さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

海外からの講習生

2013年02月22日 | 森の妖精便り

最近「グッモーニン」「センキュー」「シーユートゥモロー」の発音が良くなったと自負している、スタッフ吉野です

現在、海外からの講習生がお二人来られているのですが、そのお一人のDさんはほとんど日本語がしゃべれません。私との会話は身振り手振りなのですが冒頭のご挨拶だけでも、と思って言っているうちに、彼女の発音がなんとなく私にうつってきているようなのです

 

お二人は講習期間中に手織技術検定の講習受講と受検をされ、見事に3級、2級、A級に合格されました。おめでとうございます

慣れない生活の中で、さをり織りのあらゆる事を吸収しようと努力されているDさん。

体調がすぐれず、思うようにさをりの森へ来ることができなかったYさん。

その努力が実り、安堵と喜びの笑顔があふれた合格証授与式が2月22日(金)に行われました。

まずはDさん。彼女はまだしばらく、毎日さをりの森へ通われます。お見かけの際、英語が得意な方は話しかけてくださいね。

そしてYさん。彼女は2月で一度カナダへ戻り、初夏ごろに再度、さをりの森へご来館予定です。

 

このブログでも何度も登場している、手織技術検定とは、感性をあるがままに表現するための手織技術を広く一般に普及するためのものです。適切な「技術」によって作業が簡略化されたら、余った力を「感性を活かす」ことに振り向けることができるのです。

※試検とはいえ、これは自分がどこまで習得しているかを再確認し、向上のための目安として考えていただければと思います。