朝食の配膳も終わり、主人と二人食卓につき、Sapoを待っているときのこと。
食卓には、前日買って来てオーブンで温めなおしたコロッケがのっていた。
表面がいかにも”サクッ!”として美味しそうに見えたので、
おもわず指(爪)で押してみると、想像通り、”サクッ!”と美味しそうな音がした。
その音があまりに美味しそうだったので、もう一度、指で押してみると、また”サクッ!”と音がする。
楽しくなってしまった私は、”サクッ!””サクッ!””サクッ!”っと
何度も爪でコロッケをさし続けた。
するとそれを見ていた主人に、
「何やってるの?子供じゃないんだからやめなさいね・・・・」
と止められてしまった。
・・・もっとやりたかった・・・・・。
食事の後、30分ほどするとおなかが痛くなってきた。
「少し休んだら治るかな・・・」
と横になっていると、それを見た主人が、心配そうに声をかけてくれた。
「Tsupiちゃん、どうしたの?」
「急におなかがいたくなったから休んでるとこ。」
すると主人は、ますます心配そうな顔でこう言った。
「Tsupiちゃん、それはコロッケの呪いだよ。」
私が呆れているところにSapoが入ってきたので、
「おとうさんったらまたバカみたいなこと言うんだよ。」
と事の顛末をSapoに説明すると、Sapoがこう言った。
「おとうさんもしょうがないとは思うけど、それ以前に、おかあさんがしょうがないね。
子供じゃないんだからやめようね。」
・・・やっぱりそっち・・・・?
・・・と言うわけで今日のイラストはコロッケ。
(絵をクリックすると高解像度の画像が表示されます。)