土曜日。
お休みをもらって、八ヶ岳の麓に行って来ました。
「北杜市」というところ。
北の杜(もり)。
なんだか、いいですね。
旧い、クリーム色のラシーンっていう車で。
国立から出発。
*
中央道を、ひたすらに。
雪は 意外に無くて、
でも 白い 霧のような雲のようなものに覆われて、かたちが消えた山なみを。
冬枯れ色の、
静かな青と褐せた樹々の、山並みのあいだを。
快調に、120キロくらいで飛ばして、
1時間半。
*
「山梨」って聞いてたんだけど、ほとんど長野でした。
そこは 初めて訪れる場所。
訪れたのは、
「ギャラリーTRAX」。
目的は、
友人の友人の、間部百合(まなべゆり)さんの、写真展。
その、オープニングパーティー。
うまいもんが食べられると聞いて、飛びついて行きました。
がっついた。
特に、
柚子塩だけ使ったオレンジ白菜のお漬け物とか
ラデッィシュやニンジン、新鮮な生野菜(をそのまま)、とか、
干し大根を使ったのとか、
ウドのきんぴらとか、
野菜ものが特に、どーしても美味しくて、止まらない。
田舎はほんと、野菜がふつうに美味しい。
漬け物というものの美味さは、秋田で開眼しました。
*
ギャラリーの先には、八ヶ岳。
初めて望む、青い山。
今回の展示(ディスプレイ)をやったのが、
高円寺在住の友人、m(大工)。
mの周りに 不思議と もりもり沢山集まる、
やたら面白い、楽しい、変態的な、立派な人々。
やはりmつながりで知り合った:
去年の春の山口旅に一緒に行った友人とも、再会。
今回初めて知り合った人たちも。
やはり、なんか面白そう。
初めて会ったはずだけど、
どっかで逢ったことがある気がする。
っていうこと、意外によくあるんですけど、
なんなんだろうね。
ほんとに会ってるのかもしれない。意外にせまい世界。
でも会ったことないはずの初めての場所。
想っているのと同じことを言われたりも、して。
不思議な世界。
新しい出会いは、
むくむくと、
どこかが、うずく。
近い未来にありそうな、楽しげな出来事の予感が、
からだのどこかで、うずく。
むくむく。
チョコ。
旨しものを前に、無言にもなる。
*
折しも その日は、ちょうど、
主役:百合さんの誕生日でした。
サプライズ、バースデイケーキ。
メラメラ燃える炎が凄かった。
とり囲んで一斉に写真(アイフォン率高し)を構えるみんなの構図も、凄かった。
恋人からの、スプーンに大盛りの、ファーストバイト。
素敵なシーンに、笑顔。
*
大きな薪ストーブ。
つぎこまれる、立派な丸太。
近寄れば、熱すぎるほどで。
ちょっと遠ざかれば、やはり寒い、
山の麓の、独特の空気。
*
やりたいことは、全部やる。
やれそうなら、断固やる。
がモットーなので。
温泉、行きました。
どこへ行くにも、だいたい、温泉がある。素晴らしき国だ。
行ったのは、「なんとか泉温泉健康センター」とかいう施設で、わびさびとかは無いけど、
泉質は上等の。
とろとろの、ぬるぬる温泉でした。
やっぱり、旅には温泉!温泉は欠かせない!
*
ほっこり つやつやになって。
夜空の下に出てみれば
雪が、うっすら。
初雪です。
2011年も早ひと月、
可愛い元同僚の居る京都や 大事な第三の故郷、秋田、
想い馴染みのある各地ではすでに すごい雪が、降って降って、大変そう。
そんな便りも聞くけれど。
自分にとっては、本年の、初雪。
そんなに強くも 重くもない、
軽く、
ささやかな ささやきの雪。
音無く 夜の中に落ちては
何事も無く、消えてゆく雪。
*
そんなこんなで、
あっという間に、帰り時。
半日も無い、日帰り旅行。
今度はもっとゆっくり、、、
せめて、一泊。欲しいなあと、願いつつ。
去年は ひたすら、日帰り強行旅。
今年は もう少し、せめてもう一日と、願っている。
夜を、帰りを気にせず焦らずに、深々と過ごし、
お酒さえ傾けて、
やがて眠りに就き。
ひとつふたつ、不思議な夢を見て。
だけど早くに目覚めてしまって。
清らかな
洗われた 静けさの中の、青い蒼い夜明けを拝む。
昨日までとは 違う場所で。
そして
昨日までとは 明らかに違う気持ちで 始まる、
新しい何かが起こりそうな予感でいっぱいの朝を、
新しく、始められる。
そこまでして、旅はやっとひとつ、達成される気がする。
ひと眠りと、
ひと目覚め、
ひとつ、なにかが増えて、
ひとつ、なにかが消えて
なんとなく、ひとつ、変わる。
気がする。
今年も、なるべく、旅をしよう。
*
そういえば、
「変わらなくていいんだよ。
そのままでいいんだよ。」
って、
再会した友人が、ふつうのテンションで言った。
ドキッ とした。
「変わらなきゃ」
なんて、
前は 確かに想ってたりしたけど、
それはいったん乗り越えたつもりで、
今は、別にそんなこと、想ってないつもりだったけど。
*
お休みをもらって、八ヶ岳の麓に行って来ました。
「北杜市」というところ。
北の杜(もり)。
なんだか、いいですね。
旧い、クリーム色のラシーンっていう車で。
国立から出発。
*
中央道を、ひたすらに。
雪は 意外に無くて、
でも 白い 霧のような雲のようなものに覆われて、かたちが消えた山なみを。
冬枯れ色の、
静かな青と褐せた樹々の、山並みのあいだを。
快調に、120キロくらいで飛ばして、
1時間半。
*
「山梨」って聞いてたんだけど、ほとんど長野でした。
そこは 初めて訪れる場所。
訪れたのは、
「ギャラリーTRAX」。
目的は、
友人の友人の、間部百合(まなべゆり)さんの、写真展。
その、オープニングパーティー。
うまいもんが食べられると聞いて、飛びついて行きました。
がっついた。
特に、
柚子塩だけ使ったオレンジ白菜のお漬け物とか
ラデッィシュやニンジン、新鮮な生野菜(をそのまま)、とか、
干し大根を使ったのとか、
ウドのきんぴらとか、
野菜ものが特に、どーしても美味しくて、止まらない。
田舎はほんと、野菜がふつうに美味しい。
漬け物というものの美味さは、秋田で開眼しました。
*
ギャラリーの先には、八ヶ岳。
初めて望む、青い山。
今回の展示(ディスプレイ)をやったのが、
高円寺在住の友人、m(大工)。
mの周りに 不思議と もりもり沢山集まる、
やたら面白い、楽しい、変態的な、立派な人々。
やはりmつながりで知り合った:
去年の春の山口旅に一緒に行った友人とも、再会。
今回初めて知り合った人たちも。
やはり、なんか面白そう。
初めて会ったはずだけど、
どっかで逢ったことがある気がする。
っていうこと、意外によくあるんですけど、
なんなんだろうね。
ほんとに会ってるのかもしれない。意外にせまい世界。
でも会ったことないはずの初めての場所。
想っているのと同じことを言われたりも、して。
不思議な世界。
新しい出会いは、
むくむくと、
どこかが、うずく。
近い未来にありそうな、楽しげな出来事の予感が、
からだのどこかで、うずく。
むくむく。
チョコ。
旨しものを前に、無言にもなる。
*
折しも その日は、ちょうど、
主役:百合さんの誕生日でした。
サプライズ、バースデイケーキ。
メラメラ燃える炎が凄かった。
とり囲んで一斉に写真(アイフォン率高し)を構えるみんなの構図も、凄かった。
恋人からの、スプーンに大盛りの、ファーストバイト。
素敵なシーンに、笑顔。
*
大きな薪ストーブ。
つぎこまれる、立派な丸太。
近寄れば、熱すぎるほどで。
ちょっと遠ざかれば、やはり寒い、
山の麓の、独特の空気。
*
やりたいことは、全部やる。
やれそうなら、断固やる。
がモットーなので。
温泉、行きました。
どこへ行くにも、だいたい、温泉がある。素晴らしき国だ。
行ったのは、「なんとか泉温泉健康センター」とかいう施設で、わびさびとかは無いけど、
泉質は上等の。
とろとろの、ぬるぬる温泉でした。
やっぱり、旅には温泉!温泉は欠かせない!
*
ほっこり つやつやになって。
夜空の下に出てみれば
雪が、うっすら。
初雪です。
2011年も早ひと月、
可愛い元同僚の居る京都や 大事な第三の故郷、秋田、
想い馴染みのある各地ではすでに すごい雪が、降って降って、大変そう。
そんな便りも聞くけれど。
自分にとっては、本年の、初雪。
そんなに強くも 重くもない、
軽く、
ささやかな ささやきの雪。
音無く 夜の中に落ちては
何事も無く、消えてゆく雪。
*
そんなこんなで、
あっという間に、帰り時。
半日も無い、日帰り旅行。
今度はもっとゆっくり、、、
せめて、一泊。欲しいなあと、願いつつ。
去年は ひたすら、日帰り強行旅。
今年は もう少し、せめてもう一日と、願っている。
夜を、帰りを気にせず焦らずに、深々と過ごし、
お酒さえ傾けて、
やがて眠りに就き。
ひとつふたつ、不思議な夢を見て。
だけど早くに目覚めてしまって。
清らかな
洗われた 静けさの中の、青い蒼い夜明けを拝む。
昨日までとは 違う場所で。
そして
昨日までとは 明らかに違う気持ちで 始まる、
新しい何かが起こりそうな予感でいっぱいの朝を、
新しく、始められる。
そこまでして、旅はやっとひとつ、達成される気がする。
ひと眠りと、
ひと目覚め、
ひとつ、なにかが増えて、
ひとつ、なにかが消えて
なんとなく、ひとつ、変わる。
気がする。
今年も、なるべく、旅をしよう。
*
そういえば、
「変わらなくていいんだよ。
そのままでいいんだよ。」
って、
再会した友人が、ふつうのテンションで言った。
ドキッ とした。
「変わらなきゃ」
なんて、
前は 確かに想ってたりしたけど、
それはいったん乗り越えたつもりで、
今は、別にそんなこと、想ってないつもりだったけど。
*