毎度毎度な気がするけれど、
予告編からずいぶん経って、そろそろ忘れかけた頃に、
お待たせしました。
*
去る7月18日。
一日だけの、旅をしました。
箱根の庭修業から舞い戻った その脚で、
格安の夜行バスに飛び乗って。
秋田へ。
第三の故郷へ。
*
まだ到着しない早朝。
岩手あたりで うっかり目覚めてしまってから
もう全く、眠れなくなりました。
というのも:
バスは 盛岡あたりで 高速を降りたらしく
走っているのは、森に沿ってうねる、下の道。
窓の外に広がるのは
青い田園
濃い杉の森
森のあいだに走る渓流
そして
点々と、小さな村。
小さな東北の、野山の風景。
朝霧の立ちこめる
里の風景で。
色んな 甘い
「懐かしい。」が溢れて来て、
もはや
目を閉じるのが、もったいなくて。
他の乗客は寝ているので、カーテンをザバッと開けるわけにもいかないから、
自分の首だけ カーテンの向こうに 突っ込んで
窓に べったり はりついた。
らんらんと、食い入るように、
眺めました。
ゆっくり流れる 懐かしい色を。
瞳孔かっぴらきで。
飽きること無く、眺めていました。
おそらく アドレナリン出まくってました。
溜まってた疲れとか 当然のように
すっ飛んで。
ああ、森が近い!!
胸の中は、「うれしい!」でいっぱい。
*
早朝 着いた
秋田駅。
出迎えてくれたのは、馴染みの「FULIO CAFE」の
美人店長:フリオさん。
一年ぶりの、感動の再会!
そう言う時に限って、写真は忘れる。
*
「雨」という天気予報を覆し、
ごつーん!と暑く晴れた、
秋田の空。
午前中いっぱい、
フリオさんの黒い車で、あちこち 連れてってもらっちゃうことになる。
「お腹すいてる?」
「もちろん。」
颯爽と、
まずは、
お蕎麦屋さん!
朝の7時からやってるという、素晴らしいお蕎麦屋さん。
江戸前気っ風の、ベリーショートの、巻き舌のおかみさん。
「とろろもりそば」を頼みました。
「とろろ」の発音は、巻き舌で。「トゥルルルォ!」
そして わたくし。
「うずらの卵割りバサミ」
という文明の利器を、初めて見た。
初めて使った。
衝撃だった。
「うずらの卵の端っこのほうを、うまいこと切る」
そのためだけの、ハサミです。
なんという文明力でしょう。
おそるべし。ジャパン。
*
あまりのハサミへの感動のために
肝心の蕎麦を撮り忘れて、
しっかりと美味しい腹ごしらえをして、
さー お次はー
海!
まさか、今回、海まで行けるとは。
想定外の、嬉しい展開。
雲の道が伸びる。
青い世界が延びる。
パラグライダーが飛んでいました。
手を振ったら、近づいて来てくれた。
*
ひさしぶりの、海を見た。
というか
ひさしぶりの、海の上の「空」を、見た。
はああ。
*
海のあとは、
温泉へ!モリモリ贅沢三昧!
気持ち良かった。
ハチに刺されたばかりだった腕に、ビシビシ来ました。
秋田には 良い温泉が 山ほどあって、
朝から入れます。
400円で入れます。
東京じゃ、考えられない。
こういう時、ほんと「秋田に住みたい。」と想う。
*
温泉のあとは、
秋田の隠れた名物・隠された郷土の味:
「ババヘラアイス」。
実は 初めて、食べました。
炎天下のロードサイドに 点々 ぽつねんと放り出されているババアたち。
ババアがヘラでこさえるアイス。
なんだか 妙に
なつかしい、
ケミカルバナナとケミカルイチゴの味。
ぶっちゃけ、
おいしかった。
そうそう、
すっかり食べ損ねていたんだった。ババヘラ。
想定外の、大願成就。
*
なんせ一日しかないから。と、
フリオさんも、朝からモリモリ盛り込んでくれて、
勢い良く かっ飛ばしてくれました。
その勢いで
甘く切ない
懐かしの「森」へ、、、!!
、、、続く。
*
ちょうど一年前の秋田強行ツアーは
>>コチラ>>
1:序
2:巡
3:森と湯と蛍
4:滝とカフェ
なんか、、「第5章:花編」を、書くつもりで、すっかり忘れて、
幻になっていたんですね、、、あららら。
そして、
一年前はまだ、写真がちっちゃいね。。
*
予告編からずいぶん経って、そろそろ忘れかけた頃に、
お待たせしました。
*
去る7月18日。
一日だけの、旅をしました。
箱根の庭修業から舞い戻った その脚で、
格安の夜行バスに飛び乗って。
秋田へ。
第三の故郷へ。
*
まだ到着しない早朝。
岩手あたりで うっかり目覚めてしまってから
もう全く、眠れなくなりました。
というのも:
バスは 盛岡あたりで 高速を降りたらしく
走っているのは、森に沿ってうねる、下の道。
窓の外に広がるのは
青い田園
濃い杉の森
森のあいだに走る渓流
そして
点々と、小さな村。
小さな東北の、野山の風景。
朝霧の立ちこめる
里の風景で。
色んな 甘い
「懐かしい。」が溢れて来て、
もはや
目を閉じるのが、もったいなくて。
他の乗客は寝ているので、カーテンをザバッと開けるわけにもいかないから、
自分の首だけ カーテンの向こうに 突っ込んで
窓に べったり はりついた。
らんらんと、食い入るように、
眺めました。
ゆっくり流れる 懐かしい色を。
瞳孔かっぴらきで。
飽きること無く、眺めていました。
おそらく アドレナリン出まくってました。
溜まってた疲れとか 当然のように
すっ飛んで。
ああ、森が近い!!
胸の中は、「うれしい!」でいっぱい。
*
早朝 着いた
秋田駅。
出迎えてくれたのは、馴染みの「FULIO CAFE」の
美人店長:フリオさん。
一年ぶりの、感動の再会!
そう言う時に限って、写真は忘れる。
*
「雨」という天気予報を覆し、
ごつーん!と暑く晴れた、
秋田の空。
午前中いっぱい、
フリオさんの黒い車で、あちこち 連れてってもらっちゃうことになる。
「お腹すいてる?」
「もちろん。」
颯爽と、
まずは、
お蕎麦屋さん!
朝の7時からやってるという、素晴らしいお蕎麦屋さん。
江戸前気っ風の、ベリーショートの、巻き舌のおかみさん。
「とろろもりそば」を頼みました。
「とろろ」の発音は、巻き舌で。「トゥルルルォ!」
そして わたくし。
「うずらの卵割りバサミ」
という文明の利器を、初めて見た。
初めて使った。
衝撃だった。
「うずらの卵の端っこのほうを、うまいこと切る」
そのためだけの、ハサミです。
なんという文明力でしょう。
おそるべし。ジャパン。
*
あまりのハサミへの感動のために
肝心の蕎麦を撮り忘れて、
しっかりと美味しい腹ごしらえをして、
さー お次はー
海!
まさか、今回、海まで行けるとは。
想定外の、嬉しい展開。
雲の道が伸びる。
青い世界が延びる。
パラグライダーが飛んでいました。
手を振ったら、近づいて来てくれた。
*
ひさしぶりの、海を見た。
というか
ひさしぶりの、海の上の「空」を、見た。
はああ。
*
海のあとは、
温泉へ!モリモリ贅沢三昧!
気持ち良かった。
ハチに刺されたばかりだった腕に、ビシビシ来ました。
秋田には 良い温泉が 山ほどあって、
朝から入れます。
400円で入れます。
東京じゃ、考えられない。
こういう時、ほんと「秋田に住みたい。」と想う。
*
温泉のあとは、
秋田の隠れた名物・隠された郷土の味:
「ババヘラアイス」。
実は 初めて、食べました。
炎天下のロードサイドに 点々 ぽつねんと放り出されているババアたち。
ババアがヘラでこさえるアイス。
なんだか 妙に
なつかしい、
ケミカルバナナとケミカルイチゴの味。
ぶっちゃけ、
おいしかった。
そうそう、
すっかり食べ損ねていたんだった。ババヘラ。
想定外の、大願成就。
*
なんせ一日しかないから。と、
フリオさんも、朝からモリモリ盛り込んでくれて、
勢い良く かっ飛ばしてくれました。
その勢いで
甘く切ない
懐かしの「森」へ、、、!!
、、、続く。
*
ちょうど一年前の秋田強行ツアーは
>>コチラ>>
1:序
2:巡
3:森と湯と蛍
4:滝とカフェ
なんか、、「第5章:花編」を、書くつもりで、すっかり忘れて、
幻になっていたんですね、、、あららら。
そして、
一年前はまだ、写真がちっちゃいね。。
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