歌庭 -utaniwa-

“ハナウタのように:ささやかで、もっと身近な・気楽な庭を。” ~『野口造園』の、徒然日記。

庭ができました

2010年10月30日 | 仕事 -work-
ひとつ、

庭ができました。


とりあえず、感慨深い。





ヨーロッパスタイルの、お洒落なアパートです。
そんじょそこらの安っぽいノッペリしたアパートっぽいアパートとは、雰囲気がぜんぜん違います。

広い中庭を、3棟の屋敷風のアパートが囲んでいます。

外装は、弊社の目玉:コッツウォルズストーンの石張り。
(ちなみにこの石張りも、一部、手伝っています。)

調度品も、ヨーロッパ舶来のものたち。



で、


例によって、
目下、写真がアップ出来ません;;;

、、クォオオオオーーー!!(←悔しみの雄叫び)




そういえば ですね、

かくも 思う存分に、
かくも デカい規模の「庭」で、
かくも 沢山の植栽を
(=4mくらいの樹木から、10センチの草花まで、併せて150超。
  種類も、これまた超細かくて、色々、沢山!)


プランニング(設計)から
メイキング(施工)まで、
“ぜんぶ”やった。

というのは、

自分史上、初めてだったんです。


時間も無くて 大変だったけど、
楽しかった。、、つーか、うれしくって、

、、はあ。


とりあえずは、
ほっとしています。


きわどいスケジューリングに あたふたしつつ。

当然のように起こる想定外のトラブルなどにも、あたふたしつつ。

寒波に祟られ。

氷雨に祟られ。

泥だらけになり。

毎日、あわや、交通事故に遭いかけつつ。

明日(=引渡しの日)には、えーーー、
台風による暴風雨なるものが、やって来てしまいますけれども。

大丈夫かな、、樹、倒れないかな、、、不安不安不安、、、



でも まあ


素敵な庭が、とうとうひとつ、出来たなあ。。

って、

心なし グッタリしながらも、
心から ニコニコが湧き上がる感じに、今、

とっぷり、浸っております。

そんで、
「本日も頑張った自分へのご褒美!」と、

『もちっプラリネプリン』
なる、
謎の、
「プリンじゃないプリン」を食べています。

某メグミルクから出てますね。
“旨食感”て、書いてありますね。


ふむ。



、ってか、

「なんだこれは!」

っていう感じですね。。モチップラリネ。

「なんだこれは!」

って、一瞬手が震えたときの、ぷるるるん、と動く感じが、すでに
プリンじゃないプリンらしさを醸し出して居ました。



「もちっ」

たしかに、もちっ、としてる、、っつーか、、、、


、、スライムっぽい。


ゼリーで言えば、こんにゃくなんたら的な。

でも、あれよりも、、、うーーん、、、うまい表現が、、、


気になる方は、ぜひ食べてみて下さい。(←某メグミルクの回し者風)





ということで
話が「もちっ」のほうへ逸れましたが

いずれ、写真をアップしたいと思います。


日中はあくせくヒマ無しなので、なかなか撮れず、
終った後の「夜景バージョン」なんですけど。



写真、アップしたいーーー;;


寒波

2010年10月28日 | 仕事 -work-
ギョッと、
さっき、起きました。


現場仕事上がり。
さすがに疲れ果てて、帰って来るや「ひとまずちょっと、仮眠しよう」
のつもりが、

ハッと起きたら、
もはや 23時。


今日がもう、あと1時間しかない!


このまま寝てしまうか、
なにか食べるか、
シャワーを浴びるか、


、、もう寝てしまうか
、、やっぱり食べるか、
、、シャワー、

、、ねむい、、、おなかがぐー、、、ねむい、、、起きるのもだるい、、、おなかが、、、



、、、



で結局、

一番で 勝ち上がった欲望は、

“食”でした。





しかし びっくり!
きのうの 寒波!



冬ですね!



イヤーーー~~~~;;






植えたばかりの オリーブの葉っぱ、先端のほうが、
夕方から ビュォウ、ビュォウ、確かに、寒風の直撃に まともに煽られていたのでしたが、

今朝、
寒さにやられて、そっくりかえって、白く、シュン..と、なってしまってました。


ちょうど第二弾の搬入に到着した ナーセリー(苗木屋)さんに訊くと、

「しょげてしまった先を(見栄えが悪いので)摘めばいいです、これで樹が枯れることはない、」と。

ただ、
「思いっきり乾いてしまってるから、水を!」と。


植え替えというのは、定住型の植物にとっては、一大事です。
そっと、慎重に、環境の変化がなるべく無いようにやってやらなければ、
刺激が強すぎて、へにゃんと、萎えてしまう。


今の季節は、
過酷な夏が終わり、
秋の雨が降り続き、
植物は、
もういっちょう頑張って根を伸ばして、成長しようとしている時季、なんだそうです。

本当なら、根を切り、移植をするのなら、
梅雨の、これから勢い良くのびて行こうという時季
か、
今よりもう少し冬めいて、休眠に入る時季が、適している。


タイミングを逃すと、そのぶん、リスキー。




寒波明けの朝。

冬の寒さの中、

今日もこつこつ、

こつこつ、

怒濤の植え込み、植え続けました。

第二弾で持って来てくれたカシワバアジサイがもう、立派で立派で、
感激。

そして、
慌てて昨夜、確か在庫で置いてあったアレが、と、閃いて、
追加注文した 大きなジューンベリーが、
大正解で、
エントランスが、格段に、恰好好くなった。
これも、感激。



植栽が入ると、やっぱり空間は、

、なんというかな、

「恰好好く」、なりますね。





今日の夕方。

暗くなりゆくうちに

いつしか

はたりと

風が 止んでいました。

そして、空と手元は、もはや暗くて。

ヨーロッピアンなアイアンの街灯の、オレンジ色の灯りが、ぼやーんと辺りを照らしていて。


寒波の合間の

穏やかな凪の中のよう。



締め切りは、明日。
あとは、あそこらへんと、あれと、あれと、、。

うん。

植え込みは、なんとか、終りそうです。


同時進行の外構チーム、ぜひ頑張って頂きたい。
たぶん自分も、手伝うのですが。



明日は

あいにく、
雨のようです。


移植直後の植物にとっては、喜ばしいんだけどね。





うっかりがっつり仮眠をとってしまったので、
1時すぎに、奇跡的に起きています、今。
(普通なら、12時きっかりにスイッチが切れる身体です。)

今、iPodで鳴り始めた、
ラヴェルの「ボレロ」、

すごく好き。

この曲が終わったら、また寝ます。

豆乳(きみどりのやつ)に、ジンジャーシロップを入れて、レンジでチンしてあったかくして、
飲んで、
落ち着いて。


明日の寒さに備えて。





怒涛の植え込み

2010年10月26日 | 仕事 -work-
今日から、植栽の植え込みです。

今日から、

っつーか、

明日で、
ほぼ仕上げなきゃいけないんだが。


設計も発注も施工も、
ギリギリ・アウト気味の
ギリギリ・インで、

終わるまで、キリキリと痛い、緊張が続きそうです。

始まりから、終わりまで、
ほんのわずかな、数日のこと。

終わってしまえば「あっというまでした」なんて思うのに、
渦中に居るときの、その時間の、
長いこと、長いこと。




設計から施工まで、

そういえば、
まるごと、任されているのです。


やりながらも、
「これでいいのだろうか…?」

不安と、時間との、せめぎあい。

終わるまでは、
夜更かしも朝寝坊も、
深い安眠も、できやしません。






都内某所の、

都内某所とは思えない、

イングリッシュな雰囲気のアパート群の、なかなか広めな、
中庭的な、敷地です。


シンボルツリーは、西洋ボダイジュにしました。


季節柄、枝と根を短く切り詰めなきゃいけなかったので、

竣工時(つまり明後日あたり)には、ひょろんと細長くて、
貧相に見えてしまうのは、まちがいないけど。

できるだけ見栄え良いようにと、植木苗屋さんにも無理言って、頑張ってもらいました。

植木苗屋さん(ナーセリー)には、
ギリギリすぎる発注で、しかも種類バラバラで手間多過ぎたりとか、
無理難題ふっかけて、、かなり、ご迷惑かけています。

終わったらとりあえず、菓子折り持って陳謝と感謝のご挨拶に赴くべきレベル。




やがては間違いなく、大きく太く育つ、木々。

今は、まだ。

春に
若葉が芽吹けば、
ぐんぐん延びて、
大きな樹冠になってゆくはず。


1年、3年、5年、

10年、

そして、その先まで。



素敵な庭になりますように。


とりあえず、

残り短いタイムリミット、明日と明後日と。

うまく行きますように…*



怒涛すぎた10月、ラストスパートです。


さっきお取り引き先に送ったFAX、
日付を間違えてたことに、今気づきました。



日にちとか時間とか、ごちゃごちゃになってきました。






残るもの

2010年10月24日 | 読書 -books-
久しぶりの、お休みの日曜日。



ということで

まことにお恥ずかしながら、

たぶん 一ヶ月ぶりぐらいに 部屋を掃除して、
掃除機をかけることができました。


まったく、自慢できることでは、ございません。。
とっても小さな部屋だから、やれば、ものの数分で終わる事なのにね、、。


スッキリ片付いた部屋、ったら。

まるで 別世界の 心地好さです!




前から、というか、常日頃から、
いつも心に引っ掛かっては居た懸案事項だったんだけど。

「いざ!今日こそ!」と 勇んで、一気に片付けすると、


正解ですね。


気持ちも なんとなく、おおらか~になって、
ため息すら 優雅~な感じで、
最近の焦燥感やら疲労感も、ポロッと。

今、ティーなんぞ飲んで、
どこぞの貴族のような、安穏な心地になりましてよ。


あ、

“貴族”って、でも、
「安穏」としているようで、
どこか うっすらと憂鬱で、
どことなく 色褪せた、擦れた諦め感というか、
ひと巡り済みの厭世観、みたいなものを、
表立たせない奥の基層に潜めていて、落ち着き払った構えの中に隠しているけれど
やはり薄く
哀しみのようなものとして滲み出てる

っていう、
複雑なイメージ。


っていうのを、超的確なひと言で表すと、

「アンニュイ」

まさにそれ、です。

貴族といえば、アンニュイ。です。






昨日は
スッキリと晴れた、満月だったな。

今日は、
深々と、宵からの雨の降る夜です。



夕方前の束の間、丸の内で、友人と会って、

久々に 新宿の、本屋に行ったりして。

しかし、町って、
居るだけで パワーが削げ落ちてく気が。。。

ほんとは 石けんだけ買いたかったんだけど、
目当てのものが無くて、結局石けんは買わないで、
本を、買ってしまいました。




雨がなかなか止まそうになくてアレだったのもあって、
久々に、カフェに寄りました。

で、雨宿りついでに 長居して、
買った本の一冊を、一気に読み上げました。


尾崎翠の『第七官界彷徨』(河出文庫)。




かなり、好きな感じでした。

自分が一番尊敬してやまない、川端康成に通ずる、

「日常の淡々とした流れゆく流れのままの、ほんの一部だけを、スパッと切り取った手法」、
その感じが。

それと、
回想シーンや神視点の登場人物の性格解説とかが、「無い」感じ。

周囲の人々のそれぞれの事象が並列して動いていって、絡むようで絡みすぎないリアリティがあり、
何ひとつもキレイに収束・解決したりすることなく(だって人生はその後も「解決」なんてせず、淡々と続いてゆくから)、
サッと、終わっちゃう感じ。

世界に引き込んでおいて、引き込んだまま、ザックリ突き放す感じ。


そういうのが、好きです。
そういうのに、リアルを感じます。

戦前って、そういう書き方が普通だったのかな。


最近のは、読者に優しすぎるというか、分かりやすすぎるというか、解説が多すぎる。




内容的にも、語りのテンション的にも、
自分の好みに重なるものが たくさん鏤(ちりば)められていました。

そして、
唐突な読後。

もやもやと、心に、ひっかかり、残るものがありました。

これは、「良かった」という証拠です。自分の場合は、ですけど。



感想は、まだちゃんとした言葉の形に成らないけど、
良かった。それは確かです。


表紙カバーの絵(=CD買うときのジャケットと同様、自分的には、購入か否かの決定打になるもの。)
が、また、
「これは好いぞ、」というもので。

いま改めて見てみたら、

『庭』
というタイトルの、
青木陵子さんという方の絵でした。





というわけで、

永らく放置していた「読書」というカテゴリー、

超久々に、使ってみました。


そういえば、これの前に読んだのって、何だったかな、、、

と憶い出したら、

湊かなえ『告白』



でした。

これは、最近、松たか子主演で映画にもされたやつですが、
、、良かった!

心に残るものがありました。

映画も、監督が『嫌われ松子の一生』(=映画館で初めて大笑い&大号泣してしまった衝撃の映画)の人ということなので、
うむ、間違いなさそう。、、って、とっくに公開終ってて、だいぶ出遅れておりますが、
いつか見てみたいと思います。


あ、もう一個、

桐野夏生『東京島』




これも、映画化されたやつですが。


読んでるときはまあ、エンターテインメントとして、面白く読んでた気がしますが、

読後、
「あ、そう。」という、
浅い気持ちしか残らなかったな。
なんか、、、作りものらしい都合の良い展開や環境設定とかに、
RPG(ロールプレイングゲーム)っぽさ(それは確かに面白くは、ある)なら感じたけど、
リアリティを感じられなかった。


後からネットで調べた、これの元ネタになった実話のほうが、衝撃的でした。




というわけで、

珍しく、読書記録でした。

今までで一番「凄い!」と思った川端さんのこととか、
梨木香歩さんとか、
また改めて、書きたいと思います。

たぶん、忘れかけた頃にね。



明日から、また怒濤の、現場仕事です、、、!






第一アラベスク

2010年10月22日 | 徒然 -tzure-zure-
本日より、
今までで一番長くなりそうな、自分的にはsignificant(=重大)な現場が始まりました。

デッキガーデンのリフォームです。

老朽化してきたデッキを、メンテフリーのスペシャルハードウッドで、作り替えます。

花壇も作り直します。我が社の目玉商品:コッツウォルズストーンを使います。

ベンチのふりしたパーゴラのような物置も、作ります。オリジナル、設計しました。
建築学科を一応通って来たことが、なにげにイカンなく活かされています。


今の会社に入って(それは確か、6月のことじゃった。。)すぐに、
依頼が来て、
独りで打合せに行って、
お見積に苦心して、
超~~頑張った図面を描いて、

本日より。
やっとこさ。です。

施工の段に入ったのです。

想い入れも、ひとしおです。


昨日も、ギリギリだけど、発注うんぬんでアワアワ、大忙しでした。





今朝。
8時15分くらいに現場に着いたら、
頼んでいた大工さんがすでに、
ほぼ全部を、ぶっ壊していました。

さすがプロ、、!わずか15分で!?

速すぎー;


、、と思ったら、

なんと6時半に着いちゃって、とっとと始めちゃってた、とのこと。

早すぎー;



大工さんに 既存のデッキを解体してもらっているうちに、
自分は 既存の植栽の整理・剪定をしていました。

小さめに伐り戻して、新しく作る花壇に、再移植します。

あと、大量にはびこっているその他:不要な植栽を、処分。
鬱蒼となっていたのを、もっとスッキリ、シンプルにします。





樹の剪定していると、
無心になります。



植栽、

とにかく、
伐るでも/植えるでも、
なんでも、

植物に触れる仕事って、
無心になれて、
でも、命あるものに対峙する仕事だから、ピリッ!と、張りつめては居るけれど、
内心どうやら、嬉しくって、心地好くって、胸が弾んでたりする。



予定に無かった 別の場所の植栽の剪定もちょこちょこっと頼まれて、
喜び勇んで、ほいほいと。


大工さんは、さすがプロ、茶々ッと自分の仕事を済ませて、

ささっと帰って行きました。





明日も早朝から、同じ現場で、続きを。

、、と思いきや、

お昼過ぎに他の現場(しかも遠方)の打合せが入っているので、


行ったり来たりするんで、これまた、忙しそうな。




というわけで
どういうわけだか
超繁忙期!なんだけど、

「忙しい」
を言い訳にして 何か:やりたいことをあきらめる。
、とかいうことを絶対したくない

というか

そういう、
“あきらめる”ということ
“代償”的なこと をしていると、見えないストレスがじわじわ、
仕事に「空回り」や「失敗」というかたちで影響を及ぼしてくるし
それで自己嫌悪になったり心が閉じ気味になったりしていって
負の連鎖になる!

少なくとも自分はそうなる。ということを、
かつて、自分の身を以て嫌でも知ってあるので、

やりたいこともやるために、仕事をしっかり頑張る!
というように、なるべく、心がけています。


というわけで

昨日は すきまを無理矢理作って、

バレエのレッスンに行って来ました。

なんでそんなに?というほど、熱心に頑張っている俺。
隔週で、月二回しかないレッスン。欠かすわけには。


これまた、

「え!?どういうことそれ!」
というような、筋肉(身体)の使い方を、知りました。

ひざを伸ばすために、ふくらはぎの内側の筋肉をぐっと上に引っ張る、的なのとか。

色々。

とにかく毎回、新発見ばっかりです。


いつもの基礎的な練習の締めに、
「第一アラベスク」というのを、初めて、学びました。

ふわっ って、飛んで、ふわ って降りるヤツです。←なんだこの説明

妖精でも人間でも王子でもお姫様でもやる飛び方だそうです。←さらになんだこの説明



ぜんっぜん、丸っきり巧く出来なかったけど、
基礎練習の「ぐぐぐ、、、」と強張る感じとは違う、「踊ってる」って感じが、
やたら、面白くって。

あははー あははー なにこれー
むずーい

って、へったくそながら、面白がって、飛び跳ねたり、してみたり。


出来ない事のほうが多すぎて
道のり長すぎるけど

じわじわ、背筋も上がるようになってきたし

俄然、背筋が良くなってきたし
現場仕事でも身体動かすけど、それとは違う、
「楽しいからだの使い方」をしてるおかげか、
体調も、悪くない気がする。

そして、
自分的にはultra significant(=超重要)なのが
哀しみ的コンプレックスの「ペチャケツ」=痩せてぺったんこのおしりが、
ちょっとずつですが、
「プリケツ」になってきましてー!

これはかなりうれp。

かくして、齢30にして、今更ながら、綺麗な筋肉が全身にがっつり付いて来たら、
大変喜ばしいことである。


※「プリケツ」とは:
 プリッとしたお尻のことである。
 プリケツの最上級は「ラテンプリケツ」である。





仕事に、遊興に、
ぜんぶを忙しく詰め込んで、
しかも
ぜんぶが上手くいくように、
張り切って、
欲張って、

頑張ろう。



廻れ廻れ。

ぜんぶがぜんぶ、うまく廻れ。


舞われ舞われ。








タイムリミット

2010年10月20日 | 徒然 -tzure-zure-
今日は何曜日だった?
然して問題じゃないか

~「やっつけ仕事」 椎名林檎




日曜もぶっ続けで仕事すると、
途端に、
曜日がわからなくなりますね。




毎日の帰り道が
すっかり真っ暗になってしまった
昨今、


金木犀の香りも
何処へやら

さらさらーと過ぎてゆく季節を、見失いそうになります。


夜道のアベリアが、ふっと、
意識を戻してくれます。





秋田の旅&帝国の結婚式以来、

ノンストップで、あちこちの現場仕事が立て続いています。昨日は松戸、一昨日は国立、その前は浦和、その前は、…その前は、…





が、

今日は久々にオフィスです。

たまたまですが、雨がちな、冷える天気。




今、
けっこうな量の植栽の、プランを練ってい、、、るヒマも

もはや無くて;

さっさと発注にかけなければいけない、というところです。


あんな樹入れようか、こんな花どうかしら、あれやらこれやらと、
とっても楽しげな、ワールドにジュリームが膨れ上がる、良い仕事なんだけど、


時間がないので、

「ギャーー!」
って、
暴れ散らして、喚き狂って、のけ反り返ってます。

心の中だけで。


胸が、ぐーっと詰まる。
緊迫感と焦燥感で。

気持ちが焦ると、かえって、
手が進まなかったり。

なぜか、掃除を始めてたり。



上の空を 轟々と
過ぎてゆく、

飛行機の、ジェット音。
が、耳に入るや、

しばし耳を傾けて、
うつつに、旅の夢を馳せて

つい、
ぼーっと、したり。



いけないいけない*


日が暮れるのは、もうずいぶん、早いので。

味覚

2010年10月17日 | 徒然 -tzure-zure-



先日、秋田の旅からとんぼ帰り的に帰って来るや否や、向かったのは、
帝国ホテル。

建築時代の友人:せんちゃんの結婚式でした。





せんちゃんは、とにかく、
可愛い人です。
猫っ毛も、寝顔も、笑い方も、笑いのツボの、若干の謎っぷりも。

初めて脱輪して田んぼに落ちた:九州一周建築旅行とか、
日帰りの軽井沢旅行とか、
東京のいわさきちひろ美術館とか、
文化祭で木造小屋を一緒に作ったこととか、

あーー、ああ。

色々な、一緒に過ごした思い出が、湧いてきます。
大好きな、素敵な友人です。


せんちゃんの結婚式とあらば、
秋田から日帰りだって、なんのその!




ところが、


わたくし、開宴時間を うっかり 勘違いしておりましてー。

着いた頃には、
チャペルでの「挙式」は、とっくに 終っておりましてー。

「披露宴」からの参列になってしまいました。


しかも、遅刻でした。


遅刻した割には、
大変楽しんで居ました。

帝国ホテル名物らしい、ローストビーフステーキには、なんと、
「セカンドサービス」
つまり「おかわり」があるということで、
当然、セカンドサービス、堂々と頂きました。





新婚:せんちゃんのご実家は、広島で、
ジネンジョ(自然薯)をつくっているそうです。

その名も
「せんちゃんファーム」と言うそうです。

広島の、三原というところだそうです。

結婚式のスライド映像でも、ファームが出て来ました。
とても美しい農園でした。




それで、
引き出物として、「自然薯そうめん」を頂きまして。

さっき、頂きました。


美味しかったです*


「せんちゃんファーム」のホームページは、
コチラ>>http://www.jinenjosenchan.com/

お取り寄せも出来るそうです。
ブログもありますね。

せんちゃんファームの自然薯は、食した友人によれば、ほんとに美味しいそうです。
「正月はお取り寄せして食べるのを慣習にすることに決めた」ということを言っていました。

よさそうですね。

とろろにして、とろろづけ丼的なものが食べたいです。




日曜だったけど、現場仕事(植栽)だった、今日。

そうめんだけじゃ足りないので

「日光の上人厚揚げ」という薄い厚揚げを、軽く焼いて、しょうが醤油で食べました。




「ふー~~、今日は珍しく、なんとなく作って、食べたなー」と
満足満腹で お皿を洗ってたら、

大家さんが現れ、



ふかした芋を、くれました。

よりにもよって、ちゃんと食べてる時に、

お腹いっぱいのはずなのに、気づいたら、食べてます。


たらふく、たらふく。溜め込み。

そんな季節なのね。




秋の秋田の旅の写真集

2010年10月16日 | 旅録 -travelogue-
わがふるさと:「秋田森のテラス」への一日旅から、

早、、一週間! 経っちゃったのねー。


相変わらず、iPhotoが動いてくれそうにないので、

この際!


Picasaウェブアルバムにアップしてみました。(会社の優秀なパソコンから、こっそり:)


その、たった一日のうちに撮った写真、
ほぼ全部を、
丸ごと、です。

一挙に どーぞー!

akita-mori-no-terrace


リンク先は>>http://picasaweb.google.co.jp/sanguinesango/AkitaMoriNoTerrace#


厳選も何もしていないので、
いつも どんなふうに撮っているか
どんなふうに撮りながら 歩いているかが、
丸わかり かと、思われます。


今回は、ひたすら雨が、大なり小なり、降っていました。

時には、止んだりもしつつ。

紅葉はまだ、満ちてなかった。

それでも秋田は、すこぶる楽しかった。





東京からの 車での道中の、
雨の高速=約13時間、

わずか1枚の、雨の写真だけ。

次の瞬間、あっという間に着いたかのような。


雨もなんのその。超ぶっ飛ばしたので、
ほんとなら 9時間ほどで着いたはずだったんだけど、
途中、
深夜、
秋田道まで入って、ラストスパート!ってとこまで来たところで
ガス欠になったため、
ガソリンスタンドが朝に営業再開するまで、約5時間、車中で仮眠してたり。

さらに、
高速下りて、さあ、あと1時間!
と思ったら、
自信満々で・意気揚々と
道を間違えており、
東京方面に ひた走ってたり。


この旅でも、
なにかしら、やらかしておりました。


今回は「脱穀ワークショップ」という名目だったのですが、

道に迷って遅れているうちに
料理の仕込みは 全て終了しており、

一人で懐かしの山を周って遊んでいるうちに
肝心の脱穀は 99%終っていました。

働かないで、御馳走だけ食べさせてもらって、
滝にも行って、温泉にも行って、

ただ、存分に遊んで来た感じです。


そして、
その日の夜行バスで、東京に帰ったのでした。





文章付きの旅日記:本編は 改めて。

まあ、
とりあえず、よかったら、どうぞご覧下さい。

たっぷりあるので、時間のある時に、のんびりどうぞ。

コメントも説明も 何にもありませんが、
その日の時間の流れだけは、わかるかな。


一週間くらいの期間限定で、公開しとこうと思います。


見れるかな?










一難一難

2010年10月15日 | 徒然 -tzure-zure-
い、そ、が、しー!!

施工がついに始まったり、始まりそうだったりする現場が圧し寄せてまして、


今日は一気に、二つ。
ダブルブッキングではないけど、
ツインブッキングって言えばいいのしらん、
あっちもこっちも、って、いう。

あわあわわ。


発注手続き、
施工手順の段取り、
利益率の帳尻合わせ、
色んな、四苦八苦。
全部、ギリギリ。

一難去っても、また一難。

「無事平穏な現場なんて、有り得ないのかしら…」って、
一瞬途方に暮れかけたり。


っていうバタバタでしたが、

とりあえず今日の現場は、なんとか収まりました。


ひとつは、個人邸の植栽リフォーム。

じーっと、黙ーって、
網戸に鼻をぺったりおしつぶして、様子を見つめていたのは、
ちいちゃなかわいい姉と弟。

しばしば飽きては、家の中を駆けずり回りまくる弟の、はしゃぐ足音。

超頑強に根を深く張ったシラカシの抜根(ひたすら掘っては、切るの半無限ループ)
と、
桜色の花が咲く「ロビンヒル」というジューンベリーを植え込みました。


もうひとつは、
お墓の外構リフォーム。
大量のパーライトを敷いて、大量の土を敷いて、ナツヅタとキヅタを植えました。


今日も、職人さんたちのヘルプあってこそ、でした。

またこれ、自分のクセなんだけど、
テンパりの果てに、ひとりで全部やろうとしてたんだけど。

なんでかね。背負い込み症候群。


独りでは、全然無理でした。




今日という一日、なかなかの労働を讃えて、

まあまあ頑張った自分への祝賀として、

いつもの帰り道途中にある京風タコ焼き、今日こそ買って帰ろう♪

と思ってたのに、すっかり忘れました。





波は未だ引かず。


まだまだ、続く、現場ラッシュ。

さらに押し寄せる、新たなるお見積やプランニング。


神の無い月は、休みも無い勢いです。



代わりにってことじゃないけど、

11月は、けっこう自分の愉しみのための時間を、注ぎ込む気配。11月は「自分へのご褒美月間」になりそう。


そのためにも、今は、頑張らなきゃ!



と思いながらの、

コインランドリー。

48

2010年10月12日 | 徒然 -tzure-zure-
この連休の 強行突破すぎたスケジュールも、
無事、終着しました。


マイふるさと=「秋田森のテラス」への、
ゼロ泊・強行突破ツアー

 と、

マイフレンド=せんちゃんの結婚式
@帝国ホテル。


どちらも、とても、
楽しかったなあ。

なんだか、
けっこう、笑ってた気がします。




さっきの
「無事、終着」

というのは、実は
“ウソ”です。

毎度毎度のごとく、なんですが、

なんやかんや “失敗”やら“失態”的なことを やらかしちまいました的なことも
ありつつ、でした。


でも、
笑ってました。



それぞれ たった1日の出来事だったけど、

めいっぱい、
ものすごく、
濃密な時間でした。


「時間は限られているから!」というソワソワした緊張感があるほうが、
一時も無駄にせぬ!って 張り切るから、
結果的に、
いつもの倍以上のような質量を、たっぷり楽しめるのかもね。


「24」というアメリカの凄絶ドラマで、学んだけどね。

24時間あれば、人間って、けっこう色んな事できちゃうし
国内あっちこっち行けちゃったりするっぽいし、
世界がひっくり返ったりもしちゃらしい、と。


24時間、短いようで、すごい緊張感で走り抜けようとすれば、
けっこう無理そうなボリュームだって、意外に出来ちゃうもんでね。

2日なら、48ね。


48時間もあれば、相当だね。


その後の24時間が、だいぶ眠いけどね。




懐かしいひとたちにもたっぷり会えた。

心身から 大笑いできた。

森を歩いて、

しっかり チャージできた気がします。


やりたいことは やり遂げて、
心満足。

で、
怪我も無く、
五体満足で帰って来れたので、


やっぱり、
“無事”だ。無事。無事ということでいいや。ね。


というか、

むしろ 色々な事がたくさん“あった”のに、
「無事」っていう言葉も、ちょっと変?

と ちらりと思ったけど、


帰って来た時に、何事も無かったかのように
元の生活の流れに再び落ち着けたなら、

それは
「無事」でした。、、ということになるのかな。


うむ。

まあいいや。

とにかく、

とっっ、、、

、、、


、、、っても、


楽しかったです!





「じゃーさっさとレポートして。」
ってところなんだけど。


ええ、

もちろん 毎度毎度のごとく、
写真も沢山撮ったんですけど、

最近のパソコン不調が。
依然改善せず。
残念なことに。
写真アップできない状況です;;

パソコン、パソコン。役に立つんだか立たないんだか。
気まぐれなんだか、なんなんだか。

まったく。

こればっかりは残念すぎますが、

おいおい、なんらかのミラクルが起きて、
写真たちと旅日記が、アップ出来ますように。

しばし、お待ち下さい。。


 ↑
唯一、ケータイで撮ってた写真。



* * *



今月はさすがにギッシリ仕事の佳境で忙しいけど、
すでに来月、
はやくも、次の旅の計画が。

旅だけじゃなくて、
お茶会もあったりするし。

またまた、せわしなく楽しい予感。

神無月は まだまだ、あと24×20=480時間くらい残ってるけど。


うっふ、ふふ。






というわけで、
とりあえず、

帰京報告でした。






帰って来てみたら、

あれだけ満ちあふれていた キンモクセイの香りが、
すっかり 褪めてしまっていますね。。。





ちょっとそこまで

2010年10月09日 | 徒然 -tzure-zure-
けっこうな 雨ですが。。。


これから
「秋田森のテラス」に行って来まーす。


車で。

10時間 夜通し走らねばならないので、
仕事上がりの疲れた身体に、
いささか、怖さも。

そして

現地もどうやら、雨ですが。。。


一瞬でも、素敵な山の紅葉が拝めたら、、、


楽しみです。


晴れてくれ。




夏に引き続き、
今回も、ゼロ泊旅行です。






一方、
東京の 森のテラスでは。


友人たちが「マルシェ」をやるようですよ。

音楽と お茶と お菓子と ごはんと、
色とりどりの手作り雑貨が にぎにぎしく溢れるみたい*


「sauta cafe ~森の中の音茶会~」

 詳細はコチラ>>http://sautacafe.dreamlog.jp/


自分は残念ながら行けないのですが、
よかったら、遊びに行ってみて下さい。

主催者のエンジェル&ナミコさん、そしてスタッフやお店のみなさん、
音楽家のみなさん、
&、
東京の森番さん、

頑張ってね~~*



こちらも、

晴れてくれ。






それでは。


たまってたものを、大放出。




奇跡的にHDDが再起動したすきに なんとか引っ張り出せた、
最近の野川公園の写真たちです。



もっぱら
秋の花たちです。




どうぞー。








ムラサキシキブの実




シュウカイドウ








ミズヒキ


ああ、ミズヒキで憶い出した。
月曜は、友人の結婚式。








デッキの道の向こうが ぼやーんと




ヒガンバナ畑。

知らなかった。



花時あたり以外は地上に姿を現さないので。



初めて見た。

ヒガンバナ畑。










とっさにわからなかったけど
とっても好ましくて、気になった花。








ツルボやね



ミゾソバやね




ワレモコウやね




ホトトギスやね。


花 って、ときどき

動物っぽく見えるときがある。








いろいろあるやね










でっかい危なそうなハチがぶんぶん飛んでました。

このロープの外も。

この時季、気をつけましょう。








はい。


そんな感じです。


では皆様、

それぞれに楽しく素敵な週末を・・・*




、、支度しなきゃ!!







夢中

2010年10月09日 | 徒然 -tzure-zure-
気まぐれミラクル。

写真HDDが再起動。





この勢いで、

「だからって これ?」

という
ナイトメア系の写真たちを 一挙にアップするよ!




基本的に みんな




やばいよ


眼差しの 刺しっぷりが




あるいは




眼差しの 空虚っぷりが






いずれも

もれなく

ガーデンに置く物として作られた物 のはず です




あえて なのかしら




わざと なのかしら



魔除け なのかしら



毒を以て 毒を制す。、、的な





あんまり ちょっと




だいぶ ちょっと

個人的には だけど




ていうか ちょっと


ぜんぜん、

要らない
かな




すみませんけど





有り難う御座居ました


夢のような甘い夢も

現のような悪い夢も

つかのまのこと




** *




今日も仕事してから の

秋田(日帰り)に向けての出発の準備が控えており

で その翌日は東京で友人の結婚式なので

ああ、スーツにアイロンを

とか

超防寒だ、超防寒の用意、アンド、雨具とか、長靴も要るし とか

髪ぼさぼさだ、、ちょっと切りたい

とか

ああ、部屋がちらかってるわ 掃除したい

とか


あら また金木犀が



とか



思考が飛び散り


さっきまでやろうとしてたことを すっかり忘れて

ぜんぜんまた 関係ないことをやってたりして





結局 何も進んでいない という


てんてこ てんてこ


てんてこ舞いです*




秋田 楽しみ



あいにく

雨みたいだけど








たゆたふ

2010年10月08日 | 徒然 -tzure-zure-
連日早起きして通っていた 浦和の現場も、

今日を以て、
外構工事が完了。

職人さん、“様様”です。

あとは、
植栽です。植栽関係は、どうしても、率先して、自分がやりたい。



かくして、
自分が設計した(し、打合せからお見積から、施工も非力ながら携わった)
エクステリアのリフォーム仕事が

ひとつ、
仕上がり間近。


また ひとつ、
いや、
やっと ひとつ、
「Works」が増えることになります。


出来上がった曉には、ご覧に入れたいなと、思います。




されど 相変わらず、
写真データはアップできず・見れずまま、絶望的な状況。
やっぱり外付HDD、壊れちゃったのかしら、、、


仕方ないからケータイでも撮るけれど、色味がどうも、
なんかしっくり来ない。。


といいながらも
ケータイで撮ってみた。

  ↓





まるで ウソのような

綺麗すぎる瑠璃色の玉。

そして、

紅の星の形の、萼。


現場のすぐそばの見事な山のふちに、雑草みたいに繁茂していました。


正体は。

クサギ(臭木)の実でした。


こんな綺麗なのに、なんて残念なネーミング!!




今夜は仕事のあと、
バレエのレッスンでした。

日頃使っていない、、どころか、使い方もわからないような筋肉を、使いました。

まだ「踊る」には程遠いけど、
楽しく、やっています。





バレエのレッスンのあと、
森番時代からの行きつけの隠れ家居酒屋さんで、軽く一杯、
「桂花陳酒」を。


“桂花” といえば、
そう、

「金木犀」のことです。


最近、
毎日、いつでも、方々で
キンモクセイの甘い香りに たっぷり包まれるので(住んでる場所も良いのかもしれない)、


仕事の多忙さやテンパリはまあ、さておき、
とてつもなく気持ちが うっとり、ゆるやかになります。


金木犀に融け合う心地。それはそれは、底知れず 心地好くて。

未だかつて無いのではないか、こんな、ありあまる幸せな感覚。


たっぷり、噛み締めています。






今まで
「夏が一番好き!」
って、豪語して生きて来たけど。

この 金木犀の咲(わら)う 短い季節が、
もしかしたら、一番、好きかもしれない。

サクラや春の花に漂う、あっけなく散る気配の「哀しさ」みたいなものは
秋の花や果実の実り溢れる景色には、あまり感じない。

哀しみの和らぐ季節。
おだやかな幸せに満ちる季節。


暑すぎず、
寒すぎず。

晴れれば 静かな青。

夜には優しい鈴虫の歌。

見渡せば、実りの実。



なんだか、

いいね。
この季節。




馴染みの、隠れ家居酒屋さんで、
大好きな人と、甘いお酒を傾けながら、まろやかに、語らう。
明日から始まる楽しいことを、語らふ。

そんなひと時。


一日の疲れも 緊張も 眠気も 不安も
ぜんぶ吹っ飛んで、
ああ、、嬉しい、という

そんな 一日の終わり。


黄金色の花の色に、融けて たゆたうように。

金木犀の、溶かすほどに心地好い甘い優しい上品な香りと共に。





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