“さるかに合戦”  臼蔵 と 蜂助・栗坊 の呟き

震災や原発の情報が少なくなりつつあることを感じながら被災地東北から自分達が思っていることを発信していきます。

復興予算が使い切れないとは

2013年07月30日 06時01分57秒 | 蜂助の呟き

こんにちは、蜂助です。

今朝も雨降り。もう何日、まともな太陽を見ていないのか忘れてしまいました。モグラになりそうです。現在、部屋の温度は23度、たぶん外は21度位だろう。あさってから8月だというのに、いつになったら梅雨が明けるのだろうか。

大雨の被害が大きい山口県、広島県、そして北陸の方にお見舞い申し上げます。学生時代に津和野に旅行をしたことがあります。津和野駅の裏手の少し小高いところに可愛いキリスト教会があったり、町中に鯉が泳ぐきれいな水路があったり、古い民家がたくさん残っている歴史のある町だと記憶しています。古い歴史のあるこの町が洪水で被害を受けるなんて信じられません。

ポーチュラカ    この植物は葉肉が厚く多肉植物に近い性質を持っており、乾燥に強い植物です。この花が好きで、毎年苗を買って植えています。ピンクと黄色の一重、そして濃いめのピンクの八重を植えたのですが、どれも元気がありません。暑い夏だったら、毎日毎日、輝くようなはち切れんばかりの花を咲かせますが、今年はまばらです。八重のものは花も咲かせてくれません。先日、ニューギニアインパチェンスが元気だと書きましたが、この植物は対照的にげんなりしているようです。

今朝のニュースで、復興予算のうち9兆円のうち1兆2千億円が使い道が無い不用額になったと報道されています。また、復興の工事の入札が不調になっていることも同じく報道されています。被災地に行くと、何も無くなった荒涼とした土地に唖然とされますが、こんな報道に触れると悲しい気持ちになっていまいます。行政や工事関係の方たちは一生懸命やっているのでしょうが、歯車がかみ合っていないのが残念でなりません。

仙台市長選が始まりましたが、現職市長の奥山えみ子がひどいことを言っています。私の聞き方が歪んでいるのかもしれませんが、こう聞こえます。要約すると、東日本大震災で宮城県内で大規模半壊や全壊となった人たちの約3万世帯は自力で立ち直って引っ越したりしてもう大丈夫になった。仮設住宅に居る1万世帯弱も早く通常の生活に戻ってもらいたい。まるで仮設住宅から早く出ていけ、と言っているように聞こえます。奥山は被災者と絶対に会おうとはしません。岩手県と福島県が継続しているのに宮城県だけが打ち切った、被災者の医療費無料の措置を再開してほしいとの要望を携えた仮設住宅の町内会長さんたちの代表にも理由とこじつけて会おうとしません。「お金ないからやれない」と言い続けるなら、仮設住宅の町内会長さんたちの目を見てそう言えばいいじゃないですか!こんな市長はやめてもらいたいものです。