今朝、近所まで歩いて郵便を出しに行った。
横断歩道で、信号待ちをしていると、目の前に停まっている自転車に乗った男性が、
こちらをじーっと見ている。
私の他に、横断歩道で立っている人はいないので、どうやら私を見ているらしい。
私は、ハッとして、前髪を触ってみた。
大丈夫、カーラーはついていない。
そう。
私は以前、カーラーを前髪に巻いたまま、出勤したことがあるのだ。
次に、そうっとジャケットのボタンを確かめた。
大丈夫、ボタンを掛け違えてはいない。
そう。
私は、よく上着のボタンを掛け違えたままでかけてしまうのだ。
今度は、
「眉毛は・・・眉毛はどうだったろう・・・。」
と心配になった。
そう。
先週、レンタル屋さんに行って帰ってきたら、化粧をしてでかけたにもかかわらず、
なぜか眉毛だけを書き忘れていて、平安時代の女性のような間抜けな顔になっていたのだ。
しかし、鏡は手元にないし、眉毛は確かめられない・・・・。
・・・・と思っていると、自転車の男性は、信号で止まっていた他の車と一緒に、
私の前をすーっと通り過ぎて行った。
信号が変わったのだ。
あれ・・・?
信号が変わって、目の前を車が通り過ぎる・・・・?
ってことは、あの自転車の人は、赤信号で止まっていたのだ。
つまり私は、目の前の信号が青なのにもかかわらず、
信号が変わるのを待って、ボケ~~っとつっっ立っていたと言うことになる。
なるほど、これが、私をじっと見ていたわけか・・・・苦笑・・・・