うちのホトトギスは
日を逐うごとに 勢いづいて
いまや 牙を剥いたように カッ開いております。
*
ふと見ると、そのお隣に
いつの間にか生まれてた つぼみも
かなり ぷっくり。
めまぐるしい展開。
目が離せなくなって来ました。
*
とうとう
大晦日ですね。
それも、残すところ、
あとわずか。
「きっと、そう想ったりするんだろうな。」
と 予想していた通りに、
「一年って、あっという間だったなあ。」
なんて、
まんまと 思わさせられているところです。
*
2009年の、12月31日。
快晴。昼から強い風。
起き抜けに、とりあえず、撮っとかなきゃ。って思って、
空の写真を撮りました。
*
朝、
掃除や洗濯。
そうこうしているうちに、昼。
昼、
ハンパ無く混みあう寸前の「深大寺」にて、
友人と年越しそばを食べました。
思うがままに わーっと喋っているうちに
あっという間に食べ終わり。
昼下がり。
それから、
ちょこっと正月用のおもちなどを買い出しに行って、
とかやっているうちに、
日が暮れてしまいました。
一日、こんなに早かったっけ、いつも。と思わずに居られないくらい、
すこぶる、早いなあ。
*
いま、「黒豆」を仕込んだところです。
黒砂糖と塩少々と醤油少々の煮汁に、まず一晩漬けるんです。
ネットで調べて、初めてやってみてるところ。
黒豆の色つやを良くするという「鉄クギ」も、ちゃんと入れました。
煮込んで、冷やして、浸透させる。
豆が空気に触れないようにすると、しわしわにならないんだとか。
うまく出来ますように。
*
テレビも無いので、
静まり返った部屋にて。
せっかくの静けさだから、照明も落として。
京都のお寺で買った「白檀(びゃくだん)」のお香を
くゆらせながら。
こうして
今年最後のブログを書いています。
「火の用心」の半鐘をカン、カン、鳴らしながら、消防車が過ぎていきました。
皆さんは、いかがおすごしでしょうか。
2009年の、最後の日。
*
*
*
今年は「変化の年」と言われていて、
ほんとに、
“大変化”の年になりました。
転職、引越、独立、奔走、奔走、、、奔走。
ほんとに
「大・変化」の年でした。みなさんも、そうだったんじゃないでしょうか。
自分の周りでは、出産とか、転職とか、
大きな転機を迎える人が、確かに、多かった気がします。
まあ、強いて言えば
「変化のない人生」なんて、有り得ないんです。
だって、「生きる」って、
日々刻々と変化し続ける周囲の状況や 季節と共に
日々刻々と絶えず変化し続ける、ということだから。
立ち止まっているように見えても
ほんとに立ち止まっている時なんか、片時も無く。
そういえば 今年の始めに、
知人に言われた名言が ひとつ、あります。
即座にメモもしたし、震えた胸にしっかり刻み込まれた銘言。
「今より若い時は無い。」
と。
今そうしたいなら、今やらないで、どうするの?時間はどんどん無駄に過ぎてっちゃうよ?
ということ。
ドキッ、としますよね。自分は、ドキッ、としたんです。
ドキッ、とする、ということは、
心当たりがある、ということ。
今やらないでどうする。
やるならやらねば!
この名言は、2010年の手帳にも早速書き写して、
来年にも引きずって参りたいと思います。
*
それにしたって、今年は
「大・変化」(ダイ・ヘンカ)でした。
「大変・化」(タイヘン・カ)、ではなくて。
、、いや、「大変・化」でもあったな、、、確かに、“大変” に、なった;;
「自分の好きな道を行く」:
ただそれだけの みんなが望んでいるであろうことが
相当な気構えと思い切りと踏ん張りと腹くくる度胸を必要とし、
どこまでも頑張ったつもりでも どこまでも足りなくて、
完璧を目指せど そうそうたどり着けず、
それでも 出来ることをやるしかないと 開き直って、
自分なりに最善を尽くしているつもりで頑張って、でも やっぱり足りなくて、
悔しがり、落ち、
また次をやるしかなくて、さらに頑張って、
それでもなお、
ものすごく、難しい。
ということを、
身にしみて。学びました。
それどころか、
ただ「生きる」ということ。
一言で言える、ただそれだけのことも、
簡単なようで全く簡単ではない
ということも、
身にしみて。
「自分を生かす」って、実は大変なんだ!と。
「他人を生かす」なら、なおさらに。
*
色々と失敗して、
色々と学びました。
(以下、長いですが、あえて、挙げます。)
・「自分一人だけでは 到底出来やしない」という事実を認めること
・助けを求めることも必要であるということ
・自分から積極的にアピールしないと、応えは何一つも返って来ないということ
・自分で体験しないと 結局は決して理解できないこと
・一度失ってみないと決して気づけないものがあること
・言ってはいけないこと
・自分でやったことの全ては やがて自分に返って来ること
・無くしても 意外と平気なもの
・無くすべきもの
・無くしてはならないもの
・無くしたものを取り戻すには時間がかかるということ
・無くしたくないものは 無くさないように
心を砕き 時間を割き 能動的な労を惜しんではならないこと
・喜怒哀楽は 全て 紙一重であり
「笑」に転換し昇華することが一番の幸福な解決策であるということ
・困難をどうにかするには
自分がとにかく「動く」しかないということ
・何かに迷っている時
答えは 実はすでに出ていて
ただ 自分から目を背けている ということ
・自分を甘やかしては いずれ堕ちるということ
・じっと待てば “流れ”は来る、が、
来た波にただ乗るばかりではダメで
自力で泳がなければ ただ流されるだけで 溺れてしまう ということ
、と、、
色々、挙げればきりがない、たくさんの教訓を。
いずれも
直面すれば胸をグサリと刺す、辛い現実。
だけども
直面しないと先に進めない、正しい現実。
すべては
幾度重ねても 幾度でも重ねてしまう 失敗の数々と、
優しい友人の厳しいアドバイスによって、学ぶことができました。
怒られながら、
そして同時に、
何度も何度も、救われました。
恵まれている、と、ほんとうに思います。
我ながら、こんなやつがよくぞ生きて来れたなと、思います。
まちがいなく「生かしてもらった」んだと、思います。
だからこそ、
一つ一つの機会や
一人一人の存在を
大事にしなければと、思います。
ひたすら感謝しなければ、と、思います。
って
思うんだけど
思うばかりで
感謝の想いはあっても、いつも、幾らも伝え切れなくて、
恩返しもなかなか果たせず、
はたまた、裏目のことをしでかしてしまったりして、
ほんとに、情けなく、もどかしい。
それでも見守って下さって、
ほんとうに、有り難う。
ただただ
「ありがとう」と言い続けるしか、ないんだよなあ、今のところ。
*
この歌庭というブログも
5月の最後の日に始めてから、こうして続けて来られました。
御蔭様様です。
更新した瞬間も
更新しない日も
何度も足繁く訪れ、
何度でも読みに来てくれた皆さんに、
ほんとうに、感謝します。有り難うございます。
これからも、続きます。続けます。こつこつと。
どうぞ、お手柔らかに、時には厳しく、お見守り下さい。
何卒宜敷くお願いします。
* * * * *
さて。
もう 間もなく来る
明日。
満月の夜から幕を開ける
新しい年が
みなさんにとっても
素敵な
楽しい一年になりますように。
明日から始まる 新しい日々が
明るい光と 楽しい影で 満ちますように。
*
まだ硬いつぼみが
たくましく 可愛い花として 咲き誇る時に
それを ちゃんと見つけることが出来ますように。
*
毎日 そこらじゅうにあるはずの
美しいものを 目に留め
心に留めることが出来ますように。
*
美味しいものが 食べられる という
小さくて大きな
おそらくそれ以上はない 一番の幸福を
大いに噛み締められますように。
そして
その喜びを
愛しいと想う人たちと たくさん分かち合うことができますように。
*
ころんだり 躓いたり
色々ぶつかって へこんだりしても
次の朝には
また元気に走り続けられる
健やかな体と心を 保ち続けられますように。
良くなるように。
善くなりますように。
たくさんの祈りを込めて。
*
春は もう 間近です。
今年も一年、ありがとうございました。
どうぞ、よいお年を。
日を逐うごとに 勢いづいて
いまや 牙を剥いたように カッ開いております。
*
ふと見ると、そのお隣に
いつの間にか生まれてた つぼみも
かなり ぷっくり。
めまぐるしい展開。
目が離せなくなって来ました。
*
とうとう
大晦日ですね。
それも、残すところ、
あとわずか。
「きっと、そう想ったりするんだろうな。」
と 予想していた通りに、
「一年って、あっという間だったなあ。」
なんて、
まんまと 思わさせられているところです。
*
2009年の、12月31日。
快晴。昼から強い風。
起き抜けに、とりあえず、撮っとかなきゃ。って思って、
空の写真を撮りました。
*
朝、
掃除や洗濯。
そうこうしているうちに、昼。
昼、
ハンパ無く混みあう寸前の「深大寺」にて、
友人と年越しそばを食べました。
思うがままに わーっと喋っているうちに
あっという間に食べ終わり。
昼下がり。
それから、
ちょこっと正月用のおもちなどを買い出しに行って、
とかやっているうちに、
日が暮れてしまいました。
一日、こんなに早かったっけ、いつも。と思わずに居られないくらい、
すこぶる、早いなあ。
*
いま、「黒豆」を仕込んだところです。
黒砂糖と塩少々と醤油少々の煮汁に、まず一晩漬けるんです。
ネットで調べて、初めてやってみてるところ。
黒豆の色つやを良くするという「鉄クギ」も、ちゃんと入れました。
煮込んで、冷やして、浸透させる。
豆が空気に触れないようにすると、しわしわにならないんだとか。
うまく出来ますように。
*
テレビも無いので、
静まり返った部屋にて。
せっかくの静けさだから、照明も落として。
京都のお寺で買った「白檀(びゃくだん)」のお香を
くゆらせながら。
こうして
今年最後のブログを書いています。
「火の用心」の半鐘をカン、カン、鳴らしながら、消防車が過ぎていきました。
皆さんは、いかがおすごしでしょうか。
2009年の、最後の日。
*
*
*
今年は「変化の年」と言われていて、
ほんとに、
“大変化”の年になりました。
転職、引越、独立、奔走、奔走、、、奔走。
ほんとに
「大・変化」の年でした。みなさんも、そうだったんじゃないでしょうか。
自分の周りでは、出産とか、転職とか、
大きな転機を迎える人が、確かに、多かった気がします。
まあ、強いて言えば
「変化のない人生」なんて、有り得ないんです。
だって、「生きる」って、
日々刻々と変化し続ける周囲の状況や 季節と共に
日々刻々と絶えず変化し続ける、ということだから。
立ち止まっているように見えても
ほんとに立ち止まっている時なんか、片時も無く。
そういえば 今年の始めに、
知人に言われた名言が ひとつ、あります。
即座にメモもしたし、震えた胸にしっかり刻み込まれた銘言。
「今より若い時は無い。」
と。
今そうしたいなら、今やらないで、どうするの?時間はどんどん無駄に過ぎてっちゃうよ?
ということ。
ドキッ、としますよね。自分は、ドキッ、としたんです。
ドキッ、とする、ということは、
心当たりがある、ということ。
今やらないでどうする。
やるならやらねば!
この名言は、2010年の手帳にも早速書き写して、
来年にも引きずって参りたいと思います。
*
それにしたって、今年は
「大・変化」(ダイ・ヘンカ)でした。
「大変・化」(タイヘン・カ)、ではなくて。
、、いや、「大変・化」でもあったな、、、確かに、“大変” に、なった;;
「自分の好きな道を行く」:
ただそれだけの みんなが望んでいるであろうことが
相当な気構えと思い切りと踏ん張りと腹くくる度胸を必要とし、
どこまでも頑張ったつもりでも どこまでも足りなくて、
完璧を目指せど そうそうたどり着けず、
それでも 出来ることをやるしかないと 開き直って、
自分なりに最善を尽くしているつもりで頑張って、でも やっぱり足りなくて、
悔しがり、落ち、
また次をやるしかなくて、さらに頑張って、
それでもなお、
ものすごく、難しい。
ということを、
身にしみて。学びました。
それどころか、
ただ「生きる」ということ。
一言で言える、ただそれだけのことも、
簡単なようで全く簡単ではない
ということも、
身にしみて。
「自分を生かす」って、実は大変なんだ!と。
「他人を生かす」なら、なおさらに。
*
色々と失敗して、
色々と学びました。
(以下、長いですが、あえて、挙げます。)
・「自分一人だけでは 到底出来やしない」という事実を認めること
・助けを求めることも必要であるということ
・自分から積極的にアピールしないと、応えは何一つも返って来ないということ
・自分で体験しないと 結局は決して理解できないこと
・一度失ってみないと決して気づけないものがあること
・言ってはいけないこと
・自分でやったことの全ては やがて自分に返って来ること
・無くしても 意外と平気なもの
・無くすべきもの
・無くしてはならないもの
・無くしたものを取り戻すには時間がかかるということ
・無くしたくないものは 無くさないように
心を砕き 時間を割き 能動的な労を惜しんではならないこと
・喜怒哀楽は 全て 紙一重であり
「笑」に転換し昇華することが一番の幸福な解決策であるということ
・困難をどうにかするには
自分がとにかく「動く」しかないということ
・何かに迷っている時
答えは 実はすでに出ていて
ただ 自分から目を背けている ということ
・自分を甘やかしては いずれ堕ちるということ
・じっと待てば “流れ”は来る、が、
来た波にただ乗るばかりではダメで
自力で泳がなければ ただ流されるだけで 溺れてしまう ということ
、と、、
色々、挙げればきりがない、たくさんの教訓を。
いずれも
直面すれば胸をグサリと刺す、辛い現実。
だけども
直面しないと先に進めない、正しい現実。
すべては
幾度重ねても 幾度でも重ねてしまう 失敗の数々と、
優しい友人の厳しいアドバイスによって、学ぶことができました。
怒られながら、
そして同時に、
何度も何度も、救われました。
恵まれている、と、ほんとうに思います。
我ながら、こんなやつがよくぞ生きて来れたなと、思います。
まちがいなく「生かしてもらった」んだと、思います。
だからこそ、
一つ一つの機会や
一人一人の存在を
大事にしなければと、思います。
ひたすら感謝しなければ、と、思います。
って
思うんだけど
思うばかりで
感謝の想いはあっても、いつも、幾らも伝え切れなくて、
恩返しもなかなか果たせず、
はたまた、裏目のことをしでかしてしまったりして、
ほんとに、情けなく、もどかしい。
それでも見守って下さって、
ほんとうに、有り難う。
ただただ
「ありがとう」と言い続けるしか、ないんだよなあ、今のところ。
*
この歌庭というブログも
5月の最後の日に始めてから、こうして続けて来られました。
御蔭様様です。
更新した瞬間も
更新しない日も
何度も足繁く訪れ、
何度でも読みに来てくれた皆さんに、
ほんとうに、感謝します。有り難うございます。
これからも、続きます。続けます。こつこつと。
どうぞ、お手柔らかに、時には厳しく、お見守り下さい。
何卒宜敷くお願いします。
* * * * *
さて。
もう 間もなく来る
明日。
満月の夜から幕を開ける
新しい年が
みなさんにとっても
素敵な
楽しい一年になりますように。
明日から始まる 新しい日々が
明るい光と 楽しい影で 満ちますように。
*
まだ硬いつぼみが
たくましく 可愛い花として 咲き誇る時に
それを ちゃんと見つけることが出来ますように。
*
毎日 そこらじゅうにあるはずの
美しいものを 目に留め
心に留めることが出来ますように。
*
美味しいものが 食べられる という
小さくて大きな
おそらくそれ以上はない 一番の幸福を
大いに噛み締められますように。
そして
その喜びを
愛しいと想う人たちと たくさん分かち合うことができますように。
*
ころんだり 躓いたり
色々ぶつかって へこんだりしても
次の朝には
また元気に走り続けられる
健やかな体と心を 保ち続けられますように。
良くなるように。
善くなりますように。
たくさんの祈りを込めて。
*
春は もう 間近です。
今年も一年、ありがとうございました。
どうぞ、よいお年を。