある。
もうここから小走り。
長~い木造スロープの橋を下っていきます。

まだずいぶん、新しい感じ。
もう早速、木が、どでかいです。ユーカリでしょうか。

エントランスを兼ねたビジター・センターへ。
ここらへんの植栽もまだ植えたばかりの感じがチラホラ。
まず待ち受けるのは、
外のガーデングッズ売り場です。

鉢。
手前の、シックで小洒落たグレーの石張り風プランター、ありそうで見かけない。輸入したい。
奥の黄色っぽいのは、コッツウォルズストーン製の石彫り鉢。

小さめのオーナメント(飾り物)。多様です。
あらまあ可愛らしい、、、なんて油断してたら!気持ちわるめのものが、ちゃんと紛れ込んでいます。
ヨーロッパのガーデンオーナメントって、トロールとかガーゴイルとか、妙に気持ち悪い悪魔っぽいものが多いんですが、魔除けなんでしょうか。

チビ・マッシュルームストーン。8ポンド。なんとなく手が届く値段・・いや待て!だがしかし!されど待て!
旅ではケチるなというものの、事情が事情。資金難な旅の序盤で、散財するわけにはいかんわな。うっかり買いたくなるのを、ぐっと堪えて。

コッツウォルズストーンで出来た、マッシュルームストーン。ハチミツ色は、新品の証。
やや小ぶりの中型で、これなら扱い易そう。
そして、
エントランスやカフェを兼ねた、ビジターセンター。
まず何よりも、おしゃれな屋根に目がいきます。

後で調べたら、この木造の建物、2011年に出来たそうです。あの橋も同時期かな。サステナブルな建築だそうです(漠然)。
窓の外は、カフェのベランダテラス席。
あー、もっと早く来れていたら!

そしてガーデングッズ。膝マットとか、長靴とか。
大丈夫大丈夫、買わない買わない。
そもそも時間も無い。
なので、そそくさ、いざガーデンへ!
まず出迎えてくれたのは、

ワイルドなネギ坊主みたいな。
アリウム・ギガンテウムの花が終わったやつかな?だとしたらネギの仲間なので、「ネギ坊主」で間違いではないですが。
そして、
樹木園ですから。

木です。
ワイルド猛々しい株立ち。

大きい樹木だけでなく、小さい苗も。
ところどころ網で囲われて、保護されています。
入って早々、広くゆったりした歩道沿いには、けっこうな森が展開されていきます。

鬱蒼とした森に包まれた滝。
作られてからまあまあ時間が経っている感じがします。
このガーデンの前身は、19世紀後半に創設されたそうな。
第二次大戦頃に一度廃れて、今のかたちに復興されたのは、戦後。

滝の流れの、行く先は、谷。その先はどこまで行くのか、いろんな緑が重なりながら、深く深く続いています。
よくよく見ると、谷の上にどーんと据えられた石の、ま~でかいこと。

森の中に、浅い小川が。波も立たないくらいにゆったり、そ~っと、ちろちろと。瀬音も、ほんとにささやかに、流れています。
シダがでけー。良いですねー、良いですよ。
これは、、、森好きな自分にとっては、とても好ましい環境。来て正解だったと瞬時に悟る。
しかし、とにかく相当広そうなことが判明したので、
駆け足気味で!
残り時間は1時間。目標は、全域踏破!

*

フェンスとかによく使う、ウェスタン・レッド・シダー。原木、初めて見ました。

モンキーパズルの苗木たち。

狂い咲きの紫木蓮。
木だけじゃなく、

野性味溢れる花の群落も、ところどころに。
この樹木園には、色んな植物の他に、
ちらほら、目印になるオブジェやスポットが点在しています。
A,B,C,,,,,,と、地図に所在地が記されているので、それを辿りながら園内を巡る手助けになっています。

例えば、Pは、

狛犬。中国の'Foo Dog'と標してあります。

Qは、二頭の鹿。Japanese Deerと標してあります。

ひらけた山頂の方にある「O(オー)」は、、、
丸太?ただの丸太?

あら、ベンチになっています。

ここから眼下を見下ろせますよっていう、見晴らしスポットだったのでした。
木が茂り過ぎてて、先がちょっと隠れちゃってるけど、、、
*
森の中ほどに行くと、

小ぶりの家が。
離れのような建物でしょうか。
J =「Thatched House (Private)」、つまり茅葺きの家(プライベート)と記されているので、
この園の主か誰かが今も現役で使っている、別荘のようなものなのでしょう。

本邸宅はもっと山裾のひらけた方に、ありました。

貴族っぽい邸宅です。遠目に。
Batsford House (Private) とのこと。

森の中には、氷室:ひむろ(= Ice House )もありました。ちなみにGです。
雪とかを貯めて、氷を作って貯蔵していた竪穴らしい。
貴族っぽいです。
*
森深いところもあれば、

いろんなゾーンが広がっていて、

ダフネの像があるところは、自生種の保存ゾーン。(ナンバーはH)
ダフネっていうのは、ギリシア神話に出て来る綺麗系の妖精です。色々あって、月桂樹に姿を変えられてしまったので、
この像を裏から見ると、月桂樹を象っていました。
そんなヨーロピアン神話的なものもありますが、
特徴的なのは、

こういうやつ。
休み処的な、建物。中国風です。
が、L = Japanese Rest House とあります。

そして、その向かいには、

仏像が・・!
このガーデンの創設者は、19世紀の後半頃、中国や日本に訪れたことがあったそうです。そして、そこで見たオリエンタルな庭に衝撃を受け、インスパイアされて、この庭を創ったとのこと。
ペリーの黒船が1853年だから、たぶん、開国して間もない幕末~明治になるくらいの時期ですね。
故に、オリエンタルなオブジェが、ちらほら点在しているのです。
木も、モミジや桜が妙に多い感じがします。
で。
ここからが!
造園に携わる者として、一番心震えたポイント!
*
最初の方で見かけた

この小川を辿って、上流の方へ向かう事にしました。
すると、

池に行き着きました。睡蓮が覆っていて、

真っ赤なアスチルベがほとりを彩っています。
そして、

中国風の、真っ赤な橋が架かっています。
それよりなにより気を引いたのは、池のど真ん中にずんと据わっている、

この巨岩。

この、巨岩!!
コッツウォルズ産ハニーストーンの、巨岩です。
半分くらいに割れて見えるんだけど、、これはあえて割ったのか、経年で割れたのか、、
そもそも、この岩、元々ここにあったから使ったのか、どっかから運んで来たのか、、、、
色々謎がぐるぐるしますが、それよりもとにかく、どでかくて、格好良くて。
しばし、はあ~~~、と、うっとりしてしまいました。
草が生えちゃってる感じとかもま~~、格好良いったら。
これは、石に興味のある造園関係の人にしか通じまいが。
橋が架かっているところに据えられた石たちがまた、

いちいちでかいんです。
つーか、
この切り立った状況、削ったのか?積んだのか?運んで来たのか?
いずれにせよ人工的に造られた感じですが、
このでかい岩を、なんやかんやで人力でどうにかしたんだと思うと、胸が、ぐっとくるんです。
「大変だったろうな・・」とか、「出来た時は、さぞ嬉しかったろうな・・」とか、そういう、
職人的な共感的な感慨というか。
だってほら、、、

とにかく超デカいんですもん!
あー、時間がないので、先へ行かねばね。
この橋の下をくぐって、流れは続いています。せっせか、辿っていきます。
辿っていくと、、、

どんどん、

めくるめく、
やばい光景が。。。
なんかもう、コケなんか完璧に萌えちゃっていて、
石の配置なんかも、太古の昔からこうなってましたけど?みたいな素振りでしょ?

人為とは思えないほどの完璧な自然さ。

見てコレ!これ上から見た感じ!見てコレ!
や~~、良いものみたわ~~ と
さらに登っていったら、

一枚岩の滝が。。。(生唾ゴクリ)
そして。

滝のある、流れの石組、あらわる。
美しき、流れの石組。
ここら辺、もんどりうって発狂レベル。
こう、くの字に折れてその先が見え隠れて、岩が複雑にかみ合って居る中に吸い込まれていき、
どこまでも無限に続いていきそうなスケール感、といいますか。

美石組!
あらなんか、穴から筒が!そっから水がちょろちょろ出てるやないの~!

ズームアップ!
うわ~~!!!超・重層的!!!

もう、うわ~~言いながら、左手のデジカメと右手のiPhoneとで連射しまくりです。
こんなに凄い名スポットなのに、番号は振られていません。
以上、
石を愛する人以外は完璧に置いてけぼりにして突っ走ってみました。
で、
御覧の通り、水がここで地下に潜ってしまったので、
山の中の歩道を登って行きました。
すると、
森の奥の奥の奥の、奥のほうに、、、

やだ何あれ(怖)

洞窟だ。
地図には、N = Hermit's Cave と記してあります。
中、真っ暗。
インしてみる。

真っ暗だ。
これ、どっかから石を運んで来て積んだのか?それにしてはでかすぎ。元々あったのか?あるいは切り出したのか?
色々凄すぎ。
色々と、ミステリー。
他に人も全く居ない森の奥。曇り黄昏。しーーーん・・・。
ぞくっとするスポットだったので、そそくさ退避します。
そんなことしてたら、うおおーー、閉園まで時間が無い!急げ!
ということで、、この洞窟と真反対のほうの端っこ目指してひた走ると、

なんかすごい開けた芝の大斜面があって、

(やべー広すぎーー!と心の中で絶叫しながら)
それを駆け下りたりしながら、
また目の前に出て来た森にまた飛び込んだらば、
ハッ!

ファッ!?

脱走兵やー!
(デジカメとiPhone 両刀使いで)

ゆるやかな敷地境界の柵の向こうは、放牧地になっておりました。
逃げ込む脱走兵。

見てる見てる
うふふ

ゆるいわ~~。羊、ゆるいわ~~。
癒し系だわ~~。
*
そんなこんなで、
そうこうして居られなくなってきたので
慌ててビジターセンターの方へ!

と思ったけど、
完璧主義な性分なので、しっかりギリギリ最後まで、くまなく巡り抜ける。

なんか滝落ちを抜ける道があり、

池が広がっていました。釣りとかしてそうな感じの。
これがあの小さな長い長い流れの、行き着く果てでした。
(最初に見た森の中の滝が、あの石組みと流れの行き着く末端。この池につながるポイントだったのでした。)
このほとりにあるのが、

主の邸宅でした。
そして、

出口。すなわち、入口、ビジターセンターへ。
文字通り、駆け抜けました。
AからRまでのキースポットを、全部。
そうやってだいたい全域巡り倒して、閉園の5時寸前に帰還。ちゃんと間に合った。
いやーーー、
感動した!!
やっぱり、日本の庭の石組に影響されて創られたんでしょうか。想定外に出逢った、格好良い流れ、恰好良い石組。
素晴らしい穴場でした。
ここのHPは、こちらでした。>>Batsarb.co.uk
*
さて、日中の時間いっぱい、巡り倒し、
今日はまた新しい宿へ。
緯度が高いから、夕方っつっても、まだ空は青く、明るいのです。

天気は曇り。ひんやり、肌寒いくらい。
*
コッツウォルズ丘陵地帯を下りた西側、大きな町Gloucester(グロスター)のはずれにある、
'The Little Thatch'という宿に泊まります。B&B(Bed & Breakfast)です。

なんか、、、傾いてます、、。

こっち側も、、、傾いてます、、、。
この宿に着いてチェックインしていると、
「日本人ですか?」
と、声をかけられました。
日本語で。
あらなんと。日本人の女性でした。
そして、
「あなたも、河の逆流を見に来たの?」
と。
河の逆流?なんでしょうそれ?
>>続く。>>